- Q. 志望動機
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A.
JFEのグループ会社でありながら鉄鋼の仕事をしているのではなくほぼ独立した形で環境計測器を開発・販売していることに非常に興味を持ちました。製品ひとつの開発・設計・販売に一貫して関わることができることが魅力的で、任せられることが多いという点にも魅かれて志望させていただきました。 もともと環境系統の計測器を作るという環境の根本的な部分に携わることで社会貢献したいという私の思いに合致する業種であり、入社後も自分の技術向上を十分に臨めるような体制であることが志望の決め手となりました。 実際社員の方とお話しした際も気さくな方ばかりで雰囲気も良く、責任感を持って仕事をなさっている様子から是非入社したいと考えています。 続きを読む
古野電気株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒古野電気株式会社のレポート
公開日:2019年7月22日
選考概要
- 年度
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- 2020年度
- 結果
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- 内定入社
- 職種
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- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
研究開発職志望の場合は、古野電気の製品や事業テーマについて知っておくこと。古野電気は船舶用機器(ソナーや魚群探知機、船舶用レーダーなど)で有名なメーカーであるためそれしかないと思われがちだが、GNSS受信機などの陸上用機器も数多く開発しているためその点理解しておくこと。また古野電気の技術の柱(コアテクノロジー)であるSPC("Sensing", "Processing", "Communication")を知っておくと、各製品ごとの話ではなく製品間の技術のつながりも見えてくると思います。また説明会などで配布される"Furuno illustrated"という冊子は普通に勉強になるので研究開発職志望の場合は読むこと。
志望動機
私が古野電気を志望する理由は、自分が今まで研究してきた事柄が御社で活かせると考えたからです。私は現在GNSS測位の応用研究である、GNSS信号の伝搬遅延を活用したリモートセンシングという研究テーマに取り組んでおります。私個人としてもGNSS信号の伝搬遅延をリモートセンシングに応用するという研究を大変気に入っております。特にGNSS信号の伝搬遅延という従来リモートセンシングに利用されていなかった新しいものを使うことができるという新規性に魅力を感じています。私は先進的なリモートセンシング技術を多数生み出してきた御社において、リモートセンシング技術の更なる発展の一端を担いたいと考えて志望いたしました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術系社員2人/人事1人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
技術面談であったのでがっつり技術の話をした。かなり深いことも聞かれるので準備を怠らないこと。その他は普通の面接であるが、1つだけ考える力を問う質問があった。
面接の雰囲気
技術面談。事前に作成した資料を紙媒体で持ち込み可能。進行担当の人事の方は大変温厚な方だったが、技術系社員2人(おそらく役員)は雰囲気が怖かった。臆することなく全員に向けて話すことが重要だと感じた。
1次面接で聞かれた質問と回答
研究概要を説明してください。
大学院では全地球衛星航法システム(GNSS : Global Navigation Satellite System)の大気中の伝搬遅延を活用した気象観測の研究を行っています.GNSSはアメリカのGPSやロシアのGLONASSなどに代表される衛星航法システムの総称であり,自身の位置情報を知るために必要不可欠な技術です.これは衛星から発射された電波が受信機に届くまでの時間(到達時間,或いは光速を乗算した衛星–受信機間推定距離)を用いて測位を行っています.このとき大気中の水蒸気の影響で電波の遅れ(伝搬遅延)が発生し,測位誤差が引き起こされます.しかしこの伝搬遅延からは,大気中の水蒸気情報を推測することができます.私の研究では観測したGNSS信号から“現在位置”ではなく“伝搬遅延”を推定し,それと実際の気象事象との関係性を比較検証しています。
研究のメリットか新規性を教えてください。
私が提案しているGNSS伝搬遅延を活用した気象観測、特に局地的大雨事象の観測について、2つのメリットが考えられます。まず一つ目は、水蒸気量という降雨に先んじて変化する量を観測することができるということです。従来より気象庁において整備されているAMeDAS(Automated Meteorological Data Acquisition System)では降水量などを観測できますが、これらは降雨事象の事中から事後に変化する量となります。このように事前に変化する量の観測が可能なことがメリットの一つです。二つ目は気象レーダーと比べて観測機器が比較的安価であるため、観測網の高密度化か可能であることです。これにより局所的大雨の検知精度が向上すると考えております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 社長/役員4人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
