【22卒】経営共創基盤の夏インターン体験記（文系/コンサルタント）No.13319（東京大学/女性）（2021/3/20公開）

コンサルティング業界に興味があり、ネットでコンサル業界について調べていたところこの企業が出てきたので腕試しに受けた。日系で特に有名な企業であることと、選考過程でも面接官の方々がとても親切だったことが、インターン参加を決意した理由である。

面接の前に例年どのような質問がされているのか検索し、答えを一通り考えておいた。フェルミ推定とケース面接の対策も本で行った。

エントリーシート → WEBテスト → 1次面接 → 最終面接

面接官の方が「インターンの面接ということで、まだ志望動機が固まっていなくてもよい」というスタンスだったので安心して話せた。相手の質問にスムーズに答えられ、円滑に議論が進んだことが評価されたと思う。

インターンの志望動機を教えてください。

企業の経営課題を解決するコンサルティング業界に興味を持っているからだ。中でも御社は日系ファームである点で外資系のコンサルティング会社とは大きく異なる雰囲気であると考えている。さらに、経営の本質を見抜くコンサルティングを行っているということなので、実際にどのような手法で課題解決をしているのかを実感したいと思った。

日本にある幼稚園の数を求めてください。

解答前に5分、計算する時間が与えられた。答えとしては、まず日本の人口から幼稚園に通う年齢の子供の数を求めた。次に幼稚園に通っている人、保育園に通っている人、何も通っていない人の割合を考えた。最後に、1つの幼稚園あたり何人の園児がいるかを求め、幼稚園に通っている人の数÷1つの幼稚園あたりの園児数で答えを出した。

「損害」を具体的に定義できたことを褒めていただけた。さらに、コロナで影響を受けた業界を挙げる際に視野を広げて考えることができたのが良かったのかもしれない。

学生時代に頑張ったことを教えてください。

マーケティングのインターンを行っており、クライアントの商材が消費者に受け入れられるにはどうすれば良いのかということを提案する仕事を担当している。実地調査はもちろん、webでのアンケートなども積極的に活用して、クライアントの商材の強みを活かしつつ、消費者の求めるより良いものへと改善していけるように日々奮闘している。

コロナの影響で生じた損害を推定してください。

まず「損害」という言葉の定義を、「コロナの時期に減ってしまった売上額」などと自分で定めた。コロナの影響を受けた業界をいくつか挙げた上で、それぞれの業界で減少した金額を求めていった。コロナ前に消費していた１ヶ月あたりの金額からコロナ後に消費している1ヶ月あたりの金額を引いて、その金額に対象人数をかけることで求めた。

教育系の会社の新規事業立案

前半にやったこと

前半はコンサルティングに必要なスキルについての講義がある。財務諸表の仕組みと、作り方を学べるところが特徴的だと思った。その後、お題が発表されてチームについて下さるメンターと話す時間が設けられた。

後半にやったこと

後半は発表の準備が中心だった。基本的には学生同士で議論を進める形だが、時折メンターの方とのミーティングがある。財務諸表まで作り上げる必要があるので非常にハード。最終日には発表がある。

中堅社員

なし

どの社員の方も、その新規事業が本当に実現可能なのかということを強く意識しているのが印象的だった。ビジネスモデルが詰めきれていない部分があると、厳しく詰められた。

お題となっている企業がどのようなビジネスモデルをしているのかを知るところから始まり、最終的に財務諸表まで完成させるということで他の企業のインターンより求められるものが多かったので非常に大変だった。新規事業のアイデアがなかなか出て来なかったので時間に追われて焦ってしまった。