【21卒】コクヨの冬インターン体験記（文系/総合職(空間デザイン系)）No.12096（早稲田大学/女性）（2020/12/7公開）

コクヨは文具のメーカーという印象がとても強かったため，法人営業分野においてワーキングスペースのデザイン提案も行っている事実を知れただけでも大きな収穫だった。また，実際に社員と会うのは初めての機会だったので，社風や働いている人の雰囲気も知ることができた。

企業ホームページを参照し，企業の理念や法人営業，空間プロデュースに関わる領域でどのようなビジネスが行われているのかを把握しておくこと。

法人営業というビジネス領域に，コクヨらしさを見出すことができなかった。また，自分はBtoCの仕事に携わりたいとずっと考えていたため，BtoBの領域に従事する自分の姿をすぐに思い描くことは困難に感じられた。また，社員の人柄に強く惹かれたということも無かったため。

法人営業であれば，BtoCのステーショナリー事業よりも人気が些か低いのかもしれない。ただ，自分の性格に企業の社風がマッチするとは感じられず，受けたとしても選考を通過していくイメージがつかめなかった。また，優遇の案内も来なかったので，最終選考まで残れる確立は純粋に低いのではないかと推測した。

自分の人生においてコクヨと接点があった場面というと，就学期間で多用したノートや文具が大半だった。そのため，法人向けのオフィス提案という仕事に対して，志望度が上がることは残念ながら無かった。また，ファーストキャリアを，その企業の本業以外のサブ領域で経験することになるのはあまり嬉しくないと感じたから。

正直わからない。自分は本選考にはエントリーしなかったので，その後優遇してもらえるような動きがあったのかは把握していない。たった１日のインターンなので，人事の側も優遇したい学生を見つけるのが目的ではないように感じられた。

本選考に関する優遇の案内は，正式には来なかった。もし本選考にエントリーすれば，人事の方で優遇するつもりがあったのかもしれないが，本選考前に学生個人に向けた選考パス等のアナウンスは一切無かった。

もともとエンタメを志望しており，新聞，出版社，テレビ，広告，PR，デザイン系の会社を広く見ていた。中でも特に興味があったのは出版社の編集職だった。なるたけBtoCの事業で，後世にも物理的な影響(紙の本やマンガ)を及ぼせるような仕事を強く志望していた。同時に，電機メーカーや食品関連の企業も少し見ていた。

空間デザインの仕事自体は普通に面白いと思えたが，それをコクヨでやる意義，コクヨにしかできないオフィス空間デザインというものが具体的に想像できなかったため，コクヨやその他のメーカーへの志望度は増すことなく，インターン参加前と同じで引き続きエンタメを第一志望群に据え続けた。そのため，このインターンシップは志望業界に変化をもたらさなかった。