就活会議では、Internet Explorer11のサポートを終了いたします。今後はGoogle ChromeやMicrosoft Edgeをご利用ください。
テルモ株式会社のロゴ写真
インターン参加で選考優遇あり

テルモ株式会社 報酬UP

【医療革新の先導者】【18卒】テルモの技術職の本選考体験記 No.4957(慶應義塾大学大学院/男性)(2018/2/13公開)

テルモ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

※ 参考になったボタンは、1度押すと変更できません。

2018卒テルモ株式会社のレポート

公開日:2018年2月13日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

医療機器業界は企業ごとに貢献できる医療フェーズが全く異なるので,業界のトレンド等を押さえた上で,テルモの業界内での立ち位置を把握しておくこと.例えば,自分が行ったこととしては,テルモは医療機器業界の中でも治療機器メインの会社なので,それぞれの治療機器がターゲットとしている疾患や.その患者数・市場規模を調べて自分がその機器の開発に携わった際のどんな人の治療に貢献できるか明確にイメージできるように心がけた.
また,2月頃に開催されたインターンシップフォローアップセミナー(3日間のインターンに行かれなかった人のために行われる1日間の企業説明会のようなもの)に行くと,実際の製品に触れてその開発者から話を聞く機会が得られるので,理解を深めるにはおすすめ.

志望動機

私は仕事を通じて,「ものづくりで人々の健康に貢献したい」と考えています.こう考えるようになったきっかけは祖父の病気経験です.
以前まで祖父はいたって元気だったのですが,ある日突然体調を崩し,生死をさまようような危険な状態に陥りました.最終的に祖父は一命を取り留め,現在は自宅療養に切り替え,回復に向かっておりますが,のちに医師から聞いた話によると,緊急搬送時に病棟には空いている呼吸器が1台しかなく,それが埋まっていたら祖父の命は助からなかったとのことでした.
このような経験を通して,医療現場における医療機器の重要性を実感し,自身もその開発に携わることで,人々の健康に貢献していきたいという想いが芽生えました.
その中でも,御社を志望する理由は2つあります.
1点目に,先進医療への挑戦を続けておられる点,2つ目に,現場志向の強さです.
まず1つ目に関してですが,御社は,トップシェアの領域を複数持ちながらも,その現状に甘んじることなく,再生医療をはじめ,新規領域の開拓にも果敢に挑戦されております.
私は再生医療の研究に携わることで,そのような先進医療の持つ,大きな可能性を感じてきました.このため,こうした先進医療に挑戦し医療への貢献力を強化していく姿勢には大きな魅力を感じました.
2点目に,医療現場志向の強さという点ですが,御社は製品力の向上というだけではなく,メディカルプラネックスなどの取り組みを通じて製品価値を最大化するための環境づくりにも注力されております.医療機器のように,その使用に高度な専門性を要する製品は,正しく使用されて初めて,製品の価値を発揮することができるものだと考えます.このため,御社のこうした取り組みには企業理念である,「医療を通じて社会に貢献する」という想いが色濃く現れているように感じ,強く惹かれました.

エントリーシート 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

自分の強み・弱み/自己PR/志望理由/テルモ挑戦・実現したいこと/研究・学業で重要視したこと/リーダーシップを発揮したエピソード/企業選びで重視する点

ES対策で行ったこと

業界研究・企業研究を徹底的に行って,業界のトレンドを織り交ぜながら論理的に志望動機に結びつけられるように努めた.

1次面接 通過

実施時期
2017年03月
形式
学生4 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
人事
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次面接では各個人への質問はあっさりとしたものが多く,メインは後半の研究への質疑にあるように感じた.特に,自分の研究説明だけではなく,他の学生の研究内容もしっかりと傾聴して質疑の際には謙虚な姿勢でクリティカルな質問をするように心がけるとよいと思う.

面接の雰囲気

面接官は温厚そうな人物で,面接も穏やかな雰囲気だった.はじめは順番にESに関しての質問をされ,後半は学生同士で研究の説明・質疑応答を行う,といった内容だった.

1次面接で聞かれた質問と回答

自分で工夫して問題を解決したエピソードを教えてください.

私は所属していた,スキューバダイビングサークルの代表として,部の安全管理に尽力しました.所属サークルでは私の入部当初から,潜水時の危険意識の低下が目立っていました.ダイビングは一歩間違えれば命を落としかねない危険なスポーツです.私はこの点に問題意識を持ち,プロの安全管理にあって部に足りないものを確認するため,ダイビングショップのインストラクターに頼んで2ヶ月もの間,住み込みで働かせてもらいました.この経験を通じて私は,潜水時の緩慢なミーティングが問題の主要因であると認識しました.その後,動機を巻き込み,議論を重ねながら作成した「潜水計画シート」を取り組むことでメンバーの危険意識向上につながり,以前までは年に2,3回あったニアミス事例をなくすことができました.
 以上のような経験を通して,私は「オーナーシップを持って積極的に行動すること」の重要性を学びました.

