【20卒】セイコーエプソンの冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.6407（東京農工大学大学院/男性）（2019/6/25公開）

メーカーは技術が命であると強く感じた。また、金儲けが第一ではなく、ステークホルダーや環境に配慮することの重要性を知ることができた。理系の学生はビジネスに関する知識が文系の学生に比べて少ないので勉強になった。プロジェクターの技術を用いて、現代アートにも貢献している点が良いと感じた。

質問をする機会が多いため、基本的な知識を前もって身につけておくと質問をしやすいと思う。技術的な話を完璧に理解することは難しいと会社側もわかってくれているので、技術への好奇心を持ちながら参加するのが良いと感じた。

技術系総合職として入社する場合、東京での勤務はほとんどない。多くの拠点が長野に集結しているため、職場間の連携をイメージすることは難しかった。座談会を通して業務の内容や職場の雰囲気を知ることができるが、実際に自分の目で確かめたことではないので働いている姿の想像は難しいと感じた。

技術を大切にしている会社であり、開発に興味のある学生は受けが良いかも知れないと考えた。また、特許戦略に重点を置いており、知的財産に関する知識をもっていることは他の学生に比べて強みになるポイントになると思った。技術だけではなく、世の中に技術を広めるマネジメントに興味があることを強調することで内定が出ると考えた。

製品紹介の中で、現在販売されているプリンターの要素技術の中には、社長自らが技術者として開発したものがあるとお話を聞き、技術やエンジニアを大事にする社風であると感じた。技術がなければ競合他社との差別化が難しくなるため、メーカーは技術が一番大事であると思う。技術に重点をおく会社は将来性を感じるので、志望どは上がった。

インターンシップで企業への理解が深まったから、また会社が提言している長期ビジョンやエプソンの技術力の源泉である省・小・精の技術を知ることができたので、参加していない学生に比べて志望動機を考えやすいと思ったから。

参加者には名札が配られたため、人事の方がチェックをしている可能性はあるが基本的にフォローはなかったと思う。冬のインターンに参加することで選考ステップが免除されることもなかった。

業界を問わずに企業を見るようにしていた。特に働き方に就活の軸をもっており、人と連携しチームワークを発揮しながら様々な業務を経験する職種を探していた。理系ということもあり、メーカーを中心に見るようにしていた。修士卒の就活では専門性にこだわる必要がないことを知ったので、業界を絞っていなかった。少しでも興味をもったら会社を調べるようにしていた。

メーカーにおける技術の大切さを改めて感じさせられた。同じような製品を扱っている企業は多くあるが、中身の要素技術はそれぞれの会社ごとに異なり、強み弱みがあることを知った。会社の技術力が高い会社はそれだけ強みがあり、将来性があると感じるようになったので就活の軸として技術開発に力を入れているかどうかを見るようになった。