
23卒 インターンES
ハッカソン(フォークリフト×強化学習)
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Q.
研究室での研究内容について教えてください。(100字以内)
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A.
近年、5G等の無線通信技術が発展する一方、通信の安全性を強化することが重要視されています。この課題に対し、カオスというランダムな現象を通信に応用し、従来より安全な無線通信システムの構築を行っています。 続きを読む
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Q.
過去、機械学習に関してどのような学習・開発・研究をされてきましたか? (300字以内)記載可能な方は具体事例を交えて教えてください。
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A.
トヨタ技術会主催の「自動運転ミニカーバトル」において、ミニカーの走行制御に機械学習を応用しました。このバトルではミニカーにセンサを設置して障害物との距離を検知しながら、規定コースの完走を目指します。私のチームは「機械学習を用いてセンサの値から最適なハンドル角度を出力すること」に挑戦しました。私はチーム全体の機械学習への知識を深める工夫として、セミナーへの参加とその知識共有、情報系の友人による輪講等を企画しました。その結果、全員で知識レベルを揃えてPDCAサイクルを行うことができ、精度の高い回帰モデルの実装及びコースの完走を実現しました。本経験から教師あり学習の概要から実装までを習得できました。 続きを読む
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Q.
過去、Pythonに関してどのような学習・開発・研究をされてきましたか? (300字以内)記載可能な方は具体事例を交えて教えてください。
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A.
Pythonを使用した経験は2つあります。1つ目は研究活動においてです。5Gの主要技術である誤り訂正符号や複数アンテナ伝送等を用いた通信システムをPythonにより実装して、シミュレーションを行うことで無線通信の基礎を習得していました。2つ目は機械学習と同様、自動運転ミニカーバトルにおいてです。ミニカーの自動運転実現のために、約半年間Pythonを用いてセンサ値の取得、PID制御、機械学習の適用等を実装しました。また、その過程において当初Pythonの経験が乏しかった私は積極的に経験者の方からの知見を吸収し続けることで、終盤はメンバーを指導する側に回ることができる程使い慣れることができました。 続きを読む
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Q.
その他PR事項などあれば記載ください。(400字以内)
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A.
私の強みは「積極的な交流から得た広い視野で課題に取り組める」ことです。この強みは研究活動で発揮されました。私は無線通信の安全性強化を目的として、研究室独自の暗号化技術の検討を行っています。そのため先行研究が少なく、多角的な視点で物事を考えることが重要でした。そこで私は意思疎通を通してその能力を養う試みをしました。具体的には、週に1度研究室の方々と意見交換や議論を行う「チーム会議」の場を設けました。そこで着眼点や考察方法を積極的に聞き出すことで自分にはない視点を吸収していきました。この取り組みを続けた結果、新しいアイデアを生み出すには「固定観念を取り払う」ことが重要であると気づきました。そして、本来「通信品質を向上」させるための技術を「演算量の削減」にも応用する手法を考案し、暗号化技術に適用するという成果を出すことができました。この成果でこれまでで2件の学会発表を行い、高評価を頂きました。 続きを読む