1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事の採用担当【面接の雰囲気】質問内容は基本的にエントリーシートに沿って質問が行われましたが,それぞれの質問について深く突っ込まれ,その後ダメ出しをされました.「その志望動機ならうちじゃなくてもいいよね?今の聞かなかったことにするからもう一回言ってみて」ともいわれました.【志望動機について教えてください】私は広く社会に貢献したいと考えており,エレクトロニクス産業の根幹を支える半導体業界に興味を持っていました。会社説明会において,貴社は半導体の性能向上を支えている半導体製造装置のメーカーであるということを知りました。その時,社員の方が「私たちが一歩前進すれば半導体業界は十歩,エレクトロニクス業界は五十歩前進することができる」とおっしゃっていて,社会に及ぼす影響が大きな分野だと感じました。貴社のプロセス開発職において,私が大学で学んだ無機材料に関する知識や経験を活かして半導体業界の発展に貢献したいと考え,応募に至りました。【研究内容について】機能性無機材料であるZnOの微細構造を制御し,色素増感太陽電池(DSSC)へ応用する研究を行っています。DSSCとは,ZnOなどの酸化物半導体や色素,電解液から構成される太陽電池で,その性能は酸化物半導体のnm ~μmの領域における微細構造を制御することで大きく向上します。私の研究では,前駆体を合成し,熱処理を施して前駆体由来の形態をもつZnOを合成する方法を採用しました。前駆体には金属-有機構造体(MOF)と呼ばれる物質を使用し,MOFの形態を制御することでZnOの形態を制御し,電池性能向上を目指しています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】質問内容は基本的にエントリーシートに沿って質問が行われましたが,それぞれの質問について深く突っ込まれ,その後ダメ出しをされました.「その志望動機ならうちじゃなくてもいいよね?今の聞かなかったことにするからもう一回言ってみて」や「自分は文系出身だから研究内容がよくわからない.何かに例えて説明したほうがいいんじゃない?」など厳しく突き返すことで,学生がその後どのような対応をとるのか,ということを重視している印象でした.ストレス耐性やコミュニケーション能力が評価されるような会社であると思いました.
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