【女性の悩み解決を支援】【22卒】ユニ・チャームの冬インターン体験記（理系/ビジネスコース2Daysインターンシップ）No.13104（京都大学大学院/女性）（2021/3/17公開）

マーケティング職として職種別採用をしている企業に興味があった．ユニチャームは今年から職種別採用を再開したと聞いていたのでまずはインターンに参加してみたかった．また，消費財メーカーのマーケティングについて知りたかった．

ESに関しては，就活サイトで過去の通過者のものを見て参考にして書いた．録画面接は特に対策しなかった．

生理用品ブランドの新製品の国内マーケティング担当者として，新商品の４P戦略を立案せよ．

1日目にやったこと

1日目はインプットがメインだった．最初に自己紹介などボンド形成が行われた．その後会社説明会を受け，さらに商品説明を受けた．ユニチャームの商品が事前に送付されており，オムツや生理ナプキンなど実際に触りながら商品の特徴について教えてもらった．

2日目にやったこと

始めにマーケティング職についてのインプットがあった．その後，お題についてグループワークを行った．90分とかなり短いワーク時間だった．その後会場を３つに分けて発表を行い，各会場の優勝チームが決勝に進み全体で発表を行った．最後に講評と解説があった．

マーケティング部の社員

無し

「マーケティングをやりたいならほかの企業でもできる．ユニチャームが扱っているものは実際にユーザーが抱えている大きな悩み（生理用品なら生理中のつらさなど）を解決するためのものだ．だからこそ厳しい声をいただくこともあるがその覚悟がある人に入社してほしい」という言葉はかなり印象的だった．

ワーク時間が９０分と非常に短かったので，いかに効率的に議論を進めるかが一番大変だった．また，商材が生理用品であったため，どうしても女の方の経験ベースで議論が進んでしまっていたのでそこをうまく全員で合意が取れる形へと持っていくことが大変だった．

価格競争に陥りがちな消費財の中でもいかにして新価値を付加してよりユーザーのペインを解消する商品を作るかという視点を社員の皆様が強く持っていることが知れたのが良かった．また，単純にマーケティング戦略についてレベルの高い学生と一緒にグループワークができたのもよかった．

特にないが，マーケティングに関する最低限の知識は持っていた方が良いと思う．３C分析，SWOTなどは解説無しでできることが前提だった．

ワークの時間が短かった分，会社や職種に関するインプットの時間がかなり長かったため．2日あるインターンのうち半分以上の時間が講義であった．また，座談会の時間も長くとられており，ユニチャームで働いている人の具体的な一日の流れや人柄を知ることができた．

職種別採用であるためマーケティング職はかなり倍率が高く学生のレベルも高いのではと予測できるため内定まで勝ち取るのは難しいのではないかと感じた．さらに，マーケティングの中でもなぜユニチャームでマーケティングをやりたいのかが明確に言語化できている人でないと通らないとも感じた．

もともとマーケティング職での職種別採用を行っていることから志望度は高かった．その中でも，マーケティング職がかなり裁量権を多く持ってブランドマネージャ的なポジションで戦略立案を行っていることを知れたので，私がやりたいマーケティング職と近いためより志望度が上がった．

特に優遇がなかったから．しいて言えば，会社説明会などでは説明されない会社についての説明があったため，そのあたりをESや面接に盛り込むことができれば多少有利になるのかもしれないとは感じた．

メーカーやエンタメのマーケティング職を第一志望としていた．業界ではなく業種で企業を絞っていた．なぜなら，マーケティング職が私の強みであるリーダーシップと論理的思考力が行かせられる職種だと考えていたからだ．ほかにもITなど成長産業での就職も考えたが，ファーストキャリアとしていかに早く職能を得ることができるかを考えた際にやはりマーケティング職で採用されたいと感じた．

特に影響はしていない．もともと第一志望業界・業種であったため，マーケティング職に就きたいという思いがより一層強くなった程度である．しかし，一口でマーケティングと言っても会社によってやっていることは様々であることを改めて感じた．私は広告やコミュニケーションのみを行うマーケティングではなく，戦略立案から携われるマーケティングをやりたいということを改めて感じられた．