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日本生命保険相互会社 報酬UP

【未来への安心と支え】【20卒】日本生命保険相互会社の総合職の本選考体験記 No.7726(慶應義塾大学/男性)(2019/7/23公開)

日本生命保険相互会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒日本生命保険相互会社のレポート

公開日:2019年7月23日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学
インターン
  • リンクアンドモチベーション
  • 伊藤忠丸紅鉄鋼
  • メタルワン
  • 明治安田生命保険相互会社
  • 東京海上日動火災保険
  • KPMG税理士法人
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まず、生命保険業界のビジネスモデルをよく理解しておいたほうが良いです。そのためにも、大手生命保険会社のインターンシップに最低一つは参加しておいたほうが良いでしょう。日本生命のインターンシップである必要はないです。というのも、生命保険業界は大手であれば基本的にどこも似たようなビジネスモデルなので、他社のインターンシップでも十分に日本生命がどういうビジネスを展開しているのかが理解できます(ちなみに私も日本生命のインターンシップには参加していません)。ビジネスモデルを知って仕事のイメージがついたら、自分が生命保険業界で何をしたいのかをよく考えるようにしましょう。これは必ず面接で聞かれます。次に、日本生命の強みが何なのかを知るために、新卒採用サイトやunistyle等の就活サイトの記事を読み込みましょう。親切に企業ごとの強み弱みを書いてくれているサイトが結構あります。しかし、ネットに載っている情報は表面的なことに過ぎないので、会社の裏話等も聞きたい方はOB訪問もするべきだと思います。実際に一緒に入社することになった友人は行ない、様々な情報を引き出していました。また、他社との差別化で"人"を使いたい場合も、OB訪問はしておいたほうが良いと思います。ただ、日本生命の総合職の面接は最終面接含めて7回あるため、OB訪問しなくても多くの社員の方に会うことはできます。

志望動機

日本生命の面接では、"志望動機を教えてください"というような直接的な質問より、"何故生命保険?"、"その中で何故日本生命?"のように少しずつ掘り下げるようにきいてくる傾向があります。したがって、志望動機は以上の二回の質問に答えられるように考えておくと良いです。最初の何故生命保険を志望したのか、という質問に対して私は、「より多くの人々に安心を与えて多くの人々の生活を支えたいからです。私は今年の〇月に△△を亡くしており、その時に私を含めた△△の親族が悲しみに打ちひしがれました。そのような中で、△△にかけられた生命保険によって親戚陣の経済的不安が緩和されたのを身近で見て、生命保険の魅力と必要性を実感しました。したがって、今後は多くの人々に生命保険を普及させ、私や親戚のような悲しみに打ちひしがれてしまった人々を救う手助けをしたいため、生命保険業界に入りたいです。」と答えていました。"何故日本生命なのか"に対しては、「二つあります。一つ目は、一番多くの顧客がいるからです。御社であれば、"多く"の人々に安心を与える、という私の夢が一番叶えられると思っています。二つ目は、業界一位だからです。私は学生時代に、○○に全国優勝を目指して打ち込んできましたが、全国二位で引退を余儀なくされました。社会人としては、ナンバーワンの組織でナンバーワンを目指していきたいです。」と答えていました。二つとも、他の学生と似ないように私の実体験に大きく結びつけた回答を用意しました。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文等)について、具体的に入力ください。 / 学生時代に自分自身が力を入れて取組んだことについて簡潔に入力ください。(3つ) / 上記の中で最も力を入れて取組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください。

ES対策で行ったこと

結論ファーストの文章にすることはどの設問でも心掛けていました。読み手を引き込めるような一文目を何度も修正を繰り返して完成させていきました。また、面接官の印象に残るように、他の学生と回答が似ないようにすることを工夫しました。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

他社用に受けていたSPIを使いまわしました。SPIは、ナツメ社の問題集を一周して対策しました。

WEBテストの内容・科目

SPI: 言語、非言語、性格診断 / 適性検査: 性格検査

1次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生2 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
4年目の社員(人事ではない)
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

相手の右目を見つめながら、声に強弱をつけて自分の想いをぶつけたところだと思います。また、全く緊張せずに堂々としていたところはかなり評価されたと思います。

面接の雰囲気

若手の方だったため、とっても穏やかで緊張感はゼロでした。質問もオーソドックスで、ガクチカがメインでした。深堀はほぼされません。また、OBOG訪問会という名目での面接なため、こちらからの逆質問が多めでした。友人は逆質問しかなかったそうです。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に一番頑張ったことはなんですか。

