16卒 本選考ES
技術職
16卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
*誕生〜現在までを振り返って、これまでの人生におけるあなたの充実度を曲線グラフで描いて下さい *充実度の変化のきっかけとなった体験・出来事・場面を曲線の傍に記入し、下の空欄に詳しく記述して下さい
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A.
中学受験をし,文武両道を掲げる中高一貫校に入学しました。そこは,「徹夜で山登りをする」「白褌で海を泳ぐ」「朝6時から寒稽古をする」などさまざまな伝統行事があり,1年目は辛いこともありましたが充実した日々でした(①)。しかし,2年目以降は毎年同じことの繰り返しに飽きてしまい,かつての充実感はなくなってしまいました。部活は剣道部に入っていましたが1年で辞め,その後は特に何もすることなく中学・高校生活を過ごしていました(②)。高校3年から1年間,受験勉強に打ち込みましたが,残念ながら第1志望の大学に不合格となり,第2志望の大学に進学しました(③)。 大学ではテニスサークルや飲食店でのアルバイトを通してさまざまな人と出会い,交流を深めました。また,2年生の学科分けでは第1志望の応用化学科に配属され,学業にも励みました(④)。大学3年の時,所属していたテニスサークルの役員になりました。しかし,50年以上の伝統があるサークルで,部員も当時100名ほど在籍していたため,役員の精神的なプレッシャーは並大抵のものではありませんでした。また,この頃から学業の方も忙しくなり,学生実験は週に2回ありました。サークルと学業の両立は大変でしたが,役員を終えた時に1年生から「このサークルに入って良かった」と喜んでもらえ,最終的には達成感と満足感に溢れていました(⑤)。 大学4年になり,第1志望であった無機材料系の研究室に配属されました。「学生の自主性を重んじる」という教授の指導方針の下,比較的自分のやりたいように研究を進められた反面,思うような成果が出ない日々が続きました(⑥)。そんな時はひとりで悩まず,先輩や教授,共同研究者とのディスカッションを積極的にしました。ディスカッションを繰り返すうちに「どの実験条件が反応に影響しているか」ということが次第に分かり,問題点を解決することでき,国内学会や国際学会で自分の研究成果を発表することができました(⑦)。 続きを読む