【未来を拓く製薬の先へ】【23卒】 日本新薬 臨床開発職の通過ES(エントリーシート) No.92001（静岡県立大学大学院/非公開）（2022/7/1公開）

私が製薬業界の現状や課題について知っていることを以下の3例に示します。 1点目は薬価改定による企業の収益減少に伴う企業の動きです。これを受け日本国内のメーカーは海外へ進出し販売促進を図るため、世界の企業を相手の競争することが強いられ、グローバル力が求められていると私は解釈しています。 2点目はアンメットメディカルニーズへの対応です。人生100年時代到来に際し、依然オンコロジーや中枢神経系領域に代表される難病や希少疾患は有効な治療法が少ないため、社会的貢献度も非常に大きく新薬開発余地も大きいため、各製薬メーカーが開発にしのぎを削っている状況だと考えています。 3点目はITやAI導入による開発効率化です。これら導入により候補化合物や治験対象者のスクリーニングからデジタル治験の実施など様々な新薬開発の効率化が期待されます。これにより企業は膨大な開発コストや時間を短縮できると考えています。 続きを読む

私が将来必要だと思う能力は以下の２つです。 １点目は常に変わる新しい状況や環境、システムに柔軟に対応する能力です。製薬の現状で述べたとおり、製薬業界はDXの加速による新規モダリティの開発やグローバル展開の促進などこれまでと大きな変革を要すようになりました。今後もこのような変革は必要であれば続くことが予想されます。そのため、常に変わりゆく状況やシステムに合わせ成長し対応させていく必要があります。 ２点目は人にしか出来ないことを高水準で行う能力です。具体的には思考力や考察力、協調性になります。これは10年後には多くの業界で一部業務のデジタル化と効率化が推進されている事と思います。そこでAIにはない、０から１を生み出す思考力・高い倫理観をもち、他人を気遣いながら協調する人材は10年後も必要とされ続けると考えます。 以上より柔軟な吸収力と、他人と協力し考え抜く能力が重要だと考えています。 続きを読む

貴社は1919年に京都新薬堂より事業継承し創業した、日本でも数少ない製造を原点としもの作りを重んじてきたヒストリーをもつ製薬企業であると存じております。 また1961年に食品部を新設したことをきっかけに、機能食品事業と医薬品事業を軸にヘルスケア分野へ貢献することで「存在意義のある会社」を目指していらっしゃると解釈しています。「人々の健康と豊かな生活作りに貢献する」経営理念のもと「高品質で特徴ある製品提供」「社会からの信頼を得る」「一人ひとりが成長する」を方針とし、これまでの低分子、核酸医薬ら創薬基盤に新規モダリティを組み入れた新薬創出や、ESG経営への取り組み強化に代表される第六次中期経営計画に取り組まれていらっしゃると考えています。とりわけウプトラビを初めとする成長ドライバーの利益をNS-065/NCNP-01のグローバル展開へ再投資し、欧州、中国の早期承認取得をすることは最重要項目としているように感じました。 私は貴社の「一人のために本気になれるか」というコンセプトをきっかけに貴社への関心が高まりました。これは叔母をがんで亡くした事をきっかけに病気で苦しむ人に貢献したいと思い薬学を志した私の背景とマッチしたためです。そして貴社の注力領域には希少疾患や難病があり、実際にビザーダやウプトラビといった希少疾患に対する治療薬を開発した実績があることから、数少ない患者様のためにも本気で新薬開発に取り組む気概とノウハウを持ち合わせた会社である点に大変魅力を感じました。そこで貴社への理解を深めた上で本選考に臨みたいと思い、本インターンシップをエントリーいたしました。 またインターンシップに参加できた際には、貴社はどのように治療対象疾患を選定しているのかや、いくつもの希少疾患の開発においてプロトコル作成やリスク推定をどう対応しているのかについて伺いたいと考えております。 続きを読む