【提案営業の魅力を体感】【23卒】東芝エレベータの夏インターン体験記（文系/事務系総合職）No.28606（非公開/非公開）（2022/7/7公開）

広くBtoBメーカーを探していたので、東芝という看板に惹かれ応募した。１DAYのインターンも多い中、２日間に渡りグループワークを行うとのことで、他大学との学生から刺激を得ることもできると考え、参加した。

選考はエントリーシートのみであったので、簡潔に書くことを意識した。また、なぜ自分が貴社のインターンシップに参加したいのかを明確にすることが大切。

同業他社の選考を受けていないので分からないが、エントリーシートのみの選考であるため学生時代の経験や志望動機をしっかりと練り上げることが大切。

エレベータの提案営業型グループワーク

まずは軽い会社説明があり、その後グループに分かれてワーク。事前に送られてきた資料を基にどのタイプのエレベータを提案するかディスカッションを行う。

お客様のニーズを汲み取り、最適な提案を進める提案営業の基礎を学ぶことができた。

それぞれのテナントに合わせたエレベータを提案する

1日目にやったこと

会社説明とグループワークの説明の後に、ブレイクアウトルームに分かれてグループワーク。最初はアイスブレイクから始まり、その後議論が進んでいく。時間が来たら発表。その後丁寧にフィードバックをいただいた。

2日目にやったこと

１日目とは違うお客様を想定しグループワーク、発表。１日目は提案営業のため、新規のお客様を想定していたが、２日目は保守営業のグループワークを行った。既存のお客様に対し、どうメンテナンスを提案するかを議論した。

人事部、営業部の社員

なし

会社に選ばれるのでなく、選ぶ側でいることを忘れてはいけないと言われたのが印象的だった。どうしても企業から採用されるために行動してしまうが、そうではなく選ぶ側として様々なイベントに参加して、色々なことを学んでいって欲しいとのことであった。

２日間オンラインでグループワークを進めたため、意思疎通が難しいだけでなく、かなり疲れた。時間も意外と余裕がなかったため、あまり休憩することもできずアイデアが煮詰まることもあった。そのため、グループとしての発表も全員の意見を取り入れることができず、一人の意見を採用することになってしまい、あまり建設的な議論はできなかったように感じた。

１人がリーダーシップを取って、グループワークを進めていた。プレゼンもその方がやっていたので、強烈なリーダーシップがあれば目立つことができると学んだ。

営業のグループワークを初めて経験したので、どの点にニーズが潜んでいるのかを考える想像力を養うことができた。実際に製品のカタログを使い最適な製品の提案を目指したので、少しはリアルな営業を体験できたと思う。プレゼンの資料も作ったため、それも良い経験であった。

事前に送られてくる製品カタログを読み込めば、スムーズに議論に参加できると思う。エレベータの種類が多いので、そこを整理しておく必要があると感じた。

エレベータを商材として、働く実感が湧かなかった。様々なメーカーがある中で、エレベータを選ぶ理由を本インターンでは見つけることができなかった。また、実際にはもっと泥臭くお客様の元に足を運ぶ必要があったり、体育会系だというお話も伺ったので、自分には合わないと感じた。

学歴的には足りていると思うが、体育会系の営業会社であるため、自分には厳しいと感じた。営業のアルバイト経験や体育会系の経験があれば、有利になるのではないだろうか。学生のレベルは低くはないが特別高くもないため、コミュニケーション能力や明朗性が求められていると思う。

エレベータを商材として営業することに面白さを感じなかった。確かに社会になくてはならないものではあるが、エレベータにしか提供できない価値を見出すことができなかったため、営業として長くは働くことはできないと感じた。また、接待も多く体育会系の雰囲気があるという点も個人的には微妙であった。

自分の場合は、３月に本選考の案内が来たので特に本選考に影響するものではないと思う。しかし、インターンシップで学んだ経験や企業理解を面接で話せば志望度が伝わるので、そういった意味では有利に働くかも知れない。

最初は金融業界に興味を持ち、特に地方銀行や生命保険会社のインターンシップに参加した。なぜなら、両親が金融業界で働いており、その世界を見てみたくなったからである。また、就職活動を始めた当初は金融は安定していると考えていたのも大きな理由であった。しかし無形商材に面白さを感じられず、メーカーへと興味が変わっていった。

メーカーの営業職は、金融や不動産と比べておとなしめの雰囲気があると思っていたが、そうでもなかった。営業職はどこも泥臭く働く必要があると分かり、文系出身者として覚悟を決めた。また、メーカーである以上、自社の扱う商材に愛着や誇りを持たないと長く働くことはできないと分かり、業界や商材への興味をこれから絞っていこうと決意した。