
23卒 本選考ES
JOB-MATCHコース 総合職 ネットワークエンジニアコース
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Q.
あなたの研究内容、もしくは勉強してきた内容を、自らが実際に行った役割を交えて、詳しく教えてください。併せて、それをソフトバンクのエンジニアとしてどう役立てたいか、教えてください。(200字~)
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A.
私は無線通信分野で「カオス現象を用いた情報暗号化手法」の検討をしています。近年、医療・教育等、様々な分野でICT化が進行しています。それに伴い、個人情報等の機密情報を扱う場面が増加しており、無線通信の安全性を強化する事が重要視されています。この課題に対して、情報を電波に変換する過程で暗号化を行う独自の技術を用いることで、従来よりも安全な無線通信システムの構築を行っています。私は本技術の課題である「受信者が必要な演算量の削減」に取り組みました。しかし、当初は新しいアイデアを創出するプロセスが不明瞭で有効な手法を考案できませんでした。そこで、私は意思疎通を通して様々な方から思考プロセスを吸収することを考えました。具体的には、研究の進捗報告時に技術的な質問に加え、提案した手法に辿り着いた論理的な道筋を積極的に聞き出しました。この取り組みを続けた結果、新しい手法の考案には固定観念を取り払うことが重要だと気づきました。そして、本来「通信品質を上げる」ための通信技術を「演算量削減」という全く異なる用途にも拡張し、通信品質を維持しつつ演算量を1/4に削減する手法を考案できました。本経験から、意思疎通を通して自分の視野を広げ、困難な課題に対して執念深く取り組む事ができると自負しています。貴社は「情報革命で人々を幸せに」という理念の下、常に革新的なサービスを生み出し続けてきました。このような進歩の速い事業を根底から支えるネットワークエンジニアは多くの困難に直面すると思います。時代とともに変化していく人々の当たり前に応えるため、仲間と共に困難に執念深く取り組むことで、より豊かな社会を実現していきたいです。 続きを読む