20卒 インターンES
MR職
20卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
研究テーマの概要(500文字以内)
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A.
「マウス胎盤におけるMfsd2aの局在解明およびMfsd2aの基質薬物の探索」というテーマで研究をやっています。Mfsd2aは、血液脳関門や血液網膜関門に発現し、血液中のDHAやオレイン酸などの必須脂肪酸を脳や網膜実質に輸送することで、脳や網膜の成長や機能維持に関わっています。近年、ヒト胎盤において、Mfsd2aが血液胎盤関門の実体である合胞体栄養膜細胞層の形成・機能維持に関与していることが報告されました。また、Mfsd2a欠損マウス胎児やMFSD2A変異ヒト胎児は表現型として小頭症を示し、マウスでは生後5日以内に生存率が約75%減少することが知られています。さらに、DHAなどの必須脂肪酸は生体内で新規合成されないため、胎児におけるDHAは胎盤を介した母体からの供給が必要になります。そこで、血液胎盤関門においてMfsd2aが母体から胎児へDHAを輸送している可能性があると仮説を立てました。 本研究では、マウス胎盤におけるMfsd2aの局在解明およびMfsd2aの輸送能の評価を目的とし、研究を行っています。 続きを読む
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Q.
ファイザーのインターンシップを通じて最も学びたいこと(500文字以内)
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A.
私は就職活動において、軸としているポイントが3つあります。1つ目は、自身の強みであるコミュニケーション能力を最大限に発揮できるということ。 2つ目は、薬学部で培った知識や経験を活かせること。3つ目は、社会に貢献できるということです。製薬企業のMR職は、会社の中での連携だけでなく、医療機関を訪問し、医師に専門性の高い情報を提供し、信頼関係を築くといった会社の外とのコミュニケーションも必要だと考えており、私が就職活動において軸としている3つのポイントに合致していると考えています。しかし、医師と信頼関係を築く上で、どのようなアプローチをしているのか、専門性の高い情報を提供するためにどれほど自身の知見を高めているのか、医師に対してどのように情報提供しているのかといった、MR職の具体的な業務内容を理解、イメージできておりません。貴社は2017年度の売上高で世界2位であり、開発パイプラインは20種以上有しており、製薬業界でトップレベルであると考えています。貴社のインターンシップを通して、MR職の業務内容の理解を深め、トップレベルであり続ける貴社の魅力を肌で感じたいと考えています。 続きを読む
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Q.
現時点で将来やってみたい仕事や目標があれば教えてください(200文字以内)
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A.
私は将来、「誰にも負けない高度な専門知識を持ったMR」になることが目標です。臨床の現場で、実際に医薬品を使用している医師も、薬の専門的知識は非常に豊富です。そういった医師が、何かわからないとき、あるいはこういう薬はないのかと要求してきたときに、迅速に対応、情報提供したいと考えています。最終的に、「何かあったら○○に聞け」「○○が提供する情報なら安心だ」と言ってもらえるようなMRになりたいです。 続きを読む
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Q.
現在、最も力を入れて取り組んでいる活動と、それによって学んだことや気づきがあれば教えてください。(きっかけ、大変だった点、どうやって乗り越えたか、成功/失敗の原因は何だったか、など)(500文字以内)
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A.
私が最も力を入れて取り組んでいる活動は、大学4年から配属された研究室での研究活動です。これまでの研究生活の中で、最も苦労したことは学士の卒業研究です。なぜなら、理想的な結果がなかなか得られなかったからです。しかし、理想的な結果が得られない時は、私は落ち込むのではなく、そういったことは多々起こり得ることだと考えることを意識し、得られた結果からどのような可能性があるのかを考え、自分の中で整理するようにしました。そして、次にどのような実験をしていけばより目標に近づけるのかを考え、得られた結果とその考察も含めて、担当教員とディスカッションを重ねました。また、つらいことがあっても研究室の仲間や教員に相談することで、研究に対するモチベーションを保っていました。その結果、卒業研究論文として発表できるほどのデータが集まりました。この卒業研究論文作成に向けた研究生活を通して、私はうまくいかなくても決してあきらめずに努力していれば、目標を達成できる、あるいは目標達成に近づけるということを実感しました。この経験を糧に、現在も修士論文作成に向けて、日々努力しています。 続きを読む