【挑戦と創造の未来へ】【23卒】 日本新薬 全職種の通過ES(エントリーシート) No.85316（非公開/女性）（2022/6/22公開）

日本では少子高齢化に伴い増大し続けている医療費を削減するために、薬価の引き下げとジェネリック医薬品の促進が行われています。そのため、新薬を開発した先発医薬品メーカーは以前と比べて長期的な収益を得ることができません。この問題と日本の人口減少によって、製薬企業が国内市場だけで利益を出すのは難しくなっているため、海外市場への参入が必要です。また、これまでの医薬品は低分子医薬が大半を占めていましたが、近年では抗体医薬、核酸医薬、遺伝子治療などの新たなモダリティが出現し、新薬開発の選択肢が広がっています。低分子医薬品の分野は開発されつくしていますが、このような分野の医薬品であれば、収益を回収できる可能性があるため、各製薬企業が研究を進めています。さらに、治療用アプリの開発やAIを活用した創薬・個別化治療などの開発も広がっており、そのようなデジタル技術との融合も今後さらに行っていく必要があります。 続きを読む

私は「高いコミュニケーション能力」と「挑戦し続ける力」が必要とされると考えます。日本の人口減少に伴って国内の市場は小さくなっていくため、製薬企業は今後さらに海外へと市場を広げる必要があります。また、ドラッグラグ解消のために、世界規模で新薬の開発に取り組む国際共同治験も増加するでしょう。文化や価値観の違う海外の方と関わって仕事をするためには、英語力はもちろん、相手の考えを理解し、自分の考えを伝えられるような高いコミュニケーション能力が必要になると思います。さらに、海外市場でも通用するような新薬を開発するには、他社とは異なる独自の研究開発を行わなければなりません。これまでに治療が困難であった難病のための医薬品や、まだ開発が進んでいない新モダリティの医薬品など、前例のない新たな治療薬の開発を実現するには、試行錯誤を繰り返しながらも挑戦し続ける姿勢が何より大切になると思います。 続きを読む

貴社は難病や希少疾患に向けた創薬に挑戦しており、独自性の高い治療剤の研究開発を行っています。２０年以上にわたって核酸医薬の研究に取り組み、昨年国産初の核酸医薬品となるビルテプソを販売し、希少疾患であるデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療に貢献しました。このような、挑戦し続ける姿勢と独自の研究開発を行っている点に魅力を感じ、貴社のインターンシップへの参加を志望します。私は、「科学の力で人々の健康に貢献したい」という夢を持っており、将来は患者さんのために画期的な治療薬を生み出せるような研究者になりたいと考えています。他社があまり取り組んでいない希少疾患に尽力していることを知り、貴社は患者さんを第一に考えて研究開発を行っていると強く感じました。特に「ひとりのために本気になれるか」というメッセージに共感し、たとえ薬を待っている患者さんが一人であっても、その患者さんのために医薬品の研究を行いたいと思いました。さらに、貴社はこの１０年間、年平均1品目以上の新薬を生み出し続けるという成果を上げています。今回のインターンシップでは、高い技術力を持ち、独自の挑戦で成果を出している貴社の、医薬品研究開発の過程について詳しくお聞きしたいと考えています。また、貴社は製薬企業として培った高い技術力と科学的根拠に基づく研究を活かして、機能食品の開発も行っています。私は人々の健康に貢献するためには、病気を治療するだけでなく、そもそも病気にならないようにすることが大切だと考えているため、ヘルスケア事業にも非常に興味があります。そこで、今回のインターンシップでは、医薬品事業で培ってきた技術が機能食品の開発にどのように役立っているのかも具体的にお聞きしたいです。お話を伺った上で、貴社で研究開発職として働くために、現在の自分の能力がどのように活かせるのか、また現在の自分には何が足りないのかを明確にしたいです。 続きを読む