- Q. 志望動機
- A.
AGC株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒AGC株式会社のレポート
公開日:2017年12月13日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
選考時期が早いため、途中の選考までは第一志望である旨を伝えなくても通過することはできるためそれほど深い企業研究は必要ないかもしれません。会社説明会で配布されたパンフレットや新卒採用HPなどに書いてある事業創造エピソードなどに言及した際には反応は悪くなかったのである程度は下調べしておくに越したことはないと思います。そのうえで、自己分析をもとにこの会社に入社してみて将来的に成し遂げたいことをぼんやりとでもよいですし、複数個あってもいいので何かしら語ることができるようになることが大事なのではないかと思います。しかし商材が化学品ということもあり文系の人たちにとってはとっつきづらいと思うので深い理解までは必要はないでしょう。
志望動機
多くの産業で利用されうる素材に関するビジネスを通じて物質的な豊かさを社会に提供したいです。私はバイオマスから有用な化学物質を開発することを使命に掲げた研究室を擁している学科で日夜、学習及び研究を繰り返してきたからです。化学品や素材の力でもって世の中を豊かにしていきたいと考えるに至りました。
そして挑戦を奨励する環境の中、仕事を通じて自分自身を磨きたいです。というのも、私は人生において一貫して負け犬であり、人より秀でた成果を出せずチームに入れてもらえないことに劣等感を抱いた過去があったからです。こうした反骨精神をバネにした結果、自分の強みを生かして社内のメンバーや社会に対して良い影響を与えることを通じて自分自身も人として成長したいと感じました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年01月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
これまでに最も力を入れて取り組んだことを教えて下さい。
これまでに最も力を入れた取り組みにおいて、目標としていたことを教えて下さい。
これまでに最も力を入れた取り組みの具体的な内容を教えて下さい。
取り組みの結果を教えて下さい。
ES対策で行ったこと
学生時代で自分自身が頑張ったことの中から、化学メーカーウケがよさそうなもの(私の場合、大学院での研究)をピックアップして文章を書いた。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
SPIの参考書を1週し、間違えた問題に印をつけて何度か見直したうえで受検した。
筆記試験の内容・科目
性格、言語、非言語
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年02月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
問われたことに対して理路整然と答えることができたこと、また日系企業の本選考ということもあり自己PRも研ぎ澄まされたものが用意できたことです。
面接の雰囲気
厳かではなく優しかったが落ち着いた雰囲気で淡々と応対してくれた。深堀の質問もいくつか来たがそれほど詰めてくる感じではなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代一番頑張ったことは?その規模・なぜそれを始めたのか・頑張った際の工夫・目標を合わせて答えてください。
瞬間接着剤の反応と物性評価の研究をしました。研究自体は自分1人で行いました。企業との共同研究ということでより新規物質の利用に近いところに携われるだろうと感じて始めました。物性を測定し、そのうえ、既存の瞬間接着剤と同程度を目標にその物性を向上することを狙って取り組みました。実際にこの研究を既存の手法以外の手法を取ることで成果を出しました。研究を始めた頃の4年生初期、私は系統だったデータが得られないことで進捗が遅れていました。なぜなら、先行研究が存在しない題材であったため、いつも頼みの綱としていた研究室内の同僚の専門性ではカバーできず、参照すべき既往の研究論文を検索しても見つからなかったからです。しかしながらなんとしてでもデータを得て進捗を挽回したかった私は、他研究科の研究員や共同研究企業の担当者など、多方面の専門家に対する積極的なヒアリングに努めました。結果、獲得した知見を通して新たな実験系を確立することができ、データ収集および考察まで到達でき、国際学会での発表が決定するまでに至りました。
ほかに学生時代頑張ったことはありますか。
1学年30人程度のテニスサークルの新歓において、踏襲されていた勧誘法を見直し、SNSによるPR法の導入を実行しました。SNSでアカウントを作成し、広報活動をしつつ積極的に新入生に個別にアプローチして勧誘をしました。実際に、制度変更により入学式にチラシを配布することが禁止され、新入生の入部数の大幅減少が懸念されていたからです。そこで、この状況を解消し新入生にサークルについて認知してもらうために、近年の新入生はSNSで入学前から友達関係を構築していることに着目し、この案を実行しました。目標は前年度と同数以上の新入生を新たに迎え入れることとして行いました。また、サークルに対する報恩の念がこれをやり遂げた原動力になりました。運動神経が悪く何の実績も残していない自分でさえ、良好な練習環境を享受できるのは先人の実績があるからであると感じ、私も今後のサークルのために自分なりに貢献したいと思ったためです。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
