【財務分析を楽しく学ぶ】【23卒】日本生命保険相互会社の冬インターン体験記（文系/資産運用コース）No.21796（非公開/男性）（2022/3/25公開）

前提として金融業界を中心に就職活動をしていた。大学3年生12月まで参加していたインターンのほとんどは営業職(総合職)向けのものであった。そのため、他の職種も見てみようということで資産運用部門のインターンシップに応募した。

就活会議やunistyleなどを活用し、過去のインターンシップ参加者のESから構成等を学んだ。資産運用とはどのようなことをしているのか調べた。

なぜ資産運用コースのインターンシップに参加したいのかを明確に書いた点。私の場合は、「これまで営業向けのインターンシップにしか参加してため、資産運用部門についても学びたい」と学習意欲をアピールしたつもりである。

財務諸表を読み、投資先を選定するグループワーク

インターンシップ実施時間は、1・2日目は3時間ほどのみで、3日目のみ7時間ほど行なった。そのため、1・2日目は3日目の午前中の発表準備という感じだった。3日目の午後は社員さんとの座談会を行った。

資産運用部門がどのようなことして、どのような貢献をしているのかを知ることができた。また、社員さんとの座談会から志望動機等を伺った。

財務諸表を読み、そこに投資するかを選定するグループワーク(発表あり)

1日目にやったこと

簡単な会社説明ののち、グループに分かれて自己紹介を行った。グループワークの内容は、3日目午前中の発表に向けた準備を行い、資料(財務諸表)を読み、分析を行なった。

2日目にやったこと

2日目も1日目と同様に、発表準備のための投資先の選定を行なっていた。選定が終わり次第、発表資料をグループメンバーと分担をしながら作成した。かなり時間は厳しい状況でしたが、残業はなかった。

3日目にやったこと

3日目の午前中は発表がメインであったが、発表の前に1時間ほど準備時間が設けられていた。その後に発表を行い、フィードバックをいただいた。午後は座談会がメインで様々なお話を伺った。

人事部の社員さん

なし

インターンシップの冒頭に簡単な会社説明があった。グループワーク中は適宜、進捗を確認しに来てくださったり、学生疑問に対応していただいた。インターンシップの総括フィードバックでは積極性を評価いただいた。

グループワークでは投資先を選定するために財務分析を刷り必要があった。私は文系の学生であるため、あまり得意ではなかった点で苦労した。それに伴い、発表内容に自信をもてなかった点で、発表も大変であったといえる。グループ内に財務分析や数字に強い学生がいないとかなりキツいと思う。

グループワークがメインのインターンシップであるため、交流が多い。またワークの内容も財務分析を行うため、数字に苦手意識がある学生は発表資料作りを頑張る等の役割分担がうまくできた点は学べた点と言えるだろう。

資産運用部門では何をしているのか、それがどのような貢献になっているのか、を理解することができた。初めて知ったこととして、お客様からお預かりした保険料を運用し、利益を出すことでお客様の保険料引き下げに貢献しているという点がある。今後の就職活動に役立つかは置いておいて、知見が広がったインターンシップであった。

特に準備はしませんでした。理由は、商学部に所属しているということもあり、財務諸表を少しは読めたためである。

資産運用部で働く姿をイメージすることはできませんでした。理由は、インターンシップに参加した結果、そんなに楽しいとは感じれなかったためである。ただインターンシップに参加したことで、事業理解を深めることはできたので、資産運用部者に興味がある学生には是非参加していただきたいと思う。

資産運用部門に関しては内定が出ないと感じた。理由は2点ある。1点目は、周りの学生が理系が多く、学歴も高い学生が多かったからだ。2点目に私の指導度が内定者レベルまで高くなることはないと感じからだ。私は、業務自体にそんなに楽しさややりがいを見出すことができなかった。

インターンシップに参加して、具体的な事業内容、業務内容を理解することができた。しかし、それにより自分には資産運用に向いていないと感じた。また、営業を行うとしても、個人営業となるので(代理店への営業ではないので)、自分にとってはかなりキツいと思う。

私の場合(MARCH大)、インターンシップ参加のみで選考に有利になることはなかった。その後のイベント(説明会、選考セミナー等)に積極的に参加することで優遇はあるかもしれない。少なくとも本選考で志望度を表すことになる。

志望業界は主に金融業界であった。金融は銀行・信託銀行・生損保・証券・リース等さまざまの企業を見ていた。具体的企業としては、三井住友信託銀行さん、三菱UFJ信託銀行さん、三井住友あいおい生命さん、東京センチュリーさん、SMBC日興証券さん等である。
金融業界を志望した理由は、お金の知識を身につけたいから、給与・福利厚生が高水準であるからである。

企業・社員さんに対する変化としては、非常に優しい社員さんが多いと感じたことだ。ワーク中に不明点を幾度となく確認したが、嫌な顔をせずに対応してくださったのは、好印象を抱いた。
志望企業・業界の変化に関しては、大手生命保険会社には行かないであろうと少し感じ始めた。そこでの営業はキツいと考えたいたし、資産運用部門もわたしには向いていないと感じたからだ。