22卒 インターンES
総合職
22卒 | 東京大学 | 男性
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Q.
日本銀行のインターンシップへの参加を希望する理由と、そこで学びたいことをお書きください。(300字以内)
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A.
貴行が行なっている業務について学び、行員の方々がどのような思いを持って働かれているかについてお話を伺いたいからです。元々、誰かのために裏方として動くことを好む私は、将来的には誰かのために働くことで、やりがいを得られる仕事に就きたいと考えております。その中で、コロナ禍における危機対応が連日報道されていたように、全ての人に対して影響を与えている中央銀行の業務に関心を抱くようになりました。インターンシップでは、それぞれの業務が世の中にどのような影響を与えているのかを学びたいです。加えて行員の方々が、どのような志を持ち、どのようなことからやりがいを感じられているのかについてお話を伺えればと思います。 続きを読む
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Q.
学生時代に力を注いだことを教えてください。(200字以内)
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A.
茶道サークルで副部長として組織改善を取り仕切ったことです。 サークルでは、毎年執行部内で協力関係が構築できていませんでした。検討を重ねた結果、幹部個人に対しての過剰な仕事の負担が執行部内での協力を妨げていることがわかりました。そこで私は、仕事がサークル内で分散するように役職の統廃合を推し進めました。その結果、執行部内で協力関係が構築され、新たな企画が複数個実施されるなど運営が円滑化しました。 続きを読む
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Q.
金融、経済、その他の最近の出来事の中から、あなたが関心を持ったものを1つ選び、あなたの意見を述べてください。(600字以内)
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A.
私が関心を持ったものは、デジタル人民元です。中国は、世界各国で行われているデジタル通貨研究で最先端を誇っており、実証実験もスタートしています。一部では、中国のデジタル人民元がアジアを席巻し、基軸通貨ドルの地位を脅かすという予想もあります。しかし、私は中国のデジタル人民元は中国国内に留まると考えます。理由は、二つあります。一つ目は、中国が資本取引規制を設けているからです。仮にデジタル人民元が海外で広く流布する状態にするためには、人民元を海外に多く流出させる必要があります。しかし、現在中国政府は資本取引規制を設け、通貨の安定性を担保しているため、海外に広くデジタル人民元が広がることは考えられません。二つ目は、現地通貨が凌駕されるような国は中国に対して経常赤字であることが多いと考えられるためです。カンボジアのように自国通貨の信認が弱い国ほど、デジタル人民元が流通しやすい環境にありますが、そのような国は大規模な輸出産業を持たないため、中国に対して貿易、サービス、所得収支において中国に対して赤字である可能性が高いです。そのため、自国通貨の信認が弱い国には人民元が滞留せず、例え利便性が高く消費者に好まれることが予想されるデジタル人民元でも流通しないと考えられます。しかし、デジタル通貨の期待は市場で高まりつつあり、その研究の最先端をいく中国の動向は今後も注目していきたいです。 続きを読む