【鉄道最大手の挑戦】【23卒】西日本旅客鉄道（JR西日本）の冬インターン体験記（理系/1Day仕事体験駅機械システム系統）No.21443（非公開/非公開）（2022/3/25公開）

夏の時点で、自分が働きたい企業の条件として考えていた、インフラ系の企業・関西に拠点がある企業の２つを満たしていたからです。その中でも、鉄道会社では最大手であるJR西日本はとりあえず経験しておこうという気持ちで応募しました。

ESのみの選考だったため、インパクトを与えられるように、自分の経験・時事ネタも入れるように心掛けました。

選考はESのみであったこと、それに加え抽選という形式だったことから、重視された点は特に感じませんでした。

駅機械システム導入のグループディスカッション

駅機械システム業務に関するグループディスカッション→発表・質疑応答→座談会

既存の駅において、駅機械システム設置による問題解決

１Day仕事体験　駅機械システム系統

1日目にやったこと

2つの実際にある駅を例に挙げてより良い駅にするためには、どのような駅機械システムを設置するべきか考えました。1班5～6人の版が3班あったのですが、それぞれの班で意見をまとめ、発表し質疑応答の時間もありました。グループディスカッションのフィードバックをいただいた後、社員さんとの座談会の時間が設けられました。

駅機械システム系統の若手社員の方

なし

グループディスカッションの後、社員の方々との懇親会がありました。なぜ機械システム部門を選んだのか、仕事をしている上でのやりがい・大変なことを詳しくお聞きすることができました。

実際にある駅を題材にして話し合いを行うのですが、私以外の班のメンバーはそれらの駅について知らず（大阪にある駅を題材にしていたが、地方出身の方が多かった）、班の全員で実際の駅と、そこから発展した理想とする駅のイメージを共有するのが難しかったです。

インターンシップの大部分はグループでの話し合いだったので、同じグループの方とはお話しする時間は長かったです。

駅機械システムの部署を設置しているのは鉄道会社の中でも珍しいこと、駅機械システムに特化しているからこそ、お客様の要望を考え、より使いやすい駅を目指すことができると知りました。改札・券売機だけを見ても、種類はとても多いそうで、その中から選択をし、保守点検作業まで行うのが仕事だと学びました。

インターンシップ参加後からは、駅ごとに使用している機械が異なると知ったので、それ等に注目するようになりました。参加前から注目しておけば、より実のあるインターンになったのではないかと感じています。

主な仕事内容としては、担当地区の駅機械システムの導入・点検を担当するそうです。若手のうちは、担当地区が都市部よりも地方が多く、1人で担当することも多いと聞きました。裁量権もあるのだろうなとは感じたのですが、自分が機械を導入し、点検まで行うことができるのかと案じ、働いている姿を想像することは難しかったです。

入社後数年は都心部よりも地方で働くことがほとんどだとお聞きしたのですが、私は、地方に行ってもよいかという質問をされたときに、「どこでも大丈夫です」とは言えないだろうなと思います。部門としての採用人数は6人ほどと少ない中で、地方に出ることに消極的な姿勢だと雇われにくいのだろうなと感じました。

業務地が地方になれば、その近辺に住む必要があるという点は自分の理想とは違うなと感じました。しかし、他社には珍しい駅機械システムに特化した業務に興味を持ったこと、鉄道会社の中では女性も増えている部門と聞いたこと、福利厚生がきちんとした会社であることがよくわかったので、志望度としては上がりました。

インターンシップに参加していないと、駅機械システムの業務の体験をする場というのはあまりないのだと思います（他社にはあまりない部門だということなので）。それを理解できるという面だけ考えても、有利になると感じています。

地元である関西に拠点を持つ企業、その中でもインフラ系の企業で働きたいと考えていました。インフラ系の企業を志望していたのは、実際に人々の生活に役立っている様を見ることができる仕事のほうが、やりがいを感じられると考えたからです。また生活に必要不可欠なことから、将来どれだけ社会の様式が変わっても、仕事がなくなってしまうことがないと考えたからです。

JRという元は国の組織であった大きな企業で働いている方なので、固くて真面目な方が多いのだろうなという印象でした。もちろん真面目な方は多いのですが、グループワークの途中や座談会でお話をしてみると、気さくにお話しして下さり、学生の質問にも真摯に答えてくださっていたのが印象的でした。社員の方々が福利厚生が良いとおっしゃっていて、やはり大きい会社の方が、そのような仕組みは整備されているのかもしれないなと感じました。