【グローバルなイノベーション】【22卒】ネスレ日本の冬インターン体験記（文系/ネスレチャレンジプログラム）No.12017（神戸大学大学院/女性）（2020/12/9公開）

動機は、もともと関心があった食品メーカーであった事と、グローバルに展開する企業であった事。そして、ネスレパスコース という選考プロセスが他社にないユニークなものだったため。このプロセスは、他社でWebテストなどで人柄を見られる前に落選する経験の多かった自分にとって、企業への本気度が伝えやすいと感じた。

事前にあらゆるサイトで選考についてリサーチをした。また、求める人材と自分の強みをマッチさせられるようなポイントを探した。ESについては、８日間の比較的ウェイトの重いものなので、2日に１度か毎日必ずやるというペースで進めた。（なお、提出のタイミングは最終日にすべてまとめて提出でも選考の通りやすさなどには影響しない模様）面接では、常に簡潔にハキハキと答えるように心がけ、面接官に合わせて硬くなりすぎないように心がけた。

ネスレの資産に関する事前リサーチを元に、新しい新規事業（イノベーション）を考えるという個人ワーク

1日目にやったこと

すべて個人ワークで、事前課題であったネスレの資産やその価値についてのまとめを用いて、新しいネスレのイノベーションを考えるというもの。時間はday1終了の1時間後で、それでもかなり時間が足りないように感じた。しかし、事前の事業内容やネスレの特徴などを調べているとかなり役に立つ。

2日目にやったこと

Day2は、個人ワークをもとにグループメンバーと各々の案について意見を出し合い、最もよいと思うアイデアを選出し、それを元にブラッシュアップした案をプレゼンするもの。これについてもかなり時間はタイトであり、ギリギリだった。オンラインであるために話をまとめたり、共通の資料を編集するのに手間がかかった。またプレゼン後にはまた異なるテーマでディスカッションが行われるが、それもネスレの事業に関するものだった。事前に企業研究をしていると活かせるものが多くあった。

人事部の方々

ネスプレッソマシン

個々へのフィードバッグはなかったが、2つめのグループワークの終了時に担当していた社員の方から、チームの結果や全員の包括的な立ち振る舞いについてのフィードバックを頂いた。かなり抽象的なものだったので、自分がどのように評価されたのかは不明。

すべてのワークに課せられる時間がかなりタイトだった。2daysという短い期間で、day1がほとんど個人ワークだったため、グループメンバーと1日目から対面できるような機会があればさらに円滑に進んだようにも感じた。そこはオンラインであるために、学生同士で個々に知り合うタイミングがない事がネック。

周りの学生のレベルが非常に高く、頭の回転が早い・話すのが上手な参加者が多い。そのため、上には上がいるという意識が強く持てたし、他のチームメンバーも切磋琢磨できるような方ばかりだった。また、社員の方々の空気感も感じる事ができたため、社風なども直接的に伝わったと感じる。

事前の企業研究はかなりグループワークに活かす事ができると感じる。また、そこに自分の個性を入れ込む事ができれば、自分にしか出せないイノベーション案にもなるのではと考える。

もともと志望度が高い企業だったため、働きたいという気持ちは大きかった。また、事業内容や今回のグループワークも自分の関心のある内容だったため、自分の関心と重なるような事業をしているネスレで働きたいという思いが強くなった。社員の型の空気感も自分に合わないとは感じなかった。

出るか出ないかでいうと不明。周りの学生のレベルが高かったため、人柄重視とは言ってもどのような基準で選ばれるのかはわからない。インターンが本選考のプロセスの1つであるため、これに参加して内定がでるかどうかはインターンの中での言動などがネスレとどうフィットするかが重要だと感じる。

もともと志望度が高い企業だったことも大きく影響しているが、インターンシップに参加して周りや社員の方々のレベルの高さを肌で感じることができ、自分もこのような環境で刺激を受けたいと感じた。インターンが選考と直結であるため、志望度は受ける前と変わっていない。

この2Daysチャレンジは選考直結のものだったため、参加時もその旨を伝えられていた。このインターンで落選すると再度志望できないのはネックだが、志望度が高ければきちんと対策し参加することで内定には関係する。

もともとは外資系の消費財メーカーなどを見ていた。また、広告代理店や国内の食品メーカーを中心に志望していた。主に業界は広く見ているが、そこまで外資・内資は気にせず、その企業の事業内容や社風、福利厚生などをみて判断していた。また、自分の関心のある事柄を仕事上でも活かせるような職種として広告代理店の志望度も高かった。

福利厚生や働き方を重視するようになった。また、コロナ渦で職種によっては先行き不安なところもあると感じたので、そのような面でも安定性は重視するようになった。また、就活という側面からは、選考プロセスで人柄を重視して審査するような企業で働きたいという思いが強くなった。しかしながら、大企業に就職し自分のもつ影響力が小さく、複数人のなかの1人になるかもしれないという点では悩みどころだ。