【技術系統を体現】【21卒】中日本高速道路の冬インターン体験記（理系/技術系）No.10319（横浜国立大学/男性）（2020/7/16公開）

交通インフラを特に志望していたが、高速道路業界の仕事、特に技術系統に興味があったため、どんな仕事をしているのか、社員はどういった方なのかを把握しておきたかった。4年生になると研究で就職活動が難しくなる可能性もあったので、選考とは関係ないとあったが、少し期待をしていった。

事前にネクスコ中日本のインターン体験記や、過去のESを読み漁りどういった人物像を作れば通過できるかを考えた。また、夏インターンに参加した友人の話を聞き、どういった学生を求めているのかを把握したうえで、自らの経験をESとして書き記した。

高速道路の管理を効率化するためにはどうすべきか

1日目にやったこと

まず業務の説明を受けた後、6人程度に分けられグループワークを行った。そこで話し合った結果を紙に書いてそれを持ちながら発表をした。人事社員は紙に評価をつけており、選考とは関係ないと記載してあったが、関係があったはず。

人事部

なし

研究室で行っている研究を元にした点検内容を発表したが、当社でも既にそういったものが取り入れられているというフィードバックを受けた。人事部は常に書類を持って動いており、全てが本選考に関与すると考えてよい。

グループワークの時間が長く、そして業務内容も特殊である為、中々上手く話し合うことが出来ない。しかし理系で応募してきた人が多く、自分が目立とうとする人は少なかったので流れはスムーズだった。土木から情報まで多様な専攻の学生がいるためそれを上手くまとめる必要があった。

これから高速道路を新たに建設する計画はほとんどなく、ほぼ維持と管理だけをやっていくということを聞いた。安定しているといえば安定しているが、社員の目からも生気が消えておりやりがいという面では他の会社を選んだ方がよいと感じた。繰り返すがインターンの会場に到着したときから全てが評価されている。

グループワークでの立ち回り方について目を光らせている為、インターン参加前にグループディスカッションでの作法、特にリーダーとしての立ち回り方を考えるべき。

高速道路を維持管理する仕事と言えばダイナミックな仕事ができそうだと感じるが、実際は既にあるものを保全するだけであり、これから40年勤めていく自分が想像できなかった。社員への質問タイムでは残業が多いことも否定されず、職場環境を変えていく意思や思いも感じられなかった。

インターンに参加している周りの人間は、選考と関係ないという言葉を信じているようであり、インターンに強い意気込みで参加すれば間違いなく目立ち評価され本選考で有利になる。私自身本選考で言葉に詰まった際インターンの話をして場を濁したが、インターンで評価されたおかげで通過したと考えている。

高速道路に携わる会社は多くなく、これからも競合他社の参加は考えられない。そういった意味で安定であり潰れる心配もないが、これからの業務の内容や残業や転勤の多さ、社員の印象、そして給与の面でも入社したいと感じる要素がなかった。滑り止めとして受けるならインターンに参加すれば内定は確保できる。

常に人事が書類をもって徘徊しており、チェックマークなどをつけている。特にグループディスカッションでは近づいてはこないものの一人ひとりの学生に対して遠くから見ており、人事同士で話し合う姿も見て取れた。

人々の役に立ちたいという思いからインフラ業界を志望していた。特に電気、鉄道、高速道路、ITと言う面で人々の生活を支えて生きたいという思いが強かった。また単純に関わりたいと言う思いでエンタメ業界も志望していた。どちらがいいのかは本選考で内定が出てから考えようと考えていた。どちらも社会に貢献するという意味では合致している

高速道路の保全の実際の業務を知ると行く気がうせた。これまでは高速道路を建設して地図に名前を残すことができたが、これから先はしばらくそういったものもないと聞き、管理保守だけをするなら他の業界でもいいと考えるようになった。特に技術職でものづくりをしたいという人には絶対に向かないと感じた。志望度は高かったが、インターンに参加したことで滑り止めという立ち居地におさまった。