幹部として新戦略を導入し、所属する○○チームを強化したことです。日本の○○界はどの大学も個人重視の戦略を採っており、個の力が勝敗を左右していました。その中で強豪校に個の力で劣る自校が勝つには、連携重視な戦略に変えるべきだと私は考え、新戦略の導入を提案しました。しかし、他の幹部には反対する人が多かったです。理由は、それまでの戦略でもそれなりの成績を残せていたからでした。私は自分の提案を納得してもらうために動画を活用しました。提案した戦略が用いられた海外のプロの試合の動画を見せ、新戦略導入によるメリットを明示したのです。結果、主将を含めた皆を納得させ、去年の大会で新戦略を導入することができました。そして、この大会で長年勝てなかった強豪校に勝つことができ、八年ぶりに全国準優勝することができました。

何故○○(マイナースポーツ)を始めたのか。また、高校から○○を始めたと言ったが、高校に○○部ってあるのか。

△△(国名)に住んでいたときに体験してとても面白いと思ったからです。また、自分のキャラクター性をつけるためにも、他の人と違ったスポーツをやりたくて日本ではマイナーな○○を選びました。二つ目の質問ですが、仰る通り○○のチームは私が通っていた高校にはありませんでした。○○部がある高校は、日本には関西の高校一校しかありません。ですので私は、付属大学のチームに入りました。当時のキャプテンに大学進学時には活躍できるような選手になることを宣言し、何とか異例の入部を許可していただきました。ですので、大学に進学するまでの三年間は同期も後輩もいなくて寂しかったです。入部当初は正直お荷物選手で、困難ばかりでした。

2次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
回数ごとに年次が上がったが、五次までは人事ではない。六次だけ人事。
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

どのような面接官に対しても、一次面接の時と同じように堂々と振る舞い、相手の右目を見つめながら自分の想いをぶつけたところだと思います。また、一つ一つの回答を無理やり簡潔にしようとせず、わかりやすく論理的に話していたところも評価していただいたと思います。実際に〇次面接の面接官から、「ただ座って聞いているだけで全てがよく理解できた。話し方がとても論理的」というお言葉も頂きました。よく回答は簡潔に、と言われますが、複雑なことを説明するときは多少長くなっても丁寧に回答すべきだと思いますので、是非そこは意識してみてください。

面接の雰囲気

二次面接から面接中の学生が一人になり、少しだけ雰囲気が厳しくなる。二次面接はわりと穏やかだったが、三次面接からは面接官の笑顔が少なくなる。四次と五次は課長面談で、面接官の年次が結構高い。六次の面接官は人事で、実質最終面接。六次だけ鋭い深堀質問やケース質問みたいなものがあった。しかし、どの面接も質問内容は基本的に一緒だったため、一個にまとめさせていただいた。

2次面接で聞かれた質問と回答

○○の活動で新戦略導入以外で頑張ったことや困難はありましたか。

二年で最弱から不動の選抜選手になったことです。チームに入った当初、チーム内唯一の高校生だった私は、体格や経験の差故に活躍することは叶わず、むしろチームのお荷物でした。この状態でいることが悔しく、チームに価値を与えられる存在になりたいと強く想い、私でも存在価値を発揮できることはないかと必死に模索しました。そして、難易度が高く、チームの誰もがなろうとしなかった遅球を投げる投手になることを決意しました。この投げ方を教えられる人は周りにいなかったので、日本代表の方を訪ねたり、練習に招待したりして教わることで、習得することができました。結果、チーム内唯一のお荷物から、チーム内無二の選抜選手になりました。

日本生命の国内売上を上げる場合、何をした方が良い?

まだ生命保険を普及しきれていない人々に生命保険をより普及させていく必要があると思います。具体的には僕のような若い世代です。実際に私も△△の死というライフイベントがあるまでは生命保険の必要性をよく理解できていませんでした。若い世代へのアプローチ方法としては、学生が良く使用するアプリとの連携が一番効果的なのではないかと思っています。大人であれば、御社の営業の方々が直接家を訪ねたり、企業の昼食時間に訪ねたりすることでアプローチできると思いますが、子供は基本的に学校にいるためそのようにアプローチすることはできないと思います。なのでアプリです。その中でも、学生がよく使用するグーグルカレンダー等のスケジューリングアプリと連携し、予定に合わせて一日単位で加入できる生命保険を開発したら、若者が生命保険を使用する頻度が高くなるのではないでしょうか。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
10分
面接官の肩書
人事
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

あまり評価されている感じではありませんでした。作業的に質問が投げかけられました。最終面接は今までの面接の確認なんだと思われます。なので、今まで話した通りに話し、第一志望だということを伝え続ければ大丈夫だと思います。

面接の雰囲気

最終面接だけ場所が丸の内の本社です。面接場所も今までの簡易ブースと違って会議室なため、緊張感はあります。しかし、ここまで来た場合はほぼ内定が約束されているそうです。一次面接レベルのオーソドックスな質問と、軽い深堀がいくつかされます。入社意志を最後にきかれ、第一志望だということを伝えるとその場で握手します。