役員面接だからと言って緊張せず、自然体で話すことができたことが大きかったと思います。最初に社長が笑ってくれたので終始和やかなムードでした。
面接の雰囲気
面接の流れは前と似ていたので、緊張はあまりしなかった。社長面接であったのでもう少し重苦しい雰囲気かと考えていたが、そんなことはなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
自分が一番輝いていた瞬間を教えてください。
自分の研究が他者に評価された時です。私は大学院から研究テーマを変えたことと、引き継ぎテーマでもなかったことが影響して、最初は事前準備や調べなければならないことが非常に多く存在していました。それゆえ、ほかの人と比べて研究の進捗はあまり出ていませんでした。しかし、今研究していることは決して無駄にならないと常に考え、目標設定と自身のモチベーション維持に配慮しながら一生懸命に研究を行いました。それが幸いしてか、数か月前の学会で優秀論文賞をいただくことができました。日ごろの頑張りが評価されたその時、自分は輝いてたと思います。そのような経験を、入社後も起こすことができたら、これ以上の喜びはないと思います。
長所を教えてください。
長所は、何事にも最後まで粘り強く取り組むことができることです。また、ただ漠然と粘り強く取り組むだけでなく、どのようにすれば、どのように自分の意識を保てば、何事にも最後まで粘り強く取り組むことができるかを常に考えるようにしています。例えば研究では、適切な目標設定と適度な振り返りと自己評価を常に心がけています。研究において楽しい時間はよい結果が出た一瞬であり、その他ほとんどは辛く苦しい時間であります。また研究に対する漠然とした不安に押しつぶされそうになることもよくあります。そのようなときは何事にも意味があると考え、それに向けて細かな目標を設定するようにしています。これにより自分のゆく道を常に考え、研究に対する漠然とした不安も目標を小分けにすることで取り除くことができます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
インターンシップでお世話になった社員の方々に懇意にしていただいていたのだが、メールで祝福してもらえた。
内定に必要なことは何だと思うか
長期インターンシップは受け入れ可能人数が少ない分、手厚く指導してくれるのでできるだけ参加するべきだと思う。また人事の採用担当の方々、インターンシップでお世話になった方々に名前と顔を覚えてもらえるというメリットもある。また2回の面接は両方とも役員面接(最終面接は社長も参加)であるが、緊張せず自然に喋れるよう心がけること。そのために自分の言いたいことを簡潔にまとめて頭の中で反芻するのはもちろん、他社に面接練習を頼むのもよい手だと思い
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の考えがまとまっていて、それを物おじせず説明できる人。また社交的な人が、少なくとも最終面接まで進んだ人には多いと感じた。自分の意見を主張するのが苦手な人は内定は難しいと思います。研究開発の場合は、自分の研究テーマをすらすら諳んじることができる人。
内定したからこそ分かる選考の注意点
推薦応募と自由応募で、難易度がかなり変わるのではないかと思う。面接で仲良くなった学生の話では、自由応募の場合は説明会後に筆記試験があり、そこでかなりの人数が足切りされるらしい。また選考間の間隔などでも優劣あると感じた。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定式前に懇親会と工場見学会が開催される。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
井関農機株式会社
迷った会社と比較して古野電気株式会社に入社を決めた理由
古野電気と井関農機の違いとして、GNSS受信機を作ってかつそれをソリューションとして事業にしているかどうかという点を考えた。その結果、最終的に古野電気に入社を決めた。井関農機の場合はあくまで農業機械メーカーであり、私は自動運転技術単体よりも多種多様なリモートセンシング技術、そしてGNSS受信機自体の開発についても興味があった。井関農機に悪い点があったわけではないが、技術領域を相対的にを比較したうえで、古野電気を選択した。
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古野電気の 会社情報
会社名 | 古野電気株式会社 |
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フリガナ | フルノデンキ |
設立日 | 1951年5月 |
資本金 | 75億3400万円 |
従業員数 | 3,388人 |
売上高 | 1148億5000万円 |
決算月 | 2月 |
代表者 | 古野幸男 |
本社所在地 | 〒662-0842 兵庫県西宮市芦原町9番52号 |
平均年齢 | 44.4歳 |
平均給与 | 631万円 |
電話番号 | 0798-65-2111 |
URL | https://www.furuno.co.jp/ |