【海運業界の挑戦】【22卒】日本郵船の冬インターン体験記（文系/陸上総合職）No.16524（東京外国語大学/女性）（2021/7/21公開）

この時期はグローバルな働き方という点から、商社や海外展開しているメーカーに注目していました。それらの業界を受けている人は海運業界を併願する傾向にあると聞き、業界研究のために、インターンシップに応募しました。

エントリーシートでは、応募動機をわかりやすく伝えられるように、一度書いてから日数を開けて見直しするようにしました。

面接選考がなくエントリーシートのみで参加できたため、何を学びたいのかをしっかりと書くことが大切だと思います。

配船業務を行い、利益を最大化せよ。

企業説明、配船業務体験グループワーク、質疑応答

配船業務について

配船業務を行い、利益を最大化せよ。

1日目にやったこと

最初に企業説明と、実際の業務及び今回のワークで使う専門用語についての解説がありました。その後。配船業務体験グループワークがゲーム形式で行われました。最後にワークの結果発表と質疑応答の時間がありました。

なし

ワーク中は、社員の方はあまり見ている様子はありませんでした。ワークの後に、質疑応答の時間があり、仕事で印象的なエピソードや、やりがいなど、ざっくばらんに質問に答えていただきました。

配船業務を体験するゲームだったため、様々な情報を加味しながらグループで決断を繰り返していくことが求められました。班で一つの意見にまとめていくことに苦労しました。頭の回転の速い学生が多く、ディスカッションについていくのが大変だと感じる場面もありました。

チームで話し合いながらゲーム形式のワークを進めていきました。

ゲームを通じて、楽しみながら仕事を理解することができた点が良かったです。船の種類や仕事で必要な用語なども丁寧に解説頂くことができ、大変勉強になりました。やりがいのある仕事であると実感するのみならず、少しでも判断を誤ると大きな損失を出してしまうという責任の大きさや、広い視野を持って予測する難しさを体感できました。

インターンシップの際に、ワークで必要となる専門用語については教えていただけますが、配船業務に関する基礎知識を持ち合わせていれば、よりチームに貢献できたと思いました。

志望度は大きく上がりましたが、働いている自分は想像できませんでした。ワークでは、自分の決断一つで利益が大幅に左右される場面が多くあり、実際の仕事で責任ある決断をしている自分の姿は想像できませんでした。今回体験した配船業務は、事務系社員の仕事の一部分で、他の業務の内容はまだあまりイメージがわいていません。

同じチームの他の学生の中には、この時期から海運会社の企業研究をかなり進めている人もおり、日本郵船以外のインターンシップにも応募する予定だという話をしていました。私は、海運業界と接点を持ったのが今回が初めてだったため、他の学生との志望度の競争という点では及ばないと感じてしまいました。

インターンシップを通して、エネルギー資源や、穀物、自動車など、生活に必要な様々なものを運び、日本や世界の経済を陰から支えているのが海運会社であると気づきました。仕事のスケールの大きさとグローバルな働き方、社会貢献性の高さに強く惹かれ、志望度が上がりました。

グループワーク中には、人事の方から評価されている印象はなかったです。また、このイベントへの参加が早期選考や限定イベントに繋がることもありませんでした。業界・企業理解に重きが置かれていたのだと思います。

この時期はグローバルな働き方という点から、商社や海外展開しているメーカーに注目していました。それらの業界を受けている人は海運業界を併願する傾向にあると聞き、日本郵船のインターンシップに参加しました。参加後は、海運業界に強い興味を抱くようになったため、他の海運会社も含め、業界・企業研究をするようになりました。

参加前は、日本郵船という会社名から、日本と海外を結ぶ海運会社であるという印象を持っていました。ワークを通して欧州と北米を結ぶ航路もあり、必ずしも日本発着ではないことや、世界各国の動きに大きく影響されることを学び、参加後には世界中をつなぎ人々の生活を支える会社であるというイメージに変わりました。海運業界への関心が非常に高まったインターンシップでした。