自己PR・セールスポイントを教えてください.

私の強みは,上記の「困難な状況でも前向きに取り組む」という姿勢を活かし,粘り強く1つのことをやり遂げることができるという点です.例えば,私は学部時代の卒論間際の時期に,実験に用いるための細胞を全滅させてしまった経験があります.直後には意気消沈しましたが,そのような絶望的な状況においても自らの実験への取り組み方を見つめ直す良い機会だととらえ,初心に返って原因を探るために他研究室を含めた多くの先輩方の実験時の様子を見させてもらい,自分の手順との違いを確認しました.この結果,原因をつきとめ,実験方法を改善して卒論をやり遂げることができました.また,私はこの失敗経験を無駄にしないため,注意すべき内容を文章化し,研究室全体の注意喚起,再発防止に努めました.入社後もこの強みを活かし,困難な仕事に対しても前向きに取り組み,成果をあげていきます.

2次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生3 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
技術系2人
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

2次面接の際には選考ごとにまとめられての集団面接になるので,学生同士の質疑応答の際にはお互いにある程度突っ込んだ内容の質問ができる.あまり研究が進んでいないような学生と一緒になったが,その際には打ち負かすような言い方はせず,謙虚な姿勢で質問をするとよいと思う.

面接の雰囲気

面接官は2人とも年次の上の方だったが,雰囲気は比較的穏やかな方だった,技術的な内容の質問がメインで,はじめに,前に立ってホワイトボードを使って研究説明→学生同士で質疑応答→社員から質問と言った感じで研究紹介をして,後半はESに関しての質問.
ちなみに面接の前か後に事業所(メディカルプラネックス)見学の時間がある
見学が先の人は面接の際にその感想等を聞かれることも想定した方が良さそう.

2次面接で聞かれた質問と回答

研究で心がけたことはありますか.

 私が研究を行う際に最も重要視したことは,「使命感を持って丁寧に取り組むこと」です.私の担当する研究テーマは医学部との共同研究であり,その是非に研究室の将来がかかった,重要なものでした.また,実施する実験は,いずれも費用が高額となるために再実験が難しく,常に失敗が許されない状況で実験を行わねばなりませんでした.そこで私は教授と医学部双方の意見を調整しながら,1つ1つの動作に至るまで詳細な実験を計画し,何度かリハーサルを行いました.さらに,この結果から考えうる問題をリストアップし,それらすべてに対する対応策や妥協案を検討しました.このような過程には長い期間が必要となりましたが,丁寧な事前準備のおかげで結果的に再実験を行うこともなく,当初に予定していた研究計画を大幅に短縮して研究を完遂することができました.
 入社後もこのような姿勢を崩さず,自らが患者様の命を支えるのだという強い使命感を持って1つ1つの仕事に丁寧に取り組んでいきます.

研究で苦労したところ

1回の実験で必要なデータをすべて取り終えなければならないという点が,この研究の困難な点でした.担当する研究は,ラージスケールでの細胞培養に着眼した研究ということもあり,1度の実験に30万程度かかることもあるため,コスト的に再実験の実施は難しく,失敗の許されない状況で実験を行わねばなりませんでした.また,細胞実験の特性上,実験中の操作には秒単位での時間管理がもとめられる上,細胞汚染にも十分注意しなければならないため,実験行程が複雑化してしまいます.このため私は何度かリハーサルを実施し,実験の時のリスクを抽出して実験計画を修正しながら,粘り強く実験計画を検討しました.この結果,本番の実験は14時間にも及ぶものになりましたが,一度のミスもなく,無事データを取り終えることができました.

最終面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生2 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術系役員2人,総務役員1人
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接は学生2人の集団面接ではあったが,1次・2次のような学生同士の掛け合いは行われなかった.質問に答える順番は毎回異なるので,はじめの質問で2番目だったからと言って気を緩めないこと.やはり最終なので,入社する意思があるのかしっかり見られているようだった.
自分がなぜ入社したいのか,エピソードを絡めながら論理的に説明できるように.

面接の雰囲気

面接前に人事からのフィードバックがあり,緊張感をほぐしてくれる.面接自体は最終面接だけに緊張感はあるが圧迫ではないので,緊張しすぎず望むこと.

最終面接で聞かれた質問と回答

志望職種と理由を教えてください

私は開発職を志望しております.
まだ世にないものを自分の発想を元に,自身の手で作り出せる点に面白さを感じるためです.また,その製品が人々の生活に影響を与え,プラスの方向に導くことが出来るのであれば,それ以上のやりがいはないと考えます.
私がそのように強く感じるようになったきっかけは飲食店のキッチンでアルバイトしていた際の経験です.働いていたフレンチレストランで,出勤日にお客様がプロポーズをされた経験があります.プロポーズは無事成功し,ホールの社員様を伝って料理へのお礼の言葉をいただきました.このような経験を通して,自身の作ったものが誰かの人生の一大イベントの中に存在し,その成功に寄与することができたという事実に非常に大きな喜びを感じました.
このような経験から,貴社に入社後も製品の開発に携わりたいと感じ志望いたしました.