選考時期が早いので御社が第一志望ですと言い切らずに、なぜ候補先企業の間で迷っているのかを納得感のある説明ができていたこと
面接の雰囲気
非常に和やかで時折返答に対して笑顔で応対してくれたため緊張がほぐれてもはや楽しささえ感じた選考でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
企業選びの軸を3つ教えてください。
2つしかないのですが、1つ目は多くの産業で利用されうる素材に関するビジネスを通じて、物質的な豊かさを社会に提供できる企業に就職したいです。
というのも、私は農学部の生物材料科学専攻においてバイオマスを化学的に変換することで有用物質を得るための技術について学び、さらに接着剤に関する研究を日々進めてきました。そうして自分の蓄えた知識や経験が武器になると考えたからです。
2つ目は挑戦を奨励する環境の中で仕事を通じて自分自身を磨くことができる環境を提供してくれる企業に就職したいということです。というのも私は人生において一貫して負け犬であり、人より秀でた成果を出せずチームに入れてもらえないことが悔しかったためです。仕事を通じて頼りがいがある自分になれるように日々頑張りたいと思っています。
志望企業ベスト5を教えてください。
現段階では3業界に渡りその中から3社を志望企業としています。コンサルティングファームからはデロイトトーマツコンサルティングさん、総合商社からは三井物産さん、そして化学メーカーからは旭硝子さんです。どれも先ほど挙げさせて頂いた2つの軸に強く絡む業界であると感じております。その中でデロイトトーマツコンサルティングさんに関しては先日入社を頂いて内定を承諾しようかどうか迷っている段階です。また三井物産さんに関してはインターンシップで交流した社員の方が非常に聡明で人として惹かれる部分がありました。旭硝子さんに関しても座談会で交流した社員の方が非常に聡明で人として惹かれる部分がありました。仕事を通じて自分自身を磨きたいという意思を持っている自分としてはこれらの会社に良さを感じました。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2017年03月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 人事、事業部長、事業部長、経理
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
緊張もあって多くの質問で歯切れの悪い返答をしてしまった。また最終面接でもあり役員の方の思い付きベースでの質問と推察される問いもあり、少し戸惑った。
面接の雰囲気
40~50代の社員が横並びで並んでおり、プレッシャーを感じさせる佇まいの人もいたが、和やかさを出してくれる人もいた。
最終面接で聞かれた質問と回答
なんで理系院生なのに技術職ではなく事務職を志望しているのか
近年、日本の家電メーカーが軒並み業績が悪化している。高い技術力を保有しているはずなのに業績を落としてしまった理由を調べてみると、ニュース記事の多くでマーケットインの志向が欠落しておりプロダクトアウトの志向が先行している旨が掲載されており、これを持って批判されていることに気づきました。私は大学での研究活動を通じても似たような感情を抱いた。見込み顧客がはっきりしないまま基礎研究を伸長する取り組みを企業との共同研究を通じて行っていましたが、強いやりがいを持ち続けることはできませんでした。そもそも試薬自体高級であったし、生成物の物性がたとえ高くてもわざわざ欲しいと思うようなクライアントがこの世に現れるのかと疑問でした。こうした経験をもとにもっと市場に近い場所で需要を見込み技術に関しても理解を深めることで、事業を創造していきたいと思ったからです。
中学時代の挫折経験と高校時代の勉強頑張るきっかけとのつながりは?
実際に、私は体力測定の結果が学年でワースト3に入るほど運動神経が悪かったです。そのため、ソフトテニス部の活動において、改善点を教えてもらうもその通りの体の動かし方ができないほどでした。ゆえに相方に迷惑をかけてしまい、引退試合の直前にペアの解消を申し込まれた経験があります。この経験で抱いたコンプレックスをバネにしてなんとか自分の強みを発揮することで、周りから認められた結果、「自分らしい自分」に自信を持ちたいと考えるようになりました。高校に入学してからは軽音楽部にも入部しておりましたが、自分ならどこで秀でた成果を出せるか模索した結果、勉強なら伸びる素地はあるだろうしまだそれほど本気を出していない領域だろうと考えるに至りました。
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AGCの 会社情報
会社名 | AGC株式会社 |
---|---|
フリガナ | エージーシー |
設立日 | 1950年6月 |
資本金 | 908億7300万円 |
従業員数 | 55,272人 |
売上高 | 2兆192億5400万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 平井良典 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 |
平均年齢 | 43.2歳 |
平均給与 | 863万円 |
電話番号 | 03-3218-5096 |
URL | https://www.agc.com/ |
採用URL | https://www.agc.com/recruiting/ |