
23卒 本選考ES
研究開発
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Q.
就職活動の軸や興味ある業界について、きっかけや理由を含めて教えてください。(400字以内)
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A.
主に食品業界やバイオ技術を扱っている化学メーカーに興味を持っている。私は大学院での研究を通して、分子生物学研究の面白さに魅力を感じるようになった。生物が持つ遺伝子の機能やその制御メカニズムは実に多様かつ合理的であり、それを解明または利用するための研究がとても面白いと感じている。きっかけは、初めて研究室で読んだ論文だった。その論文では、植物の品種間の遺伝子配列の差を用いて、ストレス耐性に機能する遺伝子の特定を行っていた。ほんのわずかな配列の違いが、植物体に大きな影響を及ぼすことから、遺伝子の持つ力の大きさを目の当たりにした。そこから、社会に出た後も生物を扱う研究に携わり、遺伝子の力で社会に役に立ちたいと考えるようになった。そこで、今まで研究室で学んできたことを活かすことができ、微生物や植物を通して人々の暮らしを豊かにすることに貢献できる、食品業界や化学業界に興味を持つようになった。 続きを読む
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Q.
希望される業務を第一希望から第三希望までご選択ください。
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A.
第一志望:基礎研究 第二志望:製品開発 第三志望:バイオ製品の製造・管理 続きを読む
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Q.
上記回答について、希望される理由を具体的に教えてください。400字以内)
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A.
私が研究職を希望する理由は2つある。1つ目は、0から1を生み出す仕事にとても魅力を感じているからだ。私は好奇心が強く、このような知の最前線で行える業務にとても興味を持っている。研究に携わることは、今までの社会にはなかった新しい技術の誕生に立ち会えることができ、他の業種ではなかなか味わうことのできない、大きなやりがいがある業務であると考えている。入社後には、熱意と好奇心を持って自分の研究に取り組みたい。2つ目は、研究という営みがとても好きだからだ。現在の大学院での研究生活でも、自分で仮説を立て、実験をして、結果を得る、というサイクルを通して、目標に向かって一歩ずつ進んでいくことにとても充実感を感じている。社会人になっても、このような働き方をしたいと考えるようになった。目の前の研究を一つ一つ遂行していくことで、将来的には大きなプロジェクトを実現することができるまで成長したい。 続きを読む
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Q.
ご自身が取り組んでいる研究テーマ名を教えてください。(50字以内)
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A.
植物の○○○における○○○特異的分解機構の解明 続きを読む
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Q.
研究概要についてご紹介ください。(800字以内)
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A.
近年世界中で生じている異常気象や環境問題は、自然界において環境ストレスを引き起こし、作物の収量低下や品質低下を招く。従って最近では、環境ストレス耐性の高い作物の創出が強く求められている。植物は周囲の環境変化に応答して多数の遺伝子の発現量を制御することで、様々な環境ストレス条件下でも生き残る耐性機構を発達させてきた。所属研究室の先行研究から、植物では○○○に機能する遺伝子が○○○の制御を受けることが明らかになった。○○○とは、○○○○○○○○○○○○を生み出す仕組みである。その構成要素の1つである○○○タンパク質は通常時には植物の○○○を促進する一方で、○○○を抑制している。しかし、○○○時には○○○が分解され成長が抑制されるとともに、○○○に備えて体内を変化させる。従って、○○○の分解は、植物が○○○と○○○を切り替えるスイッチであると言えるが、その分解メカニズムは不明である。そこで、○○○に応答した○○○の分解メカニズムの解明を研究目標とした。現在は、主に2つの実験を同時に進めている。1つ目は○○○分解に直接関わる因子の探索だ。先行研究によって得られた候補タンパク質の中から、タンパク質分解に関わる○○○○○○が2種類見出された。そこで、これらの候補タンパク質が○○○と直接相互作用しているのかについて、○○○や○○○○○○を用いて確認している。2つ目は○○○の分解特性の解析だ。様々な温度条件や、薬剤処理条件での○○○の蓄積量を、○○○○○○○○○を用いて調べている。この実験から○○○の分解の特徴を詳細に分析することで、○○○に応答した○○○の分解を促す合図の同定に繋がる知見が見出されることを狙いとしている。 続きを読む