【イノベーション発電への挑戦】【23卒】関西電力の冬インターン体験記（理系/【技術系】「-REAL-」総合職）No.29403（非公開/男性）（2022/7/22公開）

企業の合同説明会でインターンシップの存在を知り応募した。インフラ業界の具体的な業務内容や働き方を知りたいと思い応募した。また、もともとは研究職志望だったため、技術系総合職が研究職とどのように異なるのかを知りたかったため。

志望動機と何を学びたいのかといった内容の簡単なES、WEBテストを通過した後にグループディスカッションがあった。グループディスカッションの内容はワンキャリアを見て、具体的なディスカッション内容を知るこで本番は焦らずに立ち回ることができた。

ESの文字数は少ないため、差がつくのはwebテストかグループディスカッションだと思う。基礎的な学力と、グループディスカッションにおける積極的な姿勢を見せることが最も大切だと考える。

各々の部門のアセット知識を融合させて、イノベーションを起こす発電に関するプランを立案

各部門ごとに分かれて、部門の説明、ワークを実施

最新技術を活かした発電方法の最適化

火力、原子力、再生可能エネルギー、送電、配電などの部門別のワークを行なったあと、再集合し、各々の知識を融合させて、イノベーションを起こす発電に関するプランをプレゼンせよ

1日目にやったこと

まずは全体で関西電力に関する基本的な事項（発電の仕組み、家庭に届くまで、企業理念）を学んだ。その後、各部門（私は火力部門）に分かれた。火力部門の基礎的な事項（発電所の映像など）を学んだ。

2日目にやったこと

水素やアンモニア混燃による二酸化炭素排出量の削減に関するシミュレーションをExcelを用いて班ごとに分かれて行い、最適化された割合をプレゼンした。また、中堅社員5人かなよる懇親会や業務内容の説明あった。

3日目にやったこと

各部門で分かれていたが、再び再集合し、さまざまな部門の人で構成された班を作り、それぞれのアセットを活かした、イノベーションを起こす発電システムなどのプレゼンテーションを行った。午前3時間ほどがその準備で、昼から発表とその振り返りをおこなった。

人事部マネージャー

なし

二日目に、先輩社員それぞれから具体的な業務内容の説明があったあと、質疑応答の時間が設けられた。その際に、やりがいや大変なことを相互的なやりとりを通じて学ぶことができた。

最終発表に向けて、班員で2日目の夜からかなり遅い時間まで準備を行った。各々が異なるバックグラウンドを持っているため、誰のどの知識をどのくらいの分量で採用するのかが難しかった。また、一度考えた案についても、検索をしてみるとすでに存在しているものがほとんどであり、新たな価値創造の大変さを感じた。

班員は5名ほどであり、常にグループで会話しながら各部門別のワークや最終発表の準備を行った。

総合職ということもあり、さまざまなバッググラウンドを持つ人たちの意見をうまくうけいれながら自分自身の考えも分かりやすく伝えることの大変さと重要性を感じた。実際に働き始めても同じようなシチュエーションが起こるのだろうと感じたため、そういったことを事前に体験できたのが大きな収穫となった。

電力業界の基本的な事項を知っていることや、社会情勢にアンテナを張っていることはディスカッションを行う上で大切なように感じた。

火力部門の先輩社員の一日中の過ご方や、勤務形態、服装、髪型などをオンラインではあったが見ることができたので具体的に働いている姿を想像できた。また、年に一回は先輩社員とキャリアプランについて相談する機会があるとのことだったので、先を見据えた働き方ができるように感じた。

参加したインターン生のレベルの高さを感じたが、企業の大切にしている考え方を先輩社員や幹部の方から知ることができたため、そういった情報を志望動機に盛り込むことができれば有利になると思ったから。志望度の高さを重視しているように感じたため、インターンの参加自体が本選考通過においても非常に有利になるように感じた。

志望度は大きく上がった。その理由としては自分自身の働き方をイメージすることができたからである。また、先輩社員との懇親会を通じて、勤務形態や、どういった志を持って働いているのかに共感できる部分が大きかったのも志望度が上がった大きな要因である。

インターンシップ参加者のみが、ジョブマッチングという、大学推薦を用いる選考に参加することができた。ジョブマッチングを通過すると実質、内々定がもらえるため、本選考通過においてインターン参加はとても有利となると感じた。

インターンシップ参加前は、電気ガスといったインフラはあまり見ていなかった。それまでは、大学院で化学系に属しているため、化学メーカーの研究職を志望していたが、自分自身が研究職をずっと続けることができるのか疑問に思っていた。そこで、化学の知見を活かしながら働くことのできるインフラの技術系総合職に興味を持つようになった。

参加前は、今まで志望していなかった業界ということもあり、基本的なことすら理解しておらず、業界から判断して保守的な会社だろうと思っていた。しかし、インターンシップを通じて、昨今の不安定な社会情勢の中、乗り越えていくために、攻めの姿勢を常に持ち続けている印象に大きく変わった。しかし、大きな企業というとこもあり、20代での大きな成長の見込みは大きくないよう感じた。