18卒 インターンES
総合職
18卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
当社のインターンシップに参加を希望される理由は何ですか? また、インターンシップにどのような事を期待していますか?(300字以内)
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A.
私の専門である化学工学の知識を生かすことができ、さらに実務経験ができると考えたからだ。私はもともと応用化学に所属していた。そして趣味で工場見学をしたときに化学工学という学問を知った。これはプラントの設計や稼働について考える学問である。目的物を高効率、高速かつ確実に生産するための手法について興味を持ったため勉強をした。そして大学院で化学工学を学びたいと考えて、学科を変更した入学した。そのため人一倍専門を活かしたいという思いが強い。しかし、在学中にプラントスケールの仕事に携わる機会がなく、そのような機会を探していた。そこで貴社のインターンシップを知り、生産部門は専門知識を活用できると思い応募した。 続きを読む
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Q.
石油開発業界に対するイメージや興味について教えてください。(300字以内)
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A.
資源の少ない日本において、不可欠な業界だと考えている。また、泥臭くも実直な人が働いているイメージがある。化学工学自体が石油精製をベースとした学問であるため、私は比較的親しみのある業界だと思っている。開発するまでに長期間にわたって探索、掘削、輸送経路、リスクアセスメントなどの様々な検討をして初めて安定供給に携わることができる。そのためには、様々な分野のスペシャリストたちが集い、プロジェクトを遂行する必要がある。そのような仕事に対して憧れがあり、やりがいのある業界ではないかとイメージしている。石油開発業界で働いている方は、長期的な視点で物事を見て、困難なことにもめげずに取り組むのではないと思う。 続きを読む
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Q.
自己PRをお願いします。(300字以内)
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A.
陸上競技部に所属しており、東工大院史上初の箱根駅伝予選会出場と、学部チームに勝つことを目標としている。入部当初は外部生のため、あまり馴染めなかった。しかしせっかく入部したのだからと考え、チームのために貢献しようと行動した。やや強引だが長距離リーダーの家に上がりこみ、酒を交えて話し合うことを繰り返すなどのことをして部員との信頼を高めた。また、トライアスロン部の方も参画しているが、彼らは体力はあるが、陸上のこつを知らなかった。だから別メニューを組んで走り方や、レースの戦略について教えた。それによって、6月にして予選会の出場資格を得ることができた。今後は学部チームに勝てるように取り組むつもりだ。 続きを読む
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Q.
現在取り組んでいる研究テーマについて、テーマを選択した理由と研究の魅力を400~800字で記載してください。まだ研究テーマをお持ちでない方は、現在の学科・専攻を選択した理由とその魅力を記載してください。
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A.
イオン液体膜を用いた水とエタノールの分離について研究を行っている。イオン液体とは、岩塩が液体になったようなものである。特徴としては、ほとんど蒸発することがないため、宇宙空間に投げ捨てても液体のまま漂っているとされる。また近年では、多種多様なイオン液体が開発され、物質による溶解性を選択することができる。一般的に水とエタノールとの分離は、物質の沸点の違いを利用した蒸留と呼ばれる手法が用いられる。しかし、蒸留は熱を加えて液体を蒸発させるためエネルギー消費が大きい。また、何度も蒸留を繰り返すことでエタノールが一定以上の割合になると、それ以上高濃度に分離ができなくなる。それに対して液体膜を用いた膜分離では、物質がどれだけ液体膜に溶けるかによって分離が行われる。そして膜に溶けたエタノールを真空引きすることにより分離を行うことができる。(このような手法をパーベーパレーション[PV]とよぶ。)だから熱を必要とせず、比較的省エネルギーで分離操作を行うことができる。エネルギー負荷を減らして分離する技術を確立することが出来れば、環境問題負荷を軽減することができるのではないかと思いテーマを選択した。課題としては、エタノールを選択的に透過させるイオン液体膜を探索することが挙げられる。これまでのところ、ベンゼンを混合溶液に加えることで、エタノール回収効率を向上させることがわかっている。だから、この知見をPVに活かすことによって、より実用レベルに近い性能を出したいと考えている。 続きを読む