【エンタメ業界の挑戦】【22卒】バンダイナムコエンターテインメントの夏インターン体験記（理系/2dayインターン）No.15643（法政大学/男性）（2021/6/18公開）

エンターテイメント業界に興味があったため最大手とも言えるバンダイナムコエンターテイメントのインターンに応募しない理由などない。受かる受からないは別として、実力試しにもなると考えていたのが1番のところで、正直通過するとは思っていなかった。

同じ設問をアイデア段階から複数パターン考えて、その上で文章も何度も遂行し直す必要があると考えていたため、できるだけ多くの時間をエントリーシートの制作のために確保する事は心がけた。

エンターテイメント業界全般に言えることだと考えるが、圧倒的に文章と内容の面白さが問われていると感じる。

エンターテイメント領域の新規コンテンツの企画

会社の概要説明や事業領域の説明の後、グループワークメンバーの発表とテーマ発表があり、グループワークを経て企画発表と講評が行われた。

エンターテイメント領域の市場について

エンターテイメント領域の新規事業企画

1日目にやったこと

会社や事業領域に関する説明があり、その後テーマ発表とグループメンバーの発表がされ、グループワークが開始される。グループワークは時間いっぱいまで行われ、社員の方への中間報告を行い1日目が終了。

2日目にやったこと

2日目の前半は、前日のグループワークディスカッションの続きから再開され、発表用の原稿や資料の作成を経て各グループの発表が行われた。その後社員の方々による講評、全体講評が行われ、今後のイベントの告知の後にインターンが終了。

人事

なし

社員の方々は、最後のグループディスカッションの発表後に行われる講評だけではなく、1日目や2日目の前半戦でのグループワークにも時々顔を出してくれて、話し合いの進行度の確認やアドバイス、学生からの質問にも回答してくれた。

2日以上にわたるグループワークインターンで最も大変だった点は、一日目の夜に十分な休息を取れないことにある。グループワークのテーマが非常に難易度が高く、話し合いが思うように進まず1日目の夜も話し合いを自主的に続行したため、体力的にも非常に厳しいインターンであった。

グループワークに参加していた学生は皆非常にレベルが高く、進行などで苦労する事はほとんどなかった。

本選考でもグループワークが行われる企業は多数あるため、非常にレベルの高い学生に囲まれている環境で行われるグループワークディスカッションを体験できたと言う意味では非常に有意義であったと感じる。他者のクリエイティビティに触れられる事は、自身の考え方や価値観のアップデートにつながるため非常に良い経験だったと思う。

テーマが当日発表であるため、事前準備と言うのは基本的に難しいと思われるが、エンターテイメントに関係する内容である事は変わらないと思うので、とにかく日常の中で思いついた面白いアイディアやコンセプトを蓄積しておくことが重要だったと考える。

おそらく、非常に実践的で現実的なグループワークのテーマで、入社後も同じようなことをする機会が非常に多いのだろうと推測されるが、それを踏まえてもこのようなディスカッションを仕事の中で行うということ自体が非現実的であるため、この企業で働いている自分を想像する事は難しかった。

一番に挙げられる事は、参加者・志望者の圧倒的なレベルの高さにある。最終的に内定が出る人数も少ないと言うこともあるが、ほとんど内定辞退者が出ないこと、加えて就職浪人をしてでもバンダイナムコに入りたい人が一定数いることを考えると決して簡単な道ではないと感じる。

正直インターンの二日間は、今まで経験した中でも屈指の地獄であったと振り返って感じるが、それを差し引いてもこのような話し合いや企画会議をなりわいにできると言うのは、非常に魅力的であると言えるだろう。大変さも含めてエンターテインメント領域に携わる面白さというものをインターンで感じることができた。

インターンシップの倍率は非公開であるものの、本選考の一次面接などよりも高倍率であると予測されるため、参加していたという事実そのものが、実力を示す実績になり得ると考える。

インターンシップに参加する以前は、漠然とエンターテインメント系の企業や業界に興味がある、といった程度であったが、インターンシップに参加した後は、明確にエンターテインメント業界や企業に興味関心を強く抱くようになり、バンダイナムコの関連企業や他のエンターテインメント企業にも興味を抱き、説明会などにも参加するようになった。

インターンシップ参加前は、有名企業であると言う程度しか認識がなかったが、インターンを通じて他の学生と交流していく中で、いかに多くの学生がバンダイナムコエンターテインメントへの入社に強い熱意や思いを抱いているか実感することとなり、自身も本気で挑まなくてはこの中で生き残ることはできないと感じ、
気持ちが引き締まった。