18卒 本選考ES
臨床開発職
18卒 | 京都薬科大学 | 男性
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Q.
趣味について
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A.
【アクアリウム】 子どもの頃から生き物の飼育が好きで、現在は「スネークヘッド」と呼ばれる熱帯魚を飼育しています。その名の通り爬虫類のような精悍な顔つきをしている一方、種によって異なる美しい体色、人に懐きやすい性格なども魅力的な熱帯魚です。水質管理、餌やり、掃除など、定期的なメンテナンスを欠かさず行う必要がありますが、私が水槽の前に行くと餌をねだって来る姿には非常に癒やされます。 続きを読む
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Q.
研究活動について
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A.
私は「免疫細胞に存在するイオンチャネルと炎症性腸疾患の関係」について研究を進めております。 炎症性腸疾患とは、消化管の内部に慢性的な炎症を引き起こす病気です。これは免疫機能が上手く働かず自身の臓器を攻撃してしまうことにより発症する「自己免疫性疾患」の一種であると考えられています。根本的な治療法は未だ存在しないため、薬や栄養管理などにより病気の症状を抑えていくしかないというのが現状です。 私が所属する研究室では、以前より「イオンチャネル」の研究が盛んに行われていました。イオンチャネルとは、細胞の表面に存在するタンパク質の一種です。このイオンチャネルが細胞の中にイオンを取り込んだり、また細胞の外にイオンを出したりすることで細胞は活動を維持することができます。私は特定のイオンチャネルが免疫細胞においても活動の維持に大きく関わっていることを知り、炎症性腸疾患のターゲットとなるのでは?と考えました。 研究の結果、特定のイオンチャネルを抑えることで、モデルマウスにおいて炎症性腸疾患の症状の改善を確認しました。また、この成果は今年の3月に日本薬学会において発表することができました。 続きを読む
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Q.
学生時代最大の挑戦
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A.
私の学生時代最大の挑戦は「新しく開業される学習塾の創設メンバーの1人として、その立ち上げに携わったこと」です。 大学4年の頃、高校時代にお世話になった塾講師の方が独立して塾を開かれることとなりました。その方から「是非一緒に始めてみないか?」とアルバイトとしてお誘いを受けたことがきっかけです。自分1人が塾の将来に与える影響の大きさ・背負う責任の重さを考え少し迷いましたが、やはり1つのものをゼロから作っていくことに心を惹かれ、挑戦してみることにしました。 勿論最初から生徒がいるわけではないので、まずは生徒に正式に入塾してもらわなくてはなりません。私は入塾を検討している中学生の体験授業を担当することとなりました。しかし、その中学生はあまり勉強が好きではなく、親に言われて渋々来ているといった感じでした。そのような生徒に入塾してもらうためには、まずは「先生が面白いから塾に行きたい」と勉強に触れるきっかけを作る必要があると考えました。そこで、私は勉強のみならず合間に挟む「おしゃべり」にも力を入れました。その結果、その中学生の心を掴むことに成功し、正式に入塾してくれることとなりました。 続きを読む
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Q.
学生時代最大の失敗
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A.
私の学生時代最大の失敗は「研究活動において、実験終了後の後片付けを怠ったこと」です。 その日は実験が長引き、なんとか早く帰りたいという思いから後片付けを行うことを失念してしまいました。翌日、研究室の先輩にそのことを指摘され思い出しました。特に大きな問題となったのが実験動物の屍体です。器具に関しては、それに気づいた先輩が速やかに片付けたため破損は防がれました。しかし、実験動物に関しては、遺伝子改変動物ということもあり、大学内でその屍体処理について非常に厳重なルールが課せられていました。私は屍体を一晩放置し、そのルールを破ってしまったのです。 その後、私は「もう誠実な対応をするしかない」と考え、教授や実験動物管理者に謝罪に行きました。当然厳しく叱責されましたが、遺伝子改変動物が生態系に与える危険性、厳重な管理の必要性を改めて実感し、反省しました。後日、教授と対応策を検討した結果、研究室の扉に「実験動物管理ボード」を作成し、誰がいつ実験動物を使用し、いつ処理したのか記録をつけることとなりました。また、私個人としても「全ての片付けが終わるまでが実験作業」だということを肝に銘じました。 続きを読む
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Q.
志望動機
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A.
私が貴社を志望するのは「希少疾病の治療のため次々と独創的な挑戦を重ねられている貴社で力になりたい」と考えるからです。 私は薬局での実務実習で、様々な病気の患者さんと接する機会がありました。中でも印象に残った患者さんの1人が難病であるパーキンソン病の患者さんです。服薬指導を行うことはできませんでしたが、初めて実際にパーキンソン病の患者さんを目にし、この病気に苦しんでおられる患者さんの存在を心の底から実感しました。後日、その日の復習として私は希少疾病やアンメット・メディカル・ニーズについて学習しました。そして、パーキンソン病は根本的な治療法こそ存在しないものの対症療法は比較的進歩していること、また世の中には対症療法すら満足に進んでいない病気が数多くあることを改めて知りました。私はその時、「このような病気の薬こそ研究開発を進めていく必要があるのではないか」と考えました。 貴社はバイオ医薬品を始めとした画期的な医薬品・治療法に早期から挑み、それを形にされています。この自ら新たな道を切り開く力こそ希少疾病の患者さんを救うために無くてはならないものだと考え、貴社を志望させて頂きました。 続きを読む
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Q.
その他自由記述
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A.
私は上述した学会発表という成果を出すため、特に「実務実習と研究活動の並行」に力を入れました。 5回生の秋に病院での実務実習があったのですが、3月の学会発表までに結果を出すためには実務実習と並行しながら研究活動を進めなくてはなりませんでした。実習を終えた後、夜から大学に行き実験を始めるといったことが多々ありました。私がこの期間を乗り越えられたのは「綿密に計画を立て、且つそれを確実に実行したから」だと考えています。実習に行く前から忙しくなることは目に見えていたため、できるだけ無理なく研究を進められるよう念入りに計画を立てました。しかし、それでも厳しいスケジュールが続くと、予め立てた計画を自分にとって楽な方向に変更してしまいたくなる時もありました。しかし、楽になるのはその時だけです。「面倒なことを後ろに後ろに回していては必ず後悔するぞ」と自分に言い聞かせることで気持ちを引き締め、計画を曲げずに研究をやり抜きました。その甲斐あって、無事3月の学会発表までに結果を出すことができました。研究活動を通じて培ったこの計画力と実行力は、私の武器の1つです。社会においても活かすことができると考えております。 続きを読む