【19卒】日本放送協会の冬インターン体験記（理系/アナウンサー）No.3393（早稲田大学大学院/男性）（2018/9/13公開）

アナウンススクールに通っている人たちは、自己紹介でも面白いトークをしていた。いきなりその人たちのようになるのは難しくとも、自己紹介をする際に「あ、こういう一言を前につければよいんだな」と言葉の勉強になった。また、テレビ局のスタジオに足を踏み込めたのは貴重。

アナウンス練習をしっかり重ねておけばよかったかもしれない。やはり、アナウンサーらしい声は短期では得られない。

NHKのアナウンサーは他局と異なり、実際に番組の立案などディレクターらしい仕事も行うそうだ。その点も交えてインターンシップには盛りだくさんでプログラムが組み込まれていた。また、実際に使用しているスタジオで社内テレビで、どのように映るかなどを見れるため非常に面白かった。

人事は一切本選考と関係が無いと言っていた。アナウンサーとしてのセンスがあるか、ないか位は向こうでチェックがつけられているかもしれない。しかし、インターンシップではESだけでしか選考していない。本選考では小論文などの選考試験もあるため、そういった方が重視されると思う。

アナウンサーという仕事に対して、あこがれは強くなった。しかし、周りのアナウンススクールに通っている学生と比べると明らかに遅れていることを自覚したし、かといって今からアナウンススクールに通う時間をつくり、それだけに注ぐほどの時間と熱意があるかというと、不可能だと思った。

やはり公共放送という特色もあってか、本当にインターンシップと本選考は関係がなさそうに見えた。人事の人も紙一つ持っていなかったし、今年から初めてのインターンシップということで試行錯誤していたと思う。

一切ない。他職種のインターンシップの案内が極まれにメールで来ることがあった程度である。本選考に関するフォローはない。

アナウンサーという仕事に興味はあった。自分が今まで研究してきた医療系の番組や教育系の番組を担当して世の中に貢献したいという考えが１つ自分の中にあったからである。一方、製薬業界や消費財メーカー、医療機器メーカー、電機メーカーなどの技術職として医療に貢献したいという思いもあった。インターンシップと参加前は迷い段階。

インターンシップを通じて、アナウンサーという仕事にあこがれは増したと同時に、自分が他の学生より出遅れている印象が助長された。学業や他のスケジュールも考慮し、製薬業界や消費財メーカー、医療機器メーカー、電機メーカーなどの技術職として医療に貢献したいという思いに重きを置いて就職活動に臨もうと考えるようになった。