【養殖事業に挑戦！】【22卒】ニッスイの冬インターン体験記（理系/水産事業コース）No.11845（奈良先端科学技術大学院大学大学院/男性）（2020/11/20公開）

食品業界の中でも水産事業を展開している企業を志望していたため参加を決めた。また、水産事業の中でも私は養殖事業に興味を持っており、日水は業界の中でもかなり養殖に力を入れているため水産事業コースを希望した。

選考はES、WEBテスト、動画面接があった。その中でも動画面接では気になる水産事業について話すことを求められていたため、自分の興味のある事業について勉強するなどの対策を行った。動画面接が初めての経験であったため、自分で撮影した動画を学校のキャリア相談室の先生などに見てもらい、話しのペースや内容を確認してもらった。

顧客（スーパー、コンビニなど）の要望に応じるために、どの商品をどれだけ発注すれば良いか。そしてなぜその商品を選んだのかを考えよ。

1日目にやったこと

開始１時間ほどは簡単な会社説明と事業説明があり、鮮魚課・油飼課・物流部の社員によるそれぞれの事業説明と質疑応答。そのあとは上記の課題をグループワークとして行った。課題は難易度が高く、取り組む時間は４０分×２回与えられ、その後発表を行った。

人事部、水産事業部鮮魚課・油飼課、物流部の社員

なし

課題を行っている時に、顧客に提案する時には顧客の要望をしっかりと把握する必要があるということは再三説明を受けた。また、仕事には正解があるわけではないので、失敗を恐れずにチャレンジすべきだという話も印象的だった。

課題は実際の社員が行っている業務をベースに作られた課題であるため、社員自身も難易度が高いと感じるレベルのものであった。初対面の学生と行ったこともあり、時間内に完璧に仕上げることはできなかったものの、発表する学生が優秀出会ったこともあり評価はそこそこよかったと感じた。

業界の中では最大手と言っても良い会社であるため、社員一人ひとりの仕事に対する覚悟がはっきりと伝わってきて、社会人としての姿勢を感じることができた。しかし、社員同士の仲がよく、会社というチームで業務を行っているということが伝わってきた。社員の仕事を模した課題も、実際の業務の難しさを体感することができたため、働いている人の感覚を感じることのできるインターンシップだと感じた。

グループワークの難易度が他社とは違うため、一層に時間管理や仕事分担をちゃんと行うべきであったと感じた。

上記でも記述したが課題を通して仕事の難しさを感じた事と、インターンシップを通じて社員の姿勢や会社の雰囲気を間知ることができた事から、実際に働いている自分の姿を想像することができた。また、質疑応答にも丁寧に応じてくださり、仕事や会社に対する疑問点を解消できたことも想像できた要因であると思う。

質疑応答の際に自分が入社できた理由やどのような部分が評価されたかと尋ねたら、多くの社員はチャレンジ精神を持った行動力を示していたと感じたため。行動力やチャレンジ精神を売りにしている私としては会社や社員の雰囲気と合わせてもマッチする企業だと感じた。

志望度はインターンを受ける前から最も高い企業であったため、志望度に変動はなかった。大手であり、動画面接などの選考を通過しているので、元から志望度の高い学生ばかりあつまっているように感じた。インターンシップの内容は当たり障りないので、元から志望度の高い人は大きく下がるようなことはないと思う。

特別、社員が学生をチェックしているような雰囲気はなかった。しかし、グループワークに取り組む姿勢や発表をしっかりと見ていたので、特に優秀に見えた学生の名前は控えているかもしれない。

私の就活の軸は「海と人を結ぶ」であるため、海の生態系や環境に直結するような仕事や事業を行っている企業に絞ってインターンや企業説明会に参加している。多くは食品業界の水産系メーカーや水産系商社などであるが、化学メーカーや化粧品メーカーなど海洋生態系回復への取り組みを積極的に行なっているためチェックを行なっていた。

元々志望していた業界の大手であるため志望度に変わりはないが、参加前よりも一層意欲は高まった。また、この企業が自分の就活の軸に最もマッチしているとインターンを通じて感じることができたため参加してとてもよかったと感じている。また、企業への理解度を深めるためにも別のコースのインターンにも参加したいと考えている。