【未来のモールを創造】【18卒】イオンモールの冬インターン体験記（文系/総合職）No.1593（大阪大学大学院/男性）（2018/2/1公開）

不動産デベロッパーの仕事について知りたいと思っていたので、他社でもインターンを探して応募していた。その中で馴染みのあるイオンモールの文字を見つけ、デベロッパーとしての仕事もあると知りひとまず応募してみた。

グループディスカッション選考のため特に準備はしていない。近所のイオンモールを見ながら他の商業施設との違いを考えたりはしていた。

候補の中から用地を選び、新たなイオンモールを考える

1日目にやったこと

事前課題として、3つの候補地について特徴を調べ、どこにイオンモールを建てるかを考えてくるように言われていた。事前課題を共有し、用地とモールのコンセプトを決めた。

2日目にやったこと

前日に決めたコンセプトに従ってモールの店舗計画やデザインを考えた。具体的なキーテナントやその配置についても決め、模型や店内地図を作って発表に臨んだ。終了後には懇親会があった。

3日目にやったこと

京都にあるイオンモール桂川の現地視察を行った。はじめに館内を現場の社員の方に案内していただき、その後班ごとの自由行動の時間もあった。実際にモールを見て気づいたことを皆で共有する時間や社員を囲んでの座談会の時間もあった。

不明

なし

近隣の商店街との兼ね合いや他施設との差別化について指摘されたのが印象的だった。またデザインの点では、交通で住民に迷惑をかけない車の導入にも触れられた。「地域と生きる」モールを考えることが不十分だったと痛感した。

グループワークのために用意されている時間が短いためそうしなければならなかったのだろうが、細かくステップごとに時間が区切られており余裕がなかった。十分な議論ができたか疑問である。発表ポスター作りや模型作りを並行して行わなければならないので、その分担と作業情報の共有も苦労した。

イオンモールは全国各地に数多く作られており、その地域と共存する意識が強いことを感じた。現場の社員に任される運営の裁量が大きいことからもうかがえる。また、モールで働く現場社員の方とのお話の中で、作るだけでなく運営という視点も持つことができた。

実際にイオンモールに足を運び、店舗の配置や施設デザイン、他のイオンモールとの違いに意味を見出しておくとグループワークがよりイメージしやすい。

大半の時間を会議室で過ごしており、実際に働く社員の姿は見ていない。また、モールを作るグループワークがであったが、開発に携わる社員は少ないという。すべての社員が経験するモール運営業務については社員の方にお聞きするしかなかった。しかし、質問に対して包み隠さず丁寧に答えてくださったので少なからずイメージすることはできたと思う。

採用人数が多いため、インターン参加者の優遇があると予想した。学歴も低いほうではなく、ワーク中はリーダーを担当して班をまとめていたため人事評価は悪くないと思った。また、本選考を受ける上でもイオンモールの理念をインターンにおいて肌で感じたことは有利に働くと感じた。

正直初めは「田舎のショッピングモール」といった印象であまり関心がない中での参加だったが、活発な開発活動や柔軟な運営体制に魅力を感じた。一方で、2年前後という短い周期での全国転勤が繰り返されることを聞き、定住志向のある私にはこの点は少し引っかかってしまった。

インターンシップ終了後のフォローが手厚い。また、インターンシップに参加していない学生とは選考ルートも異なるようであった。採用人数を増やしたい意向もあるようで、囲い込みが予想される。

鉄道業界や不動産デベロッパー業界に関心を持っていた。旅行や商業のように、人を楽しませるような時間、余暇を過ごすような場所を生み出す仕事がしたいと思っていたからである。また、大きいことをやり遂げたい、大きな変化をもたらしたいという気持ちも少なからず抱いていたため、サービスの現場で働くよりは仕組みや形に残る場所を作る仕事がしたい想いが強かった。

大きなスケールで舵を取るだけではなく、サービスの現場で柔軟に取り組んでいく仕事も悪くないと感じた。より消費者に近いところでニーズをくみ取りながら、小さくても自分の手のとどくところで変化をもたらすことができる。また、初めて転勤について意識し、あわよくば同じ地域で働き続けられる企業に入社したいと思うようになった。