会社でやってみたいことはなんですか

製品としては,血管系の製品の開発がやってみたいと考えております..祖父の病気を通じて医療の中でも,突然死に貢献していきたいと考えております.このため,突然死の要因となりやすい,血管領域の治療に貢献可能な心臓血管系の製品には大きな魅力を感じました.
また,将来的に成し遂げたいことは,企画段階から上市に至るまで自身が先頭になって革新的な製品を開発するということです.
私は研究を通して,再生医療のような先端医療の持つ大きな可能性を感じておりました.このため,先進医療によって難治性疾患が治療可能にするような,医療機器の開発によって,ものづくりで医療を変えていきたいという思いが芽生えました.そしてこの夢は,挑戦的な姿勢と1つの製品に深く関わることができる御社でなら,実現可能であると考えます.

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定後は他社の選考を続けるかどうか聞かれた.他社の選考を続ける場合にはいつ頃結果がわかるのか聞かれ,少し急かしてくるような印象があった.

内定に必要なことは何だと思うか

医療機器業界を志望するなら,業界研究を徹底的に行って各企業が医療のどのフェーズに貢献しているのかを明確にしておくこと.また,業界的なトレンドも把握しておけば,面接の際にさらに説得力のある志望動機を話せると思う.テルモはインターン/インターンフォローアップセミナーに行くと早い日程の選考にしてもらえるようなので,興味がある人はなるべく積極的に参加しておくと思う.医療機器業界は選考がやや遅めだが,自分の場合はゴールデンウィーク前に内定が出たので,精神的にもかなり余裕が持てた.

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

企業のこと/企業に入った自分のことを明確にイメージできた企業には受かり,そうでない企業は落ちる気がします.そしてそのイメージを明確にするためには,徹底的に業界研究,企業研究,自己分析を行うこと.テルモは面接と合わせて事業所見学や人事からのフィードバック等もあり,比較的学生に対して良心的な企業だと思う.そういった与えられる機会は有効活用して,内定を目指してください,

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接は全て集団面接.メーカーの技術系では集団は少ないので,慣れていないと不安かもしれないが,しっかりと他の学生の話も聞いて,質問の際には的外れな質問は避けるように注意すること.質問は挙手して順番に,といった感じだがその順番は評価に関係ないのでじっくり考えて質問した方がよい.

内定後、社員や人事からのフォロー

内定後,他社と迷っている学生には若手社員との交流会の場が設けられた.その時には人事との面談もセッティングされていて,選考状況や不安に思っていること等を聞かれた.

一覧に戻る
※掲載されている情報は、あくまでも投稿者による当時の経験談です。最新の情報とは異なる場合があります。また、就職活動においては、選考フローや選考内容が人によって異なる場合がありえます。本情報は、あくまでも一個人の経験談、一つの結果として、参考としていただけますと幸いです。
※当サイトでは品質の高い情報を提供できるよう努めておりますが、掲載されている情報の真偽や正確性につきまして、当サイトは責任を負いかねます。コンテンツの投稿ガイドラインに関しては 投稿ガイドライン をご参照ください。なお、問題のあるコンテンツを見つけた場合は、各コンテンツの「問題のあるコンテンツを報告」のリンクから報告をお願いいたします。

テルモ株式会社の選考体験記

メーカー (機械・プラント)の他の選考体験記を見る

テルモの 会社情報

基本データ
会社名 テルモ株式会社
フリガナ テルモ
設立日 1921年9月
資本金 387億1600万円
従業員数 30,924人
売上高 9218億6300万円
決算月 3月
代表者 鮫島光
本社所在地 〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目44番1号
平均年齢 40.3歳
平均給与 755万円
電話番号 03-3374-8111
URL https://www.terumo.co.jp/
NOKIZAL ID: 1130500

テルモの 選考対策

就活会議 就活会議株式会社は、 有料職業紹介事業者として厚生労働大臣の認可(許可番号 :13-ユ-312872)を受けた会社です。
人材紹介の専門性と倫理の向上を図る 一般社団法人 日本人材紹介事業協会に所属しています。
当社は 東京証券取引所 、 福岡証券取引所 の上場企業であり、ユーザーと事業者のマッチングDX事業を展開している ポート株式会社 のグループ会社です。
(証券コード:7047)
運営会社:就活会議株式会社/所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F

就活会議を運営する就活会議株式会社は、届出電気通信事業者として総務省の認可(許可番号 :A-02-18293)を受けた会社です。