16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが感じる当社の魅力について、記述して下さい。(400字)※
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A.
私は,これまでに学んできた化学における考え方を活かしたモノづくりを通じて社会に貢献したいと考えております。貴社が扱う「ガラス」は建築用や自動車用,太陽光発電用など私たちの身の回りで多様な用途で用いられ,断熱や省エネなど様々な機能を付与することができるため,非常に奥が深く,世の中に必要不可欠な材料であると感じました。貴社はガラス事業に特化した日本におけるリーディングカンパニーであり,真空ガラス「スペーシア」やオンラインCVDによる透明導電膜の作製など他社には真似できない高い技術力を有しております。また,「グローバル意識が強く,海外事業にも積極的に参入していること」や「研修制度や福利厚生が充実していて,人材を大切にする社風があること」から,今後さらに成長していく企業であると感じました。以上の理由より,貴社に入社し,世界に変革を起こす高機能ガラス製品の研究開発に携わりたいと考え応募しました。 続きを読む
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Q.
大学で学んだこと(ゼミや研究室の内容、又は大学の講義で興味を持った内容)について専門外の人でも分かるように記述して下さい。(800字)※
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A.
私は,「金属-有機構造体(MOF)を前駆体としたZnO膜の微細構造制御と色素増感太陽電池(DSSC)への応用」という研究を行っています。DSSCとは,ZnOなどの酸化物半導体や色素,電解液から構成される太陽電池で,塗布・焼成など簡易なプロセスで作製できる,色素を用いているためデザイン性に優れるなどの特長があります。その電池性能は酸化物半導体のnm 〜μmの領域における微細構造を制御することで大きく向上し,DSSCに適した膜構造としては色素を多量に吸着させることができる比表面積の大きな構造や電解液の拡散を促進させるためのマクロ孔を持つ構造などが望まれます。一般的に,ZnOは溶液中においてロッド状やワイヤー状など1次元的な形態を取りますが,これらの形態は比表面積が低く,DSSCには適していません。そこで私たちの研究グループでは,溶液中で前駆体を合成し,熱処理などでZnOに変換する方法を採用しており, これまでに層状水酸化酢酸亜鉛(LHZA)などを前駆体として用いて花弁状ZnOナノシートを合成してきました。私の研究では,前駆体の新たな候補として金属-有機構造体(Metal-Organic Framework :MOF)に着目しました。MOFとは金属イオンと複数の配位部位をもつ有機配位子が結合し,周期的構造を形成した結晶性の化合物であり,金属イオンと有機配位子の組み合わせや反応条件を変化させることで多様な構造をとることが知られています。そのため,MOFを前駆体とし,熱処理条件を最適化することでMOF由来の3次元的な形態をもつ金属酸化物へと変換することができます。私の研究では,金属イオンにZn2+,有機配位子に2-メチルイミダゾールを用いた亜鉛系MOFの代表例であるZIF-8 (ZIF : Zeolitic imidazolate Framework)という物質を前駆体として用い,熱処理条件を検討することでZIF-8由来の特異的な形態をもつZnOを合成してDSSCの電極へ応用することを目的としています。 続きを読む
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Q.
自分について最もアピールしたい点(自信のある点)を出来ればエピソード等を含めて記述して下さい。(800字)※
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A.
私の強みは【課題に真摯に取り組み,仲間と協力して目標達成に向け努力できること】です。私は学部3年の時,100名規模のテニスサークルの役員を務めていました。週5回の練習に加え,合宿・部内戦などさまざまなイベントがありましたが,中でも夏合宿は一大イベントで,1週間という長丁場で行われるため,1年生にとっては一生の思い出になると言っても過言ではありませんでした。合宿では6つの班に分かれ,練習は班ごとに行われるのですが,私は班長としてその内の1つを任されていました。以前より「下級生に楽しんでもらえるサークル運営」を目標に掲げていた私は,この合宿を通して部員同士の親睦を深め,1年生にうちのサークルを好きになってもらいたいと考えていました。事前準備はしっかり行ったつもりでしたが,実際には思うようにいきませんでした。私の班の1年生は普段練習にあまり参加しない子が多かったため,なかなか心を開いてくれないことが一番の問題でした。「何とかして楽しんでもらいたい」と, 2年生や4年生,OB・OGなどさまざまな方から意見をもらい,副班長である同期の役員と共に徹夜で練習を考える日々が続きました。考え抜いた末,私は,ボレーやスマッシュなどボールがネットを越えやすい簡単なメニューを中心に練習を組みました。また,それまでは私一人で班の進行や盛り上げを行っていたのですが,私が至らない所は副班長や2,4年生にもフォローしてもらいました。すると少しずつ心を開いてもらえ,最終的にはどこよりも仲の良い班を作ることができたと自負しております。この強みは研究にも活かされており,実験がうまくいかないときは,実験手順を一つ一つ見直し,先輩や教授,共同研究者とのディスカッションを繰り返しながら課題を解決していきました。そうすることで今まで気がつかなかった新たな発見をすることができ,研究成果を出すことができたと考えております。 続きを読む
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Q.
あなたの語学力(TOEIC点数等)について記述して下さい。(100字)※
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A.
TOEICは620点で,英語での日常会話ができるレベルです。また,国際学会において自身の研究成果を英語で発表したことがあります。 続きを読む
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Q.
海外滞在や、外国人との関わり・やり取りをした経験があれば、その内容を記述して下さい。(200字)※
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A.
修士1年の時,研究室にフランス人留学生が3ヶ月間滞在していました。私は彼の実験サポートを任され,実験方法から分析装置の使い方などを指導しました。初めは英語でのコミュニケーションに苦労しましたが,ボディランゲージなどを交えることで少しずつ自身の意思を伝えることができ,最終的には英語でディスカッションできるようにまでなりました。この経験は私の英語に対する恐怖心を払拭してくれたと考えております。 続きを読む