【21卒】フジシールの夏インターン体験記（理系/化学系コース）No.8542（大阪大学大学院/男性）（2020/1/31公開）

決められた時間内でモノを作り上げる難しさを痛感しました。グループ内でのそれぞれの意見をまとめて最適解に近づけるだけでなく、納期を意識してモノを生み出す企業ならではのリミットを体感することができました。最適なモノを作るだけでなく、世の中に出せるモノを作る大切さを感じました。

普段からスーパーなどで売られているパッケージされた商品を観察しておくことが大切だと感じました。なぜこのようなデザインなのか、と普段から当たり前なことに疑問を持つことで、もっと色々な発想が生まれたのではないかと思いました。

ただ議論するだけのグループワークではなく、手を動かす実習形式であり、かつ実際に研究開発の方がやっていることを体験できたため、普段どのようなことを考えて仕事をしているのかを実感しやすかったです。自分たちの意見を社員の方に説明し、それに対するフィードバックもいただけたので、新入社員としての姿が想像しやすかった。

インターンの参加学生や、社員の来歴を見る限りでは、大学院生の需要が感じられませんでした。学生時代に培ってきた専門技術を活かすというよりは、企業の雰囲気に合う学生を採用している印象で、大学院生である私にとってはむしろ不利に働くと感じたからです。

実際にお客様の手元に届く製品を研究できる会社であることを知ることができ、人のために活躍できる会社であると感じました。自分の考えた製品で喜ぶ人を実際に見る機会が多くあり、やりがいをより実感しやすく、自分のモチベーションにも好影響があると感じたからです。

インターン参加者には早期選考の連絡が届きます。そのため、他の就活生よりも一歩早く選考に進むことができます。万が一、早期選考で漏れたとしても一般で受けなおすことが可能です。

インターンシップ参加者には一般公募よりも早い時期に選考の連絡が届きます。1月には本選考のESを提出する旨の連絡が来ます。

専攻が化学工学なので、プロセスエンジニアとして活躍できる化学メーカーを志望していました。特に大きなプラントを統括したいと思っていたため、大きな工場を多く持つ鉄鋼系の業界には興味がありました。また、自分の研究で触媒を取り扱っているため、ナフサを工業製品に変換する触媒を使っているプラントを持つ、石油化学の業界にも興味がありました。

自分の専門ではない分野での研究開発の体験ではありましたが、実際に手に取って体験することで、研究職への興味が湧きました。また、世の中の人のために働きたいと考えている私にとって、製品がお客様に届くことがダイレクトに実感できる企業が向いているとより強く感じました。現在では、生産技術職だけでなく研究職にも目を向けて企業研究しております。