【学生の人数】3人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】中堅社員【面接の雰囲気】面接官が面接前に「緊張しないで、自分らしさを出してください。」とか面接後には「今年は長くて大変だけど、就活がんばて下さい。」と言っていて、終始リラックスした雰囲気で臨めた。【逆境を乗り越えた経験を教えて下さい。】私は、留学先のオーストラリアで所属したサッカー部でベンチ外であったという逆境に直面した。チームには15ヵ国以上の国籍のメンバーがおり、私は唯一の日本人であったため、自分が日本代表という自覚を持っていた。何としてもレギュラーとして活躍したいと考えた。そこでレギュラー選手と比較し、体格差によって競り合いに負けてしまうという弱みに気づいた。その弱みを克服するために2つの取り組みを行った。1.週5回のジムでトレーナーを付けて体作りを学ぶ。競り負けない体を作るにはどの筋力から鍛えればよいか、自分のフォームが正しいかなどの指導をもらった。2.チームメイトと競り合いの練習を行う。体の強い選手との競り合いに慣れることジムで得たインプットを発揮することを目的とした。これらの取り組みを継続した結果、半年で約7kgの増量に成功し、レギュラー、Rookie of the year award (新人賞)を獲得できた。注意したことは、逆境を乗り越えたエピソードは、「ゼミでのリーダー経験」と「留学先で所属したサッカー部」の2つを持っていたが、他の学生がどちらもゼミの話をしたので、差別化を図るうえで、「サッカー部」の話をした。【住友商事で将来やりたい仕事を教えて下さい。】インフラの発展に関わる仕事に携わり、国や地域の発展の一助になりたい。例えば、環境インフラ事業で発電所などの建設、金属事業では油井管、メディア・生活関連事業では、建設不動産など。幼少期にシンガポールに住んでいて、大学2年次にシンガポールを訪問した際に、自分が住んでいた頃と比べて発展した都市を見て驚いた。例えば、多くのビルやホテルが建設されていたこと、鉄道網が広がったことなど、人々の生活が活気付き、便利になったと感じた。私は将来、インフラに関わる仕事に携わり、国や地域の発展に貢献したい。注意したことは、あえて一つの事業に絞って話すのではなく、総合商社であり配属リスクもあるので、様々な事業部でやりたいことがあるといったように話した。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】志望動機や将来やりたいこと、なぜ商社でないといけないのか?など業界や会社理解に関する質問が多くされた。この手の質問は説明会やOB訪問などで自分はどんな仕事がしたいのか?なぜ住友商事でなければいけないのか?をより明確にすべきだと感じた。また回答は具体的である方が良く、なぜなら抽象的なことであれば他の学生でも言えてしまうので、具体的にすることで自分らしさを出した方が評価されると思う。
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