
23卒 本選考ES
総合職
-
Q.
学校での研究テーマを教えてください。(ゼミ・研究室・卒業論文・修士論文など)(400文字以内)
-
A.
リン酸イオン吸着に優れたPAN系活性炭の調製および吸着特性評価 閉鎖性水域へのリン酸イオンの過剰流出は、富栄養化による水環境の悪化を引き起こすため、効果的な除去方法の開発が求められています。そこでリン酸イオン吸着に優れた活性炭の開発を試みました。先行研究よりリン酸イオンのような陰イオンは、活性炭表面上に存在する正に帯電した第四級窒素 (N-Q)には引き付けられるのに対し、非共有電子対の影響でわずかに負に帯電したピリジン型窒素 (N-6)およびピロール型窒素 (N-5)とは反発することが明らかになっています。そこで、N-Qになりうる窒素の含有量の高いポリアクリロニトリル系炭素繊維を原料に、塩化亜鉛賦活およびN-5やN-6をN-Qへ転化するための熱処理をすることで活性炭を調製しました。また、調製した活性炭の細孔分布や表面状態などの物性とリン酸イオン吸着との関連性を調べ、吸着性能を評価しました。さらに、吸着したリン酸イオンを塩酸により脱着した後再吸着させることで活性炭の再利用可能性について検討しました。 続きを読む
-
Q.
あなたの、学生時代の最大のチャレンジはなんですか、下の欄の結果とあわせて教えてください。(400文字以内)
-
A.
私の学生時代の最大のチャレンジは、国際ジャーナルへの論文投稿です。私は、研究室配属当初から国際ジャーナルへ論文を投稿し、掲載されることを目標に日々研究活動に尽力してきました。自身の研究成果を英語で論文として執筆するという初めての挑戦に日々苦戦しましたが、何度も推敲して書き上げた草稿に対し、指導教員から度重なるご指導を頂きながらさらに何度も修正を重ねることで書き上げることができ、投稿するに至りました。しかし、査読者からの評価は厳しいもので、実験データが十分量無いことや考察の不足を指摘され、このままの内容では掲載に値しないとの言葉も頂きました。そこで諦めることなく、追加実験を実施しデータを充実させるとともに、本文の大幅な修正を行い論文の質を上げて再提出しました。その結果、査読者からの評価を得ることができ、研究室配属当初からの目標であった海外ジャーナルへの論文掲載を実現することができました。 続きを読む
-
Q.
チャレンジの結果(100文字以内)
-
A.
研究室配属当初からの目標を達成することができました。高い目標を設定し、その目標の達成のために主体的に物事に取り組むことや初めての挑戦にも果敢にチャレンジする姿勢が身についたと感じています。 続きを読む
-
Q.
上記(水ingで活躍したい職種を選んでください。)を踏まえ、あなたは水ingでどのような仕事で何を成し遂げたいですか。理由も教えてください。(400~600文字)
-
A.
職種:研究開発 私は、貴社の研究開発部門に所属し、排水処理事業において社会のニーズにマッチした水処理装置の開発に携わりたいと考えています。その理由は、環境保護を通して、社会に広く貢献したいと考えているからです。私の地元の○○県は、かつて有機水銀の河川流出によって○○水俣病が発生してしまった影響で、小中学校の授業でよく水質汚染や公害がテーマとして取り扱われていました。その授業の中で実際に被害にあった方のお話を聞いた時に、同じような被害を繰り返してはいけないと感じて大学では水質浄化をテーマとする研究室に所属し、将来は排水処理に携わって社会貢献したいと考えるようになりました。そんな時に、貴社の「下水道処理プロセスから排出される消化液から直接リンを回収する」という技術開発の成果を知り、興味を持つとともに私もそのようなニーズの高い大きなプロジェクトを成功に導けるようになりたいと考えるようになりました。入社後は、長年に渡り総合水事業会社としての地位を確立してきた貴社で、高い社会的ニーズを満たす排水処理設備の開発に尽力したいと考えています。さらに、長期的な目標としては、水処理に関する幅広い知識や経験を身に付け、排水処理に関する事業におけるプロジェクトのリーダーとして活躍し、研究成果や開発製品が実用化され、新たな技術として社会に広く普及されるような成果を上げたいと考えています。 続きを読む
-
Q.
下記二つのテーマからいずれかを選び、入力してください。・水ingで活かせる私の強みについて記入してください。(具体例を入れて記載してください・水ingに伝えたいことを記入してください。どんな内容でも結構です。自身のこと、水ingへの想い、夢、等内容は自由ですが、自分らしさが伝わるように記入してください。(600文字以内)
-
A.
選択テーマ:水ingで活かせる私の強み 私の長所は、自己研鑽を怠らず成功に繋げる行動を起こすことができるところです。修士1年の1年間、学部3年生向けの化学実験のティーチングアシスタントを行いました。前年がコロナ禍で対面での実験が中止になったこともあり、先輩からの引継ぎをしっかりと行うことができないまま初回の実験に臨むこととなりました。はじめは指示がうまく伝わっておらず、実験が失敗してしまうことがありました。その失敗の原因を実験開始時にまとめて説明や指示を出したことで学生の理解が追い付かなかったからだと分析し、再発防止のために実験手順をフローチャートにまとめ、指示の内容や指示を出すタイミングをその表に書き込むことでマニュアル化しました。それに加え、実験中は常に学生を観察しながら状況に合わせて適切な指示を出すように心掛けました。その結果、実験をスムーズに進行できるようになり、実験が失敗してしまうということも無くなりました。今後もこの力を活かし、常に失敗の原因を模索し、成功に繋げるための行動を起こして問題を解決していきます。また、この力は一つの成功に向けて失敗を重ねながら地道に改善、改良のための方針を考え、実行に移していくという点で研究開発職での業務に繋がる重要な素養であると考えます。社会人になってからもこの力を活かし、さらにこの力を伸ばし、様々な困難に柔軟に対処できる人材として活躍していくことを誓います。 続きを読む