16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 東京大学 | 男性
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Q.
学生時代に特に力を入れて取り組んだことについて、その動機・過程・成果等を含めて具体的に記入して下さい。(全角600文字以内)
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A.
私は、中小企業向けの経営コンサルティングを行う企業での書類作成アルバイトに注力した。大学では学ぶことのできない社会の厳しさを実感したいと考え、このアルバイトを始めた。この会社のビジネスの流れは以下の通りである。中小企業に営業をかけて顧客を獲得し、ビジネスプランを相談の上、申請書を書く。申請書が都道府県に承認されると顧客に低金利融資枠が付与されるというものである。私の業務は、申請書の作成である。申請の承認・不承認を決定するのは申請書であり、不承認となれば、会社は返金しなければならず、顧客も融資を受けられない。したがって、アルバイトの役割は、会社・顧客双方にとって重要である。厳しい社長の指導のもと、求められた以上のリサーチ、プランニング、表現を追求した。また、アルバイトの人手不足が長期間続いた時期に、従来以上の案件をこなしつつ、新人アルバイトに対して教育を行い、いち早く一人前のプロフェッショナルとして役割を果たせるようにサポートした。こうした積み重ねにより、社長をはじめ、上司からの信頼を得た。また、顧客から、書類の出来栄えに関して、お褒めの言葉を幾度と頂いた。この経験を通じて、アルバイトという身分に安住して定められた仕事で済ませるのではなく、粘り強く責任感を持って仕事をすることを学んだ。また、お金を稼ぐ目的ではなく、会社や顧客に貢献するため、利他的に努力を惜しまないことも学んだ。 続きを読む
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Q.
信金中央金庫の志望理由と入庫後のビジョンや夢を記入して下さい。 (全角600文字以内)
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A.
私は、大学1年の頃から続けている中小企業向け経営コンサルティング会社でのアルバイトを通じて、中小企業の経営者の方々と幾度となく接してきた。その中で、素晴らしい技術を持ち合わせているものの、資金繰りが厳しく、新たな研究開発費をつぎ込むことができずにいた会社が、地元の信用金庫からの融資によって、事業を成功させ、右肩上がりに成長していく姿を目の当たりにした。この経験を通じて、私自身も金融というツールを用いて、日本の経済を支えている中小企業を支援したいと考えるようになった。地域金融及び中小企業金融の担い手となっている信用金庫のセントラルバンクとしての役割を持つ貴金庫は、私のやりたい仕事ができる最適の場であると考えたのが最大の志望理由である。入庫後の夢は、中小企業金融支援に携わることである。金融機関として、融資によって顧客の経営を支えることはもちろんであるが、経営のアドバイザーとして企業の経営課題について顧客と一緒になって考え、解決策を提案したい。特に中小企業の場合、経営者が財務に関する知識を身に付けておらず、本業に力を入れるあまり、資金繰り等にまで頭が回っていないというケースを見てきた。そこで、入庫後、私は金融機関の人間として財務に関する専門知識を身に付け、中小企業のサポートを行い、日本経済の発展に貢献したい。 続きを読む