16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
あなたが学生時代に最も力を注いだことは何ですか?またその経験の中で、一番苦労したことと、それをどう乗り越えたかについて教えてください。(1000文字以内)
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A.
合宿を通したサークルの人間関係の改善に尽力しました。私は80人規模の企画サークルに所属し、合宿係長として年4回の合宿の統括を行いました。サークルでは皆の性格の多様性から意見の衝突が多いことに幹部は悩んでおり、私は合宿を通じて周囲を引き込むことを決めました。そして①参加率の向上②企画内容の刷新という2つの取り組みを始めました。全員で同じ思い出を共有し、一体感を生み出したいと考えたからです。 まず参加率の向上を目指し、一人一人と話す機会を設けました。徐々に不満が聞き出せるようになり、予算に問題があることが分かりました。そこで会計係や旅行代理店とは何度も話し合いを行い、合宿の企画に使うものはほぼ手作りにすることで、合宿費を従来の2/3に抑えることが出来ました。特にここでは立場の異なる相手との交渉が必要であった為苦労しました。旅行代理店には初めは「無理だよ」と言われていましたが、諦めず担当者の方が企画したツアーのビラ配りを手伝い、合宿に対する思いを伝え続けることで、バスや宿の値段を特別に下げてもらえるような関係性を作り上げました。信頼関係を築いたことで、旅行代理店の心を動かすことが出来たのだと感じています。そして予算を抑えることが出来ただけでなく、一人一人と話したことで合宿係を信頼してくれる人々が増え、結果として「いつも親身に話を聞いて行動してくれる人が運営するならば」と合宿にほぼ全員が参加表明してくれました。ここでも、信頼関係の大切さに気付きました。 次に企画内容の刷新を目指しました。今までの企画はその場で楽しめることだけを考えていました。そこで一体感を生み出し皆により仲良くなってもらうという目的を重視した企画を練りました。私はアンケートを実施し、サークル員の特徴や性格に関するランキングクイズを行うという企画を提案しました。例えば「お洒落な人」「笑顔が似合う人」などの質問から連想する人物を考えてもらいます。この企画により皆の意外な一面や、自分の見え方を知るきっかけとなり、今まで関わってこなかった人との対話が増える効果がありました。 合宿後「ありがとう」「楽しかった」と多くの人が声をかけてくれ、普段の活動への参加者も増やすことが出来ました。これらの経験から、人を楽しませることのやりがいを感じると共に、厳しい条件下でも、工夫を凝らし努力することで状況は打開できることを学びました。 続きを読む