18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 広島大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが感じる当社の魅力ついて
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A.
私は、化学の知識や考え方を用いて、人々がより豊かに暮らすことができる高付加価値な製品を開発したいと考えています。貴社は雨風を防ぐためのものでなく、機能性を付加させることでガラスに付加価値をつけて用途を拡大してきました。中でも自動車用の軽量ガラスや紫外線・赤外線カットガラスなどの、燃費の向上や室内温度維持の観点からCO2削減に貢献している製品に興味があります。地球温暖化は今後の課題でもあり、環境に配慮したものづくりに携わりたいからです。また、ニーズを察知するために研究者であっても、自らお客様のもとへ行き直接意見を聞くことを重視している点も魅力に感じました。なぜなら、実際に製品を使われているお客様の意見を伺うことで、ものづくりに対する視野が広がり、よりよいものを作れると思うからです。これらの理由から貴社で、ガラスに高付加価値をつけた製品を開発し人々の生活の質の向上に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
大学で学んだこと(ゼミや研究室の内容、又は大学の講義で興味を持った内容)について専門外の人でも分かるように記述して下さい。
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A.
太陽エネルギーを用いて、水を水素へ分解する光触媒の研究を行っています。これが実現すると、太陽エネルギーと水のみでエネルギー源を確保できるといえます。現在、化石燃料の過度な使用からCO2濃度の上昇及び海面上昇が問題となっており、化石燃料に変わる代替エネルギーを模索することが重要視されています。その代替エネルギーの一つに水素エネルギーがあります。水素エネルギーとは、水素を媒体としたエネルギーであり、燃焼によってCO2や有機物を排出しないクリーンエネルギーです。しかし現状では水素を生成する過程で化石燃料が使われ、CO2が排出されているので根本的な解決には至っていません。そこで、注目されているのが光触媒です。光触媒とは別名「人工光合成」と呼ばれ植物と同様に、光照射により化学反応を引き起こす物質であり、水を分解し水素を発生させることから注目されています。光照射により電子が価電子帯から伝導体へ励起され、価電子体にはホール、伝導体には電子が生成し、それぞれが酸化・還元反応を引き起こします。この光触媒の性能を向上させる取り組みとして、助触媒の担持が用いられてきました。助触媒には電子とホールの再結合の抑制を抑制することで反応を促進させるなどの利点があります。助触媒には一般的に単体の金属や金属酸化物が使用されています。私の本研究では、新規材料として助触媒の開発を行い、光触媒と組み合わせることで新たな光触媒材料の開発に取り組んでいます。 続きを読む
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Q.
自分について最もアピールしたい点(自信のある点)を出来ればエピソード等を含めて記述して下さい。
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A.
私のアピールポイントは、物事に粘り強く取り組めることです。フットサルサークルでのエピソードを記します。中学まではサッカーを続けていましたが、足の故障から高校では別のスポーツに切り替えました。しかし、サッカーをまた続けたいという思いから、高校での3年間を足の修復のために一切ボールに触りませんでした。大学に入学し、フットサルサークルに加入した際は、足の痛みもなくなっており、高校で出来なかったことを糧に、中学までに行わなかったことを積極的にすることにしました。そこで私は経験したことのないポジションを勤めることにしました。このポジションでレギュラーとして試合に出ることが出来ればこれまでにない達成感を得ることが出来ると考えました。しかし始めた当初は、自分が思っていた以上に技術力が低く、自分のミスのせいでチームが負けることが何度もあり、悔しい思いをしました。そこで、まず自分に足りないものを補うために、動画撮影で自分の動きをチェックする、先輩や相手チームに積極的にアドバイスを求めに行くなど情報を集めることから始めました。自分の欠点を見つけ出した後、欠点を補う練習を行いました。これらの練習を続けて1年以上かかりましたが、結果としてチームのレギュラーとして試合に出場することができ、大会で準優勝を勝ち取ることが出来ました。この経験から、明確な目標を持って取り組むこと、途中で上手くいかない期間が続いたとしても、最後まで粘り強く諦めない気持ちを持って取り組むこと、この二つのことを学ぶことができました。現在行っている研究においても持ち前の粘り強さで取り組み、祈願だった学会へ参加することが出来ました。 続きを読む