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キヤノンメディカルシステムズ株式会社 報酬UP

【未来を創る医療革命】【18卒】キヤノンメディカルシステムズの開発設計職の本選考体験記 No.4955(慶應義塾大学大学院/男性)(2018/2/13公開)

キヤノンメディカルシステムズ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒キヤノンメディカルシステムズ株式会社のレポート

公開日:2018年2月13日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 開発設計職

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まずは医療機器業界の業界研究のために,研究本を読み込み日本の医療のトレンドをつかむことから開始しして,個別の企業研究を行った.医療機器業界はひとくくりにされていてもそれぞれの会社で取り扱っている製品は全く異なるため,医療の中のどのフェーズに貢献できるかが異なる.したがって,医療に関わりたいということに加えてなぜ医療の中でもこのフェーズに関わりたいのかというところまでよく考え社会全体のトレンド等を織り交ぜながら説明できるようにしておくこと.OB訪問は必須というわけではないと思うが,チャンスがあればやっておいたほうがいいと思う.会社の人間複数人と話してみてその会社の雰囲気をつかんでおけば面接官と全く噛み合わないということは避けられるはず.

志望動機

 まだ世にないものを自分の発想をもとに作り出すことができ,その製品が人々の人生を変えるという点に大きなやりがいを感じるため,私は開発設計職を希望します.私は,大学院入学後から医学部と共同で再生医療に関する研究を行っております.この研究を通して,共同研究先の意見・要望を実験計画に盛り込みながら研究を進めていくような経験ができ,この過程で感じた難しさややりがいが,ドクターや技師などの医療現場の方々とともに進めていく医療機器開発の体制に魅力を感じるきっかけとなりました.
 また,大学時代に専攻していた機械工学で身につけた力学知識や,研究活動を通して培った3DCADやCAE解析などの技能は,貴社に入社後,設計を行う際に活かすことができると考えます.
 他にも,細胞や再生医療に関する知識は研究室配属後に新しく身につけたものですが,そのように過去の自身の専門にとらわれることなく,触れたことのない分野に関する知識も積極的に吸収・拡大しながら,ものづくりを通じて人々の健康と医療の発展に貢献していきたいです.

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
電話
通知期間
3日以内

ESの内容・テーマ

志望動機/得意分野・得意科目/研究テーマ/参加した学会・発表内容/学生時代に頑張ったこと/ボランティア・バイト経験/自己PR/希望職種と専門分野の関係性/

ES対策で行ったこと

就活サイトや大学のセミナー等を利用して志望動機を論理的かつ簡潔に説明できるように練習し,内容をブラッシュアップしていった.

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術系2人,総務1人
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

医療機器業界は会社ごとに扱っている製品が異なるので,自分がなぜ東芝メディカルを志望していて自分の研究はその中でどう活かせるか,製品の特徴を絡めながらを伝えるのが重要だと思います.

面接の雰囲気

面接自体は終始和やかに進んでいったが,面接官全員が年次の上の方だったので緊張はした.
質問内容は志望動機や研究内容などのオーソドックスなものばかりだった.

1次面接で聞かれた質問と回答

志望動機を絡めて自己紹介してください

私の強みは,「困難な状況でも前向きに取り組むことができる」という点です.私は,実験に用いる細胞を全滅させてしまった経験があります.直後は意気消沈しましたが,自らの実験への取り組み方を見つめ直す良い機会だととらえて多くの先輩方の実験時の様子を見学し,原因をつきとめて実験方法を改善した結果,研究をやり遂げることができました.入社後も困難な仕事に対しても前向きに取り組み,人々の健康に貢献していきます.
私が仕事を通じて実現したい夢は「ものづくりで人々の健康を支えること」です.中でも貴社のスローガンとそれを体現する開発姿勢には惹かれました.貴社では320列CTの開発をはじめとして,患者様の健康へ貢献するため世界初の開発へ果敢に挑戦されております.このように医療への使命感を持ち挑戦していく姿勢とそれを実現する技術力には”Made for Life”の想いが強く表れていると感じ,魅力的に感じたため,志望しました.

学生時代に頑張ったことを教えてください

私は研究に情熱を注ぎました.担当するテーマは医学部との共同研究であり,その是非に研究室の将来がかかった,重要なものでした.また,実施する実験はコスト上の理由から常に失敗の許されない状況で行わねばなりませんでしたが,私は何度もリハーサルを重ねてリスク要因を除去し,医学部と教授双方の意見を調整しながら実験計画を粘り強く検討しました.この結果,当初予定していた期間を短縮して実験を完遂できました.
また,研究以外では,5年間飲食店のキッチンでアルバイトを経験しました.働き始めた当初はチェーンの居酒屋でしたが,より高度な調理技術を身に付けたいと考え,徐々に客単価の高い店舗に移り,現在はフレンチレストランで働いております.入店した当初にはフレンチの知識はなく一から勉強する必要がありましたが,積極的にシェフに疑問点を伺うことで理解を深め,新メニューの提案を聞いていただけるまでになりました.