最終面接で聞かれた質問と回答

入社したらどの部署に入りたいですか。

ホールセール部門に入りたいと思っています。理由は二つあります。一つ目は、ホールセール部門は顧客が大企業だからです。私一人がソリューションを提供するだけでたくさんの人々に生命保険と安心を提供するこができるため、たくさんの人々に安心を与える、という私の夢を叶えるうえでホールセール部門は一番効率的だと考えています。二つ目は、生命保険という枠組みを超えたソリューションを提供することができるからです。ITの進化が目まぐるしい現代において、あらゆる企業は変革して挑戦しなければいけません。そういった挑戦をする上で彼らが抱える課題に応えることができるソリューションを提供することで、彼らの挑戦を支えたいと思っています。

○○(スポーツ)の活動以外で力を入れて取り組んだことはありますか。

長期インターンシップで責任者を務めた学生の斡旋事業です。私は、某大手IT企業の◇◇開発に必要なヒアリングを受ける大学生の、斡旋事業の責任者に抜擢されました。この◇◇の存在は世間に告知されていなかったため、極秘で事業を遂行する必要がありました。加えて、設定された斡旋目標値が高く、情報や人材の支援無く任されたため、この事業を任された当初は達成不可能だと思いました。それでも、周りに大いに期待されていたこともあり、全力で取り組みました。まず、私の人脈だけでは斡旋数を伸ばすことが難しかったため、リーチできる学生の範囲を広めるために、私とは違ったコミュニティに属する人を集めてチームを構成しました。これにより多くの学生にリーチできるようになったため、斡旋ペースは上がると考えていましたが、次にメンバーがきちんと稼働しないという問題が発生しました。この課題を解決するために、まずモチベーション向上を図って給与に歩合制度を導入しました。次に、皆と顧客の関係性を深めるために、顧客の責任者を交えたチーム飲み会を定期的に開催しました。これらにより斡旋ペースは飛躍的に上がり、目標値の二倍以上の斡旋に成功しました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

特に就活を辞めるようなことは言われなかったです。最終面接後は、時間帯によってランチやディナーに行きますが、それだけで、特に拘束等は無かったです。後日懇親会があります。

内定に必要なことは何だと思うか

他業界(特に金融系)よりも生命保険が良い理由はきちんと考えておいた方が良いです。日本生命は業界トップの企業だからなのか、ライバルを他の生命保険会社よりも他業界のトップティアだと考えている気がします。実際に、「東京海上受けてる?」「銀行は受けてないの?」「商社や不動産は受けるのか?」といった他業界の就活状況を聞いてくる質問が多かった印象です。また、日本生命は大学ごとに選考を行なっており、選考結果通知時期や面接日が大学ごとに違いますので、みんしゅうやがいしゅう等の掲示板の情報を迂闊に信じ過ぎないようにした方が良いです。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

シンプルですが、面接官の印象に残るかどうかだと思います。話し方や振る舞い、話す内容等全てにおいて他の学生とは違うタイプであろうとしました(勿論常識の範囲内です)。話すときは自信満々の顔でお腹からしっかり声を出していましたし、ジェスチャーも適度にしていました。ガクチカや志望動機も他人と被りにくいように、あえて過去ES等をあまり見ないで自分の経験に結び付けて考えていました。

内定したからこそ分かる選考の注意点

歴史ある日系企業ですので、礼儀等は注意したほうが良いと思います。また、体育会出身の方が多い印象なので、声もはっきりとお腹から出して体育会感を出すと印象が良いのではないでしょうか。インターンに関しては、参加していなくても特に問題はなく、周りに話を聞いたところ東京海上みたいなインターン優遇等も特になさそうです。

内定後、社員や人事からのフォロー

大学ごとの内々定者懇親会と全総合職内々定者懇親会があります。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 海外拠点で働きたい
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

明治安田生命保険相互会社

迷った会社と比較して日本生命保険相互会社に入社を決めた理由

常に一位でありたいと考える負けず嫌いな私にとって、日本生命が業界一位であることはかなり大きかったです。また、面接回数が明治安田生命と比べて二倍以上と多く、きちんと会社との適性を見極めてくれていたので、その上で内定をくれた日本生命であれば働きやすいのではないのかと考えました。個人保険の営業スタイルについても、イニシャル(社員の知人や親戚等)に積極的に保険を販売させようとする明治安田生命のスタイルは知人や親戚との関係性を壊してしまいそうで嫌だったため、イニシャル重視ではない日本生命のほうがいいなと思いました。

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日本生命保険相互会社の 会社情報

基本データ
会社名 日本生命保険相互会社
フリガナ ニホンセイメイホケン
設立日 1889年7月
資本金 1兆4500億円
従業員数 70,714人
売上高 9兆6391億2900万円
決算月 3月
代表者 清水博
本社所在地 〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋3丁目5番12号
電話番号 06-6209-4500
URL https://www.nissay.co.jp/ohsorry/sorry/sorry_ofhp_all.html
採用URL https://www.nissay-saiyo.com/
NOKIZAL ID: 1130262

日本生命保険相互会社の 選考対策

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