【21卒】東洋ビューティの夏インターン体験記（理系/製品開発職）No.9952（東北大学大学院/女性）（2020/7/21公開）

業務内容や1日の流れを知ることができたのに加え、実際の業務を一部体験することもできたので、製品開発の仕事について理解を深めることができました。特にOEM/ODMならではのやりがいや魅力を自分なりに見つけることができたので、インターンシップの目的を達成できたと感じました。

ハンドクリーム作りの際には様々な原料を使用したので、化粧品の成分に関する知識をもっと身につけた上で臨んでいれば、それぞれの原料の役割まで理解しながら取り組めてよかったのではないかと思いました。

研究所や工場を実際に見学できたことに加えて、実際の業務を体験したり、先輩社員の方々と直接お話ししたりすることもできたため、働くイメージがわきやすかったです。ただ、今回体験した業務はOEM寄りのものだったので、ODMの具体的な業務の流れはイメージしづらかったです。また、宇都宮研究所では製品開発しか行っていないため、基盤研究に関しては、講義形式の業務説明のみでは十分理解を深めることはできませんでした。

インターンシップに参加したからといって、本選考で優遇されるということは特にありませんでした。しかし、インターンに参加したことで会社への理解が深まり、働くイメージをより鮮明にできたので、本選考でも説得力のある志望動機が語れそうだと感じました。

基盤研究をやるには大阪の研究所に行かなければいけないということが、関東勤務を志望する自分にとっては志望度が下がる要因になりました。また、ファンデーション等のメイクアップ化粧品を取り扱っていないと知ったこと、宇都宮駅からのアクセスが良くなかったことも、志望度が下がった理由でした。

インターンに参加しても、早期選考やES・説明会免除の案内はありませんでした。しかし本選考の際、インターンで話した内容を人事の方が覚えていてくださったこともあったため、印象を残すことには繋がっていたと思います。最後にインターンの感想やキャリアプランを紙に記入し発表する場面がありましたが、その際に書いた紙は一度回収されたため、印刷したものが選考時まで保管されていたのではないかと思います。

インターンシップ参加後のフォローは特になく、個別に社員の方と連絡をとるようなこともありませんでした。

高校生の頃から化粧品業界を志望しており、他の業界は全く見ていませんでした。CMで目にするような企業しか知らなかったため、BtoCの大手化粧品メーカーに入社したいとなんとなく考えていました。ただ、本当に自分は化粧品業界に合っているのか、化粧品以外の業界も受けるべきかという迷いは少しだけ感じていました。

志望業界について少し迷いがありましたが、業務体験や研究所見学を通して、化粧品業界に行きたいという思いを再確認することができました。ただ、今回体験した製品開発職の業務は研究というよりは料理に近い業務で、イメージしていた「研究職」とは異なっていたため、基盤研究寄りの職種のほうが自分には合っているかもしれないと感じました。そのため他社のインターンで他の職種も見てから、自分の適性を見極めたいと思いました。