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【16卒】日立建機の面接の質問がわかる本選考体験記 No.1042 (2017/6/13公開)

日立建機株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2016卒日立建機株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 立教大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

説明会(4月) → 仕事紹介(5月) → 座談会(6月) → ES → 試験(7月) → 1次面接(8月) → 2次面接(8月) → 最終面接(8月) → 内定(8月)

企業研究

やったこと建設機械業界の中での立ち位置の確認、財務諸表による利益率や平均的な売り上げの確認、日経新聞上の記事の確認、カタログを通した製品の確認、会社主催の全てのセミナー類への出席。特に同業他社との比較のためにはカタログをしっかり見て、独自の製品は何か、充実している分野は何か、業界の中で高額・高機能の製品を扱える企業かを確認した。自分はやっていないことOB訪問。座談会の機会は多い方だが、グループの中心企業であるため出向の有無や、個人が実務で行う仕事の範囲等を知るために訪問したほうがいいかも知れない。

志望動機

消費財ではなく価値のある物を生み出す製品を扱いたい、社会の基盤に近い産業に関わりたいとの思いから建機業界に興味を持った。特に貴社を志望する理由は3点ある。第一に、製品としてはアスタコのような、単純に性能が高いだけでなく斬新なコンセプトを持った技術を導入しており、自分が関わって楽しいと思える製品を作っている点。第二に、祖父が華僑である事から幼い頃より国を越えた取引に興味があり、海外営業や資材調達の仕事に興味を感じた。そして、物流企業の研究を通してコストカットやリスクの回避、全体最適を目指す業務に興味を感じ、そうした意味でも販売を子会社や代理店に委託して大きな範囲で物を考えられるビジネスモデルに惹かれた。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生2 面接官1
面接時間
10分
面接官の肩書
管理系職種
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

質問に答える際の姿勢や目線等の基本的な対人対応や、話の一貫性、瞬発力を確認されている感じがあった。またサークル活動やアルバイトの話題では自分が果たした役割、自分が負った責任の範囲を特に聞いてきたので、組織的に仕事を行う際、どういった姿勢・立ち位置で仕事をするのかを知りたかったのだと思う。自分が所属していた組織の中での自分の役割、立ち位置を分かりやすく説明出来れば特に好印象なのではないか。

面接の雰囲気

面接官の方が極力笑顔を作ってくれており、口調も穏やかであったため落ち着いて面接に臨むことができました。会場が広い会議室にパーテーションで区切られた小部屋が多く設けられた形だったので、面接官の方とも小さめの机を隔てて向き合う形であり、距離の近さも高圧的な雰囲気をなくしていた。

1次面接で聞かれた質問と回答

何故建設機械業界を志望したのですか?

建設機械業界を志望する理由は、消費財ではなくビジネスの道具になる物を作りたい、祖父が華僑であり幼い頃から海外を相手にしたビジネスがしたいと思っていた、自分が面白いと思える物を商品として扱いたいの3点です。特に業種に関わらず仕事として製品を扱う以上は製品についてよく理解している必要があるので、そうした意味でも自分が面白いと思える製品を扱えることを重視しております。注意したことはあまり単純にグローバルを連呼せず、建設機械がどういうものか理解していると思ってもらうことと、冗長に話しすぎないことです。

アジア圏に興味があるようですが当社は世界各地でビジネスを展開しており、例えばアフリカで勤務する可能性もありますが、大丈夫ですか?

問題ありません。私は外国の市場の様子や人が生活しているようすを眺めたり、日本と違った雰囲気や料理を楽しんだりするのが好きなので、派遣先がアフリカでもそこまで大きなストレスを抱えずに働けると思います。注意したことは、まず嫌そうな顔をするのは問題外ですので問題ありませんと即答すること、そしてなぜ大丈夫と思えるのかをすぐに話すことです。こちらの受験者は元々海外志向が強い人が多いとは思いますが、建設機械大手は取引をする地域が特に広いので、世界のどこの人間とでも働けるという気持ちを面接時から持つことが大切だと思います。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官1
面接時間
20分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

