【未知の銀行業界、挑戦の舞台】【22卒】三菱ＵＦＪ信託銀行の夏インターン体験記（文系/1day業務体感プログラム センタシンタク）No.16651（東京外国語大学/女性）（2021/7/21公開）

夏のインターンシップでは、業界を絞ることよりも、知らない業界について知るということを重視していました。信託銀行のビジネスがどのようなものなのか、全くイメージが付いていなかったので、インターンに参加して学びたいと思い、応募に至りました。

エントリーシートの文字数が少なかったので、簡潔に書くことができるよう、何度も推敲しながら準備しました。

面接選考はありませんでしたが、成績の提出が求められました。学業において不真面目ではないことが重要なのかもしれません。

企業課題に対する解決案を提案する、受託財産業務体験グループワーク

企業説明、グループワーク、内定者との座談会

コンサルティング業務

企業課題に対する解決案を提案せよ

1日目にやったこと

最初に簡単な企業説明があり、その後にグループワークを行いました。グループごとに発表を行った後、社員からのフィードバックがありました。最後に、内定者との座談会及び模擬面接がありました。

社員

なし

社員の方は、ワークの様子を見ていて、議論が停滞しているときにはアドバイスをくださりました。数字的根拠がなければ経営陣は納得してくれないが、お客様の心に寄り添うウエットさも必要であるというフィードバックが印象的でした。

グループワークでは、内容がやや専門的で資料も多かったことから、全員が沈黙してしまう場面があり、発表に向けて準備を進めていくことに苦労しました。また、ワークでは計算が必要な場面がありました。数学が苦手な自分には、計算式を理解するのが難しく感じました。

4人のチームでグループワークを行いました。おとなしい人が多い印象で、チーム内での役割分担を学ぶ機会になりました。

信託銀行の業務についてのイメージを膨らませることができたので参加して良かったです。また、内定者との模擬面接と座談会の時間もあり、内定者の方が、「学生時代に頑張ったこと」をどのように面接でアピールすれば効果的かアドバイスしてくださったので、大変勉強になりました。

インターンシップ前に、事前予習動画を見るように指示されるため、それを見て信託銀行の業務を大まかに理解しておくことが大切だと感じました。

金融機関というと、数字を追い求めるドライな印象がありましたが、顧客の心に寄り添う姿勢も重要だということをワークを通して学びました。私は、物事をじっくりと考えるタイプであるため、この会社で、様々な情報をよく吟味しながらお客様の心に寄り添う提案をする仕事をしている姿が想像出来ました。

自分が大学時代に注力していた活動の経験と、この会社で求められている「相手に寄り添い問題解決をする力」や、「専門知識を学び続ける姿勢」という点に重なる部分があるからです。面接で、大学時代の経験をうまく話すことができれば、内定を頂くこともできるかもしれないと思いました。

信託銀行の業務が、ただ利益や数字を追い求めて提案するものではなく、顧客が抱える課題を多角的に考えて寄り添いながら提案するものだと気づき、志望度が上がりました。また、今回体験した業務以外にも様々な業務があり、入社後にどんなスペシャリストになるのかを自分で決めていくという点にも強く惹かれました。

インターンシップの参加が直接本選考での優遇につながるというわけではなさそうでした。ただし、信託銀行の業務を理解することが、志望動機の作成にもつながるため、間接的には有利になるかと思います。

夏のインターンシップでは志望企業や志望業界を絞らないようにしていました。経済学部ではないことから金融業界は正直、あまり興味がなかったのですが、業界を広げるという目的で信託銀行のインターンシップに参加しました。参加後は、信託銀行の業務は自分の強みや性格とマッチしているように感じたため、他の信託銀行の説明会にも参加するようになりました。

社員の方や内定者の方とお話して、誠実な方が多いという印象はより強まりました。また、業務体験ワークを通じて、専門知識を学び続けることが必要だと知り、金融業界で真面目な人が求められる理由が分かりました。就職活動において、業界や会社をイメージだけで判断して選択肢から外すことがいかにもったいないことなのか改めて実感しました。