最終面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術系役員/総務役員/人事役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接はとにかく自分に入社の意思があることを強く伝えること.
特に東芝メディカルの技術系は勤務地が地方になることがほぼ確実なため,地方で働くことの抵抗感が全くないことを強調するべきだと思う.

面接の雰囲気

圧迫というほどではなかったが,少しピリついた雰囲気で緊張感があった.
質問内容はほとんど1次面接と同様で,学生に入社の意思が本当にあるのかを確認しているような印象だった.

最終面接で聞かれた質問と回答

医療機器業界を志望する理由を教えてください

私は仕事を通じて,「ものづくりで人々の健康に貢献したい」と考えています.こう考えるようになったきっかけは祖父の病気経験です.
以前まで祖父はいたって元気だったのですが,ある日突然体調を崩し,生死をさまようような危険な状態に陥りました.最終的に祖父は一命を取り留め,現在は自宅療養に切り替え,回復に向かっておりますが,のちに医師から聞いた話によると,緊急搬送時に病棟には空いている呼吸器が1台しかなく,それが埋まっていたら祖父の命は助からなかったとのことでした.
このような経験を通して,医療現場における医療機器の重要性を実感し,自身もその開発に携わることで,人々の健康に貢献していきたいという想いが芽生えました.

専門分野はどのように仕事に活かせるか教えてください

私は,大学院入学後から医学部と共同で再生医療に関する研究を行っております.この研究を通して,共同研究先の意見・要望を実験計画に盛り込みながら研究を進めていくような経験ができ,この過程で感じた難しさややりがいが,ドクターや技師などの医療現場の方々とともに進めていく医療機器開発の体制に魅力を感じるきっかけとなりました.
 また,大学時代に専攻していた機械工学で身につけた力学知識や,研究活動を通して培った3DCADやCAE解析などの技能は,貴社に入社後,設計を行う際に活かすことができると考えます.
 他にも,細胞や再生医療に関する知識は研究室配属後に新しく身につけたものですが,そのように過去の自身の専門にとらわれることなく,触れたことのない分野に関する知識も積極的に吸収・拡大しながら,ものづくりを通じて人々の健康と医療の発展に貢献していきたいです.

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定をいただいたあとは他の企業を辞退することを勧めてくるような感じはあったが,きちんと説明をすれば就活を続けられそうな雰囲気はあった.

内定に必要なことは何だと思うか

医療機器業界を志望するのであれば,各企業ごとに製品が全く異なるので,各企業が医療のフェーズで貢献しているか,各社の製品のものづくり的な特徴(機械系メインの開発なのか,材料系メインの開発なのか)といった分類を自分の中で明確にして,それらに加えて先輩社員の雰囲気や勤務地等を考えて志望順位を決めると良いと思う.実際に選考を受けてみた印象だが業界的に真面目で誠実なタイプの技術系が求められている感じがしたので,面接の際には下手に面白さをアピールせず,謙虚に振る舞うほうが良い.

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

とにかく業界研究・企業研究を徹底的に行い,自分のやりたいことと掛け合わせて志望動機を論理的に作りあげること.あとは面接の時には下手に自分を取り繕わず,ありのままで対処していけばおのずと自分にマッチする会社から内定をもらえると思います.

内定したからこそ分かる選考の注意点

OBは最大限利用すること.OBに評価されるとメンターがついて選考の一部をスキップすることができるようだった.それがなかった場合はかなり選考が遅くなるので,機会があったらOB訪問などは積極的に行ったほうが良い.

内定後、社員や人事からのフォロー

10月に内定者懇親会が開催されてその時に同期の顔合わせができた.

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

テルモ株式会社

迷った会社と比較してキヤノンメディカルシステムズ株式会社に入社を決めた理由

1つ目には,自分が研究内容は機械系の内容だったため,材料系の開発がメインのテルモよりも,東芝メディカルでならメカニカルな要素の多い開発ができると思ったから.
2つ目には,東芝メディカルは2016年にキヤノンに買収され,外部環境が変化したので
良くも悪くも変化の中で働くことができると思ったから.(個人的にはコンサバな体質の会社よりも過渡期の会社のほうが充実感が感じられそうだと思った).
3つ目には,年収.

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キヤノンメディカルシステムズの 会社情報

基本データ
会社名 キヤノンメディカルシステムズ株式会社
フリガナ キヤノンメディカルシステムズ
設立日 1948年9月
資本金 207億円
従業員数 4,571人
売上高 3344億9100万円
決算月 12月
代表者 瀧口登志夫
本社所在地 〒324-0036 栃木県大田原市下石上1385番地
電話番号 0287-26-6211
URL https://jp.medical.canon/
NOKIZAL ID: 1301748

キヤノンメディカルシステムズの 選考対策

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