全ての質問でなぜそう思うのか、根拠は何か、それが日立建機を志望することとどう関係があるのかを明確に示したこと、面接官の方が私の回答にコメントをつけ、私がそれに答える(例:私が代理店を使ったビジネスモデルに興味を示した所、面接官の方が1人の社員が担当する店が少ない方がいいが、現実としては1人1店舗というのは厳しいと言った。そこで私がやはり1人で2、3店舗を極力細やかに担当するのが理想かと言うと満足して頂けたようだった)ことが何度かあったので、その場での理解・反応の速さを評価されていたように感じた。言葉遣い等は最低限の所だと思う。

面接の雰囲気

ES沿った質問に加えて、大学で学んだことをどのように活かせるか、日立建機のどういった仕事に興味があるか、またそれは何故なのか等、過去の経験と入社後の仕事の結びつきを問う質問がされた。面接官の方もとても理知的な雰囲気で話を進めていて、圧迫感はなかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

海外営業と資材調達を特に志望する理由を教えてください。

2つともに共通する理由は、海外と関わる機会を多く持てる仕事がしたいということと、大きなスケールでの全体最適を目指せる仕事がしたいということの2点です。海外営業を志望する理由は、代理店の販売支援であれば、自分が直接お客様に売り込みをかけるよりも、より大きな範囲で販売を考えられると思ったためです。資材調達を志望する理由は、コストカットや製造上のリスク管理の方面で社に貢献でき、中国語を活かす機会も多いと考えたためです。さらに大きい範囲の情報を整理して仕事に関わる人同士の調整をするのであれば他の職種でもできるのでは? と聞かれたので、それに加えて積極的に海外との関わりを持ちたいので海外営業か資材調達を志望していると答えました。注意したことはまず建設機械業界は直接的な販売は代理店に任せるスタイルなので、そのビジネスモデルんを理解していると示すことです。そして自分の興味や考え方と職種の選択が一致していると示すことです。

大学では何を学びましたか? またそれはどのように仕事に活かせると思いますか?

大学では英語と中国語を学び、また語学力を活かして考え方の異なる人同士の文化の違いによる摩擦を減らすためにはどうすべきかを学びました。具体的な文化研究では東アジア地域の文化を対象としていました。日立建機は世界中でビジネスを展開しているため海外の方と連携してビジネスをする必要があるため海外との円滑なコミュニケーションができるのももちろんですが、国内でも世代や業種等により考え方や商習慣に違いがありますし、お互いが何を要求しているのか正確に分からないために起きる摩擦もあります。学部では集団同士の対立をそれぞれの価値観や判断基準の違いから読み取るので、そういった意味でも考え方の違う集団同士の仲立ちをする方法論は活かせると思います。注意した点は、私がいた学部は語学をやる分やや実学よりではありますが、やはり機械工学専攻のように直接製造業者の利益に結び付く学問ではありません。なので、学問を通じて獲得した文系出身者なりの問題解決のための思考法を、ビジネスに応用するということを念頭にして話しました。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事2人/事部長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

質問自体は基本的なものが多く、その分今まで以上になぜ・どうやってを深く質問し、サークルやアルバイトでの役割や趣味の話など、集団の中でどういった立ち位置の人間になるか、長期間働き続けられる人間かを深く確認されていると感じました。また内定連絡時の評価ではすべて自分の言葉で論理的に答えていた所を評価したと言われたので、面接時もテンプレートのような回答を音読するのではなく、相手の質問をしっかり把握して会話をすることが大切だと思います。

面接の雰囲気

面接前に応対してくださった人事の方を非常に丁寧であり、面接開始時に面接官の方が過度に緊張しなくても大丈夫です等の言葉をかけてくれた。また面接官の方が2人とも基本的に笑顔であったので、落ち着いて話すことができた。質問は1次面接から繰り返した基本的なものが多かったが、その分なぜそう思うのか、なぜそれをしたのかを深く問われた。

