【未知への挑戦、腕試しの舞台】【22卒】ＩＧＰＩグループの夏インターン体験記（文系/コンサルタント）No.13319（東京大学/女性）（2021/3/20公開）

コンサルティング業界に興味があり、ネットでコンサル業界について調べていたところこの企業が出てきたので腕試しに受けた。日系で特に有名な企業であることと、選考過程でも面接官の方々がとても親切だったことが、インターン参加を決意した理由である。

面接の前に例年どのような質問がされているのか検索し、答えを一通り考えておいた。フェルミ推定とケース面接の対策も本で行った。

教育系の会社の新規事業立案

前半にやったこと

前半はコンサルティングに必要なスキルについての講義がある。財務諸表の仕組みと、作り方を学べるところが特徴的だと思った。その後、お題が発表されてチームについて下さるメンターと話す時間が設けられた。

後半にやったこと

後半は発表の準備が中心だった。基本的には学生同士で議論を進める形だが、時折メンターの方とのミーティングがある。財務諸表まで作り上げる必要があるので非常にハード。最終日には発表がある。

中堅社員

なし

どの社員の方も、その新規事業が本当に実現可能なのかということを強く意識しているのが印象的だった。ビジネスモデルが詰めきれていない部分があると、厳しく詰められた。

お題となっている企業がどのようなビジネスモデルをしているのかを知るところから始まり、最終的に財務諸表まで完成させるということで他の企業のインターンより求められるものが多かったので非常に大変だった。新規事業のアイデアがなかなか出て来なかったので時間に追われて焦ってしまった。

初日の講義でコンサルティングの基礎を学べ、勉強になった。また、日系のコンサルティング会社の雰囲気を感じ取れたことがよかった。外資系と比べると、上司と部下との上下関係がしっかりしていて、上司に厳しい質問を投げかけられても臆せず答えられるかを見ている印象だった。

財務諸表の仕組みをしっかり理解しておくと良いかもしれない。初日に講義があるが、正直１日で理解しきるのは大変。

オンラインでのインターンシップであったため、オフィスや社員の方々の雰囲気を肌で感じることができなかったことが一番の理由だと思う。コンサルティングの仕事そのものについては、4日間のグループワークを通じてある程度イメージすることができ、理解が深まった。

グループワーク中に議論を引っ張ることができたから。インターンシップの中で社員の方と1対1でディスカッションする時間があったのだが、他のインターンで身につけたスキルが役に立っていると褒めて頂けた。最終的に出来上がったものに自分の意見が多く反映された。

コンサルタントとして外部から提案を行うよりも、自ら最前線に立って事業を進めていく方が性に合っていると感じたから。コンサルティングにおいて当事者意識を持って実現可能な提案を行うことが求められるものの、クライアントにとっては所詮第三者であるから物足りないと思った。

そもそも夏のインターンシップに参加した人だけが内定を得られる様子だったから。インターンを通じて学生のスキルや志望度合いを見極めて、採用するか決めているのだと思う。

サマーインターンの時期だったので、自己分析も十分におこなえておらず、まだあまり志望企業、志望業界を絞りきれていない状況だった。コンサルティング業界だけでなく、銀行、商社、メーカーなど幅広い業界を見ていて、インターンシップに参加してみて、秋以降に興味を持てた業界に絞っていこうというモチベーションでいた。

コンサルティング業界は自分にはあまり向いておらず、責任を持って自分の力で事業を進めていく方が良いと感じたので、秋以降は他の業界に絞ることに決めた。ディスカッションをするのはとても楽しかったので、年功序列の企業よりは、フラットで自分の意見をきちんと述べられるような雰囲気のある企業に就職したいと思った。