17卒 インターンES
総合職
17卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
部門別コースに応募する理由について(400)
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A.
私が貴社のインターンシップを志望する理由は二つあります。一つは、証券会社における実践的なビジネスを通して日本の経済をより身近に感じられると思ったからです。私は経済学部に所属していますが、大学の授業はどの分野も理論やモデルを対象としたものであり、なかなか身近な経済に接することができません。そのため貴社のインターンシップを経験することで、この状況を変えるとともに自分をさらに成長させる機会にしたいです。もう一つは、証券会社ならば、自らの目標である「社会や経済を根本から支え、活性化させる」ことができると確信しているからです。どんなに小さな会社においても、まず第一に必要となってくるのは、投資家からの資本の確保であり、証券会社はこの手助けを行っている社会にとって必要不可欠な機関です。こうした業務に携わり、目標に近づくための第一歩として日本を代表する証券会社である貴社のインターンシップに参加したいです。 続きを読む
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Q.
大学あるいは大学院で、専攻もしくは今後、学ぼうとしている学問について、誰にでもわかるように説明して下さい(800)
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A.
私は大学に入学し、約2年半の間、経済学の学習に主に励んできましたが、その中でも特に財政政策に興味を持ち始め、3年からは財政学のゼミに所属しています。今後、より詳しく研究していこうと考えている分野は、日本の財政についてです。日本経済は1990年代前半のバブル崩壊以降、「失われた10年」とも呼ばれた景気低迷や、その後のリーマンショック、東日本大震災などの影響により、財政の悪化が続いています。つまり、約25年もの間、歳出が歳入を大きく上回っている状態になっているのです。このいわゆる「赤字財政問題」は、特に2008年のリーマンショックを契機に世界中の先進国に共通する問題となりました。世界経済の不況によって数多くの国で債務残高が上昇しています。とはいえ、日本の債務残高の規模は世界でも類を見ないものとなっています。財務省によると、資産を相殺していない総債務残高の対GDP比は、16年間日本が圧倒的な最高値を記録し続けています。日本政府も、拡大し続ける歳出・歳入の差を埋めようと様々な財政政策を試みてきましたが、いずれの政策も問題の根本的な解決には至っておらず、未だに財政状況は良い方向には向いていません。このままでは、この先も債務残高は累積していく一方であり、歳出のうち、ますます多くの部分が国債費に充てられることが懸念されます。その結果、社会保障や公共サービスの充実といった財政本来の役割が果たせなくなっていくことが推測されます。また、国債の償還に伴う負担を将来世代に先送りすることになり兼ねないという点も重大な問題になります。受益と負担のバランスが崩れ、世代間の不公平がさらに拡大していく恐れがあるためです。私は、自分たちにはこの状況を変えていく責任があると強く感じ、4年間の集大成として卒業論文にて、日本の財政の現状と問題点を詳しく分析した上で、財政赤字の拡大を阻止する提言を行おうと考えています。 続きを読む