最終面接で聞かれた質問と回答

なぜ建設機械業界業界なのか、その中でなぜ日立建機なのかを教えてください。

消費財ではなくビジネスの道具を造っていること、単純に取引している会社同士が儲かって終わりではなくその先の労働者や世間にいい影響を与えられる商品を扱っていることから建設機械業界に関心を持ちました。特に高性能な建設機械の提供は、現場作業員の安全性の向上と同時に、工事中の騒音や二酸化炭素排出の削減等、住環境への悪影響を減らせます。なかでも日立建機を志望する理由は、自分が面白いと強く思える製品があること、労働者にも住環境にもプラスになる製品があることの2点です。製品でいえばアスタコ、開発段階でいえばMREALの導入など、単純に技術力が高いだけでなく斬新さのある技術を用いています。また建機の電動化・ロボット化を進めており、オペレーターの人数削減と安全性、騒音、大気汚染への対策ができる製品を投入している点に惹かれました。注意したことは、日立建機は建設機械業界では世界3位帯に属し、世界ではキャタピラー、国内ではコマツが売上上位にあります。そこで特に文系ながら感じられる技術・製品の面白さ、現場の作業員や周囲の環境を見据えた開発方針に賛同していることを示せるようにしました。また2時面接後に日経新聞で新たな記事(MREALについて)が出ていたので、そちらも内容に組み込みました。

現在サークルでやっている活動(音楽系)は入社後も続けたいと思いますか?

音楽活動は非常に時間を必要とする活動なので、入社後は他の趣味を広げていきたいと答えました。その後仕事で成果を出すためには休暇をしっかり使うことも大事だといわれたので、休暇でしっかり私的な趣味を楽しみ、メリハリをつけて仕事に打ち込みたいと答えました。その後、その他の趣味(旅行等)について質問がされました。注意した点ですが、この質問が序盤のものであれば緊張をほぐすものかと思って済ませます。しかし面接の終盤に聞かれたので、仕事が厳しくなった頃につぶれないかどうか、しっかりストレスを管理できるかどうかを見ているのではと考え、その不安を解消できる回答をするよう心掛けました。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思いますか?

業界研究・企業研究のうち、特に製品開発をする上での理念はしっかり押さえておくべきだと思う。これは技術が優れているが業界1位ではない製造業を受ける場合は基本になるのではないか。また座談会を他社よりも積極的に開いてくれるので、極力全参加するべき。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

内定後の人事部長のお話で、職種に関わらずグローバルに活躍してもらわねば困るといったような話があった。実際大きな製造拠点は国内に集中しているが海外にも拠点は設けており、管理系職種でも一切海外と関わりを持たなくていいというわけではないと思う。事務系内定者は全員が体育会系という訳ではないが行動力がある印象の人が多かったので、思考力が高いのは前提としてどんな人・どんな場所でも働けるといった積極性を打ちだせるとよいのでは。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

全体を通していえることだが、輸出主体の企業なので基本的に海外志向が強い人が多く、単純に語学力だけをアピールするのは控えた方がいい。特に英語は選考を進んでゆく人は基本的に話せるので、英語が得意等のアピールはするべきではない。最終面接は基本的な質問が多い分、志望動機やサークル・アルバイトで果たした役割等の根本的な部分の詰めが甘いと通らないと思う。

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Q. 志望動機
A.
建設機械の社会への貢献性と、機械製品としての魅力に惹かれた。CATは世界1の建設機械メーカーであり、世界中で仕事をすることになると思う。自分が作った建設機械が実際に使われているところを現場で確認し、さらに設計にフィードバックする、そんな働き方ができると思った。また、御社は部門の移動が非常に活発であると伺った。自分は機械系であるが、機械的な設計のみならず電気や情報関係の仕事に携わることができ、エンジニアとして成長できると考え志望した。 続きを読む
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公開日:2017年6月13日

日立建機の 会社情報

基本データ
会社名 日立建機株式会社
フリガナ ヒタチケンキ
設立日 1970年10月
資本金 815億7660万円
従業員数 24,987人
売上高 1兆2794億6800万円
決算月 3月
代表者 平野 耕太郎
本社所在地 〒110-0015 東京都台東区東上野2丁目16番1号
平均年齢 39.9歳
平均給与 717万円
電話番号 03-5826-8152
URL https://www.hitachicm.com/global/ja/
NOKIZAL ID: 1131912

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