20卒 インターンES
総合職
20卒 | 慶應義塾大学 | 女性
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Q.
志望動機(1000文字)
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A.
私が貴社を志望する理由は2つあります。1つ目は、ブランディングによるコンサルティングという事業内容に魅力を感じたからです。私がブランディングに興味を持ったきっかけは、「八方美人をやめよ」と題された雑誌の記事を読んだことです。その記事には人口減少とグローバル化が進む日本で企業が成長を続けるには特徴のない大量生産品で戦うことは困難であり、熱狂的な顧客の育成によって価格競争や市場縮小と一線を画すことができると書かれていました。つまり万人受けする製品では駄目だということです。私はそれまで、より批判者の少ない製品の生産が企業の成長に繋がると考えていたのでこの記事は衝撃的でした。しかし自分自身の行動を振り返ってみると、大好きなレストランの系列店が新しくオープンしたとき、確かに一人の友達が批判していても別の友達に声をかけて訪れました。これは私がこのレストランの持つブランドに魅力を感じていたからです。そして企業は批判する人がいても確かなファンがいれば成長し続けることができるのだと気付きました。このように変化の激しい日本市場の今後にはブランディングが欠かせないと考え、それを学び深めたいと思いました。2つ目は、多岐にわたって事業を展開する博報堂グループが持つマーケティングノウハウを学べることです。私は普段から何かを買う前には口コミを調べたり、旅行の予約をするときは複数の旅行プランの違いを比較したりするなど、行動・意思決定の前にできる限りの情報を収集・分析し、自分にとって最良の選択をしたうえで実行しています。また、流行を知り、追うことが好きなので、普段からSNSなどで知った情報をさらに別のアプリケーションを使って深く調べたり、過去の流行と比較したりしています。私は自分のこのような分析志向およびリサーチ力を活かすことができると思い、マーケティング活動に興味を持ちました。今まで様々なサービスや商品を利用してきた一消費者として、私は効果的なマーケティング戦略には企業の抱える問題点だけでなく消費者の動向を正確に把握することが重要だと思います。貴社においては博報堂グループとしての生活者発想とコンサルティングファームとしての経営戦略を融合させることができ、複数業界の知見を掛け合わせた、私の考える理想的なマーケティング活動を可能にしてくれると確信しました。以上の2つの理由から、私は貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
ブランディング/マーケティング戦略が優れていると思われる企業、または商品・サービス名と優れていると思われる理由をご記入下さい。(1000文字)
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A.
マーケティングが優れている商品として、私はネスレの「キットカット」を思い浮かべます。理由は2つあります。1つ目は消費者にとっての価値を生み出していることです。この成功事例は「受験生のためのキットカット」です。現在ではキットカットは、受験生に対して「きっと勝つ」の意味を込めて贈る定番の応援ツールとなっていますが、これはネスレの「広告より口コミで広げる」というマーケティング戦略による結果だと思います。キットカットを用いた応援は、九州の方言で「きっと勝つ」を意味する「きっと勝つとお」と「キットカット」の語感が似ていると九州の受験生の間で話題になったことが始まりだと言われています。この口コミを察知したネスレはこれに他にはない価値を見出し、さらに応援メッセージを書けるパッケージや包装に自分の好きな写真を載せられるサービスを考案しました。このように消費者にとっての価値を重視した結果SNSなどで話題となり、受験だけでなく恋愛、スポーツのシーンなどでも応援や感謝の気持ちを伝えるコミュニケーションツールとしての地位の確立に成功しました。2つ目は他社との差別化の成功です。これは「ブレイクを売るという商品コンセプト」によるものです。ネスレは「商品ではなくイメージを売る」というマーケティング戦略のもと、「疲れやストレスから開放してくれるチョコレート菓子」というイメージの確立に成功しました。もともとキットカットはイギリス企業の商品であり、「Have a break, have a KITKAT.」というスローガンのもとで売り出されていましたが、ネスレが買収により引き継いだ後もキットカットにしかない特徴を表すこのスローガンは使い続けられました。数ある競合商品の中からキットカットを選んでもらい確固たる地位を築くためにスローガンを見直したネスレは、「ブレイク」という言葉に注目しました。ここに含まれるブレイクには2つの意味があり、ひとつは「割る」ブレイク、もうひとつは「休憩する」ブレイクです。忙しい現代において消費者が求めているものは「ストレスからの開放」であるということを知ったネスレは、スローガンをもとにキットカットがブレイクを届けるというイメージを広げていきました。この2つの成功事例からも考えられるように、消費者にとっての価値と他との差別化を大切にするキットカットのマーケティング戦略は優れているものだと思います。 続きを読む
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Q.
あなたの「自分らしさ」を最も表現する写真を一枚選んで添付して下さい。 そして、それがなぜ自分らしいのかを説明して下さい。(1000文字)
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A.
この写真が表現している私の「自分らしさ」は2点あります。1点目は「社交性」です。これはサークルの友達と車で〇〇県の〇〇に出かけた時の写真ですが、私が穴のくりぬかれたパネルを見つけて真っ先に顔をはめにいくとその場にいたみんなが笑ってくれました。私は人との交流が好きで、普段から自分の言動で周囲を魅了したいと考えています。私の所属するサークルは一学年80人程度が参加している大規模な団体であるため、思うように交友関係が広げられないこともあります。特に同期のメンバーが後輩と交友を深めたいと言っていましたが、機会がなかったため交流の場を設けるためにバーベキューを企画しました。初めは互いに緊張している様子だったので共通の話題を持ち掛け、時にはジョークを織り交ぜた会話を進めることで場を和ませました。帰るときには各々が学年の壁を越えて交流しており、私自身も今まで以上に打ち解けることができました。このように社交性を活かして自分と他人、他人と他人を繋ぎ、リーダーシップをとることができるのは私の自分らしさです。2点目に挙げる自分らしさは「先を見据えて行動する力」です。私はこの時、雨に濡れて気分が沈んでいた友達が帰りの車中を楽しむことができないのではないかと思い、元気を出す方法を探していました。パネルを見つけた時、これを使って場を和ませ気を紛らわせることができるのではないかと考え、顔をはめにいきました。私は試験の前にはやるべきことのリスト化及び時間管理によって漏れの無いように準備し、旅行に行くときは前もって巡る観光地と移動手段を決めておくなど、自分が実現したい結果のためにとるべき行動を考えるようにしています。また、大学生活ではサークル活動の中で何百人もの新入生を対象とするイベントを企画しました。このイベントの目的は入学したばかりの新入生の不安を取り除くことにあり、流れやコンセプトを新入生の目線に立って考える必要がありました。新入生は履修やサークルのことに不安を抱えていると考え、それを取り除くためには自分たちの経験を伝えることが有効だと思ったので、そこから動画や台本の作成など自分たちが今なすべきことを決定しました。一からイベントを企画するのは初めてでしたが、先を見据えて逆算的に行動・意思決定することでイベントを成功に導きました。以上の理由からこの写真は最も私らしさを表現しています。 続きを読む