16卒 本選考ES
総合職・
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
あなたが学生時代に一番頑張ったことはなんですか。 400文字以上600文字以下
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A.
東日本大震災の被災地を支援するボランティア団体での活動だ。その中で私は、「特産品であるわかめを大学の生協食堂のメニューに導入する」という新企画実現に尽力した。震災から時間が経ち復興は進んだが、被災地には新たな課題が存在していた。主要産業である漁業は、震災から2年を経て再開を果たしたものの、一度失われた販路の回復に苦労していたのだ。その苦労を目の当たりにし、団体として少しでも力になりたいと考え、上記の新企画を発案した。企画実現のため、私は生協の店長と交渉を重ねたが、「価格」と「安定供給の実現性」の問題から却下されてしまった。最も困難だったのは、この2つの問題点を解決し店長を説得することだ。必ず実現したいという想いから、私は以下に取り組んだ。まず、現地の漁業組合に【具体的な数字を用いて価格と需要の関係を説明】し、安価での供給に納得をいただいた。次に、生協店長には【現地の生産現場を案内し、安定供給への不安を解消】することで、企画を実現に導いた。また、店長からは「君の熱意は伝わった。またいい企画があったら協力するよ」という言葉をいただいた。この信頼関係を築けたことで、その後の企画もスムーズに行うことができた。この経験より、「長期的な信頼関係」の重要性を学んだ。 続きを読む
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Q.
あなたはどんな人ですか。 400文字以上600文字以下
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A.
私はチームの中で、「調整力のあるリーダー」として活躍できる。6人で4カ月間かけて行ったゼミでのグループ論文作成において、班長を務めた。ゼミ内1位を獲得し、他大学との論文発表会への出場権を勝ち取ることを目標に掲げた。しかし中間発表でゼミ内最下位になって以来、班の士気は低下し、全員が集まり議論することはほとんどない状態だった。より良い論文を完成させるため、全員が議論に加わり、多様な視点を取り入れる必要性を感じた私は、以下に取り組んだ。まず、再び班員の協力を得るため、班長である私が最も研究に時間をかけた。面倒なデータ集めや資料作りも率先して行うことで周囲に刺激を与え、信頼を得た。次に、班員全員が当事者意識を持ち、主体的に参加できるよう工夫を行った。具体的には、それぞれの得意不得意を見極め、力を最大限に発揮できるよう役割分担を工夫した。その結果、班は士気を取り戻し、活発な議論の実現に成功した。最終発表では逆転でゼミ内1位を獲得し、他大学の教授からも好評化をいただくことができた。また、論文完成後には班員から寄せ書きをもらい「塩田が班長でよかった」というメッセージをもらうことができた。この信頼関係があったからこそ目標を達成ができたと自負している。以上のように、【主体的な行動で信頼を得ること】、【班員の長所を活かすこと】でチームの力を最大限に引き出す「調整力」が私の強みである。 続きを読む