【未来を切り拓く挑戦】【23卒】東海旅客鉄道（JR東海）の夏インターン体験記（理系/電気・システム系統サマーインターンシップ）No.20220（非公開/非公開）（2022/3/7公開）

地元のインフラ企業に関心を持っておりインフラ企業の1つの候補として興味を持った。参加した理由は、研究室の先輩から、JR東海は内定をもらうためにはすべてのインターンシップやセミナー、座談会に参加する必要があると聞いていたため。

インターンシップの参加においては面接での選考がないため、ESの完成度を上げることが重要だと思った。企業への志望理由なども重要だが、それ以上にガクチカなどのパーソナリティーが重要視されていると先輩などから聞いていたので自己をいかにPRできるかを意識しながらESを作成した。また、ESの設問内で自分らしさが表れている写真を掲載する必要があり、ESのみでわからないパーソナリティーの部分をアピールするチャンスだと感じた。

面接やウェブテストでの選考がなくESのみであることと、インフラ企業であるため研究内容というよりはガクチカなどのパーソナリティーが重要視されていると感じた。

JR東海の業務を知る講義形式／JR東海電気・システム系統の課題を考えるワーク

業務内容の説明があった後に、JR東海の課題を検討するグループワークがあった。

業務全般的にメーカーや電力会社などと協力して技術を生み出しており、その中でJR東海は仕様検討などの上位層と製品を実際に実験して評価する業務を担うことを知った。

JR東海の電気・システム系統における課題を挙げ、その課題に対してどのように解決できるかを考えるグループワーク

1日目にやったこと

オリエンテーション／自己紹介／業務内容説明の講義／オンライン設備見学／グループワーク
オンライン設備見学は本来ならば、実際の設備を見学できたがコロナでオンラインに変更となってしまった。グループワークは上記内容についてこの時間までに検討してくださいと言われてそれ以外は特に指示はなかった。

2日目にやったこと

グループワーク／発表会／若手社員との座談会
自分達の班はカメラ改札を導入することで改札機をなくしコスト削減することを提案した。たまたまその数日後、JR東海がそれとほぼ同じ内容がプレスリリースされて驚いた。

役職は正確には覚えていないが、インターンシップに常時帯同している技術部の30代社員と50代社員。

順位は特に発表されない。

2日間通してあまり社員さんと密に触れ合う時間はなかったが、グループワークの発表や座談会で少し触れ合う機会があった。肯定的に褒められることが多くあったなかで、インフラ企業であるのでリスクヘッジまで検討している班は特にそのことを褒めていたフィードバックが印象的だった。

グループワークは時間がとても短いなかでプレゼン資料の作成まで行わなければならなかった。そのため、チーム内でタスク分担など効率よく行う必要があり、チームワークがとても重要に感じた。どの班も初日に連絡先などを交換する場面なく終わってしまっていたので、2日目はかなりタイトなスケジュールで発表内容が薄いと感じたがそれをまとめるしかなかったことが大変だった。

なかなか話すことができていない子に対してファシリテーターの子が積極的に意見を聞き入れていてとても良かった。その中で自分は割と発言量が多いアイデアマンの役割だった。

リニア、新幹線、鉄道におけるコアシステムや電光掲示板やICTなど多岐に渡る技術を、他社のインターンシップではここまで詳しく説明してくれないだろうと思うほど細かく学ぶことができた。また、これらの新技術を開発する上で絶対に安全であることが前提条件であることを学んだ。

2日間という他社と比較して短めなインターンシップであったため、事前にインターネットなどで企業理解をかなり深めておいた。そのときに疑問に思った点や自分が聞きたいことをピックアップして座談会などの場に臨んだ。

そもそも自分が参加したインターンシップの中で最も日数が短かったこと、その上、インターンシップが技術を学ぶ講義形式のものが多く働くイメージを膨らますことがなかなかできなかった。1日の業務の流れや他の社員や他社とのかかわりなどあまり具体的に想像することができなかった。

インターンシップ自体には魅力をあまり感じなかったが、リニアや新幹線事業に魅力を感じたため本選考は受験しようと思った。インターンシップに参加してインフラ企業ならではの研究ではなく人柄を重視する点がとても感じられたこと、自分より年上の人をまとめるリーダーをしなければならないが自分にはそのような経験がありアピールできること、周りの学生レベルから自分は本選考で内定が出ると思った。

鉄道好きの参加者はかなり楽しそうなコンテンツだったが、特に興味がなかった自分には少し退屈だった。もう少し本選考で役立ちそうなコンテンツ構成にしてほしいという不満から志望度が下がった。他社のインターンシップと比較して、会社としても学生を歓迎している感じが伝わってこず冷たい印象を受けた。

インターンシップ全体を通じて評価されている感が全くなかった。また、自分の大学から入社した先輩やその同期の方々のほとんどがインターンシップに参加していなかったことを聞いたから。

インフラ企業の夏季インターンシップを4社参加しており、その最後のインターンシップだった。その前に参加した企業は、学びが多くあり本選考で活かすことができる経験を多くした。インターンシップでの学びは何かと聞かれたときに回答できないことから、本選考においての武器にならないと感じた。また、他社のインターンシップがかなり充実した内容だったため、志望度が下がった。

インターンシップ参加前の社員さんのイメージとして堅い人が多いと思っていたが、意外と物腰柔らかく話しやすい人が多かった。リニア、新幹線事業など世界を見渡しても類を見ないことを行っており、インターンシップ参加前は業務内容にかなり魅力を感じていた。しかし、人気企業であるからかわからないがインターンシップの充実度がかけており志望度がかなり下がった。