【20卒】インテリジェントウェイブのIT技術者の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6696（埼玉大学大学院/女性）（2019/7/26公開）

動画選考

自己紹介・志望動機のほかに、IT技術に関するテーマについて制限時間内で話をする動画を撮影して提出する。

会社のことをよく調べていたこと。説明会で聞いたことをきっちり押さえていたこと。そして、質問に対してしっかり自分で考え、自分の言葉で話す誠実な姿勢が評価されたと感じる。

"面接官"は4人だったが、他に司会として総務の方が3人いた。1:7ではじめは緊張したが、こちらが話しやすい雰囲気を作ってくれているように感じた。対話の中で学生が一緒に働きたいと思える人物なのか、ということを見ていたように思う。

大学での研究内容について。また、そのテーマや研究室を選んだ理由等

私は基礎科学である物理学の中でも素粒子理論という、最も根本的な学問を専攻しています。身の回りの現象をすべて数式で表せるということにロマンを感じ、理論物理学という分野を選びました。一方で学部生の頃に参加したサマースクールをきっかけに実験にも興味があったので、素粒子現象論の領域で研究をすることに決めました。学部4年次に研究室配属となりますが、素粒子理論の分野で研究を行うには4年生の1年間はあまりに短いため、その時点で大学院への進学は決めていました。修了後は博士課程に進む道もありますが、社会に出て世の中の役に立つ「ものづくり」に携わってみたいという思いがあり、就職して技術者として働くことに決めました。

会社に入ってどんな技術者になりたいか、どういう風に貢献していきたいか

私は新しいことや難しいことに対しても積極的に学んでいこうという姿勢を持っているので、日進月歩のIT業界の中でもどんどん出てくる新しい技術を好奇心を持って追い続けていけると考えます。大学時代には、講義だけでなく自主的に勉強会を行ってより難易度の高い科目にも取り組んだほか、研究機関が主催するサマースクールなどにも積極的に参加し、他の大学の学生とも議論を重ねました。こうした経験を通して、私は論理的な思考力や人と議論する力を培い、そして仲間とともに挑戦することの楽しさを知ることができました。社会に出てからもこれらの強みを活かしながら、チームワークを大切にしつつ自分で学び続けることも忘れずに、技術者として活躍していきたいです。

学生が納得できる就活をすることが大切。特に承諾の期限などは決められず、定期的に状況を聞くための連絡をすると言われた。

年にもよると思うが、採用枠が決まっているわけではなく、現場で働いている方が一緒に働きたいと思える人材を採るというスタンスであった。面接でも学生側の話を真剣に聞いてくれるので、変に凝った面白いことを言おうとせず、自分がどういう人間か伝えられると良いと思う。今年から始まった動画選考は下調べや自分の考えをまとめるのに時間がかかったが、その時間も大切だったと思う。この企業に関わらず、IT業界で働くなら技術について学ぶことは大事だと思うので、時間を惜しまずしっかり調べ、自分の言葉で話せると良いのではないだろうか。

当たり前ではあるが、企業のことをよく知っておく必要はある。いわゆる「人物重視」で面接時間もたっぷりあるので、変な就活テクニックなどではなく、自分の考えを自分の言葉で話せる人が内定をもらえると思う。内定者は真面目で穏やかな人が多いように感じた。

動画選考の際、IT技術に関する情報収集や自分の考えをまとめるのに時間がかかった。撮影は初めは緊張するが、何回でも撮り直せるので時間のあるときにやればいいと思う。面接は、よくある質問をするというよりはESやこちらの回答を基に会話が進んでいく感じなので、自分の考えをその場で話せることが大切。時間も長いので、逆質問は2~3個考えておくと良いと思う。