【材料選定のプロに】【23卒】ニコンの夏インターン体験記（理系/Summer Internship 1Dayコース）No.27186（非公開/非公開）（2022/6/10公開）

メーカーの研究開発職に興味があったが、どんな業界があるのかまだあまり調べていない状況った。そのため、自分がよく製品を使用している会社を調べたところ、自分の専門性に近いコースがあり、面白そうだったので応募した。

書類選考のみのため、エントリーシートの書き方を習得した。ある程度下記進めたところで先輩に添削してもらった。

書類選考のみだが、字数制限が比較的シビアなので、書くべき情報を選択することが大切。

主にデータ分析。グループワーク。

企業からデータと課題が与えられ、チームで取り組んだ。最終日に発表があった。

最適な材料を選定するために行っている実験や分析の内容

製品に最適な材料の選定

前半にやったこと

前半は与えられた課題にチームで取り組んだ。ほとんど計算ソフトでの分析だった。たまにディスカッションをして、社員の方にアドバイスをもらいに行くなどしていた。また、毎日様々な職種の社員との座談会があった。

後半にやったこと

最終日にそのコースを専門としている社員の方々の前での発表があったため、資料作成と発表準備を主に行っていた。発表は15分程度で、聞いてくださった社員全員からフィードバックをいただけた。

係長から若手まで

なし

グループワークで課題に取り組んでいる際に生じた疑問は、すぐに担当の若手社員に相談できる環境であった。基本的に学生の主体性に任されている感じだったが、詰まっていると助言をくださることもあった。

データ分析の分担や図を用いたディスカッションなど、オンライン上ではやりづらいことが多々あった。また、業務時間中にすべての課題を終わらせるのを目標にしており、計画性が重要であった。最終日にかなりベテランの社員の前で発表をすると聞いていたため、できるだけ疑問を解消しておく必要があった。

全員が積極的に議論に参加していた。特に一人はクラウド上にメモ帳を作るなど作業しやすいように工夫してくれた。

具体的にどのようなプロセスで研究開発を進めているのかを知らない状態で参加したので、非常に勉強になった。実験で使用している機器や、普段行っているデータの分析方法なども教えていただき、意外と泥臭い作業が多いなとも思った。また、社員同士の会話を聞けることも多く、会社の雰囲気がよく分かった。

計算ソフトを用いたデータ分析と資料作成が特に忙しかったため、ショートカットなどを習得しておけばよかったと思った。

社員の方々との座談会で、研究が好きで自分からいろいろ試してみるといったスタンスの人が多いと感じた。また。上下関係なく社員同士の仲が良く、部署の垣根を超えたディスカッションが盛んな会社だという印象を受けた。私も研究に夢中になるタイプなので性格があっていると思った。

インターンシップで選考通過の秘訣を聞いたかぎりでは、志望度が高く、学校推薦を利用していれば通過の確率は高くなるとのことだった。また、インターンシップで課題への取り組みを細かくフィードバックしてもらえたため、よかった部分はきちんと評価してもらえると感じた。

もともとメーカーでの研究開発職を志望していた理由として、様々なバックグラウンドを持つ人々とディスカッションすることで新しいものを生み出したいというのが強かった。インターンシップに参加して、研究に夢中で取り組んでいる社員の方々とたくさんお話ができ、自分の希望にマッチしていると感じた。

後日インターン参加者のみの限定座談会に招待された。早期選考や選考スキップなどの優遇はないものの、インターンシップで優秀な成績を収めればそれなりの評価を付けてくれると感じた。

メーカーでの研究開発職を志望していたが、自分の専門性を生かせる分野があまりわかっていなかったことと、自分が想像している業務ができるのかが不安だったため、理系修士卒が多く就職しているインフラなどのほかの業界も視野に入れていた。ただ、モノづくりに携わりたいという強い思いがあったため、結局メーカー以外はほとんど調べなかった。

この会社はメインの事業が二つあるが、正直どちらもこれから伸びていく確信は持てない。そのため、技術系の社員は比較的マイペースに研究を進めているのだと想像していた。ところが実際インターンシップに参加してみると、心の底から楽しんで研究に取り組んでいる社員ばかりで、部署を超えたディスカッションも活発であった。この経験から、風通しのよさを重視するようになった。