21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
1. 学生時代に力を入れたこと (400 words)
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A.
私が学生時代に力を入れたことは勉学です.入学時の成績は最下位に近く,非常に悔しい思いから,「学科で上位の成績を修め,院試筆頭試験免除になる」ことを目標とし達成しました.大学で学ぶ専門科目は,難解な授業が多く、ついていくのに苦労しました.遊びに力を入れる友人を見ると羨ましく,勉強を投げ出したいこともありましたが,最初に味わった悔しさを思い出し,1日に少なくとも4時間の勉強時間を設け,それを3年間継続しました.その中で苦手や難易度を考え,優先順位を設けることを意識しながら勉強しました.一方,1人で勉強することに限界を感じた時は,授業を理解している友人に質問し議論を重ねながら修得に努めました.この経験から,周りの空気に流されず,目標に向かって自発的に行動し,地道な努力を積み重ねることで最後まで諦めない粘り強さだけでなく,分からないことがある時は人から学び,課題を解決する力を身に着けました. 続きを読む
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Q.
2. 当社で成し遂げたいこと (400 words)
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A.
私が貴社で成し遂げたいことは,地球環境問題解決に貢献できる「素材」の開発です.こう思う理由は,世界平均気温上昇を2℃未満に抑えられなければ,壊滅的な自然災害の頻度が増加することや気候変動等で衛生的な水を継続的に手にできない状況になることを大学院で学んだからです.そのために私は,貴社が最も注力するグリーンイノベーション事業に加わり,炭素繊維,水処理膜の開発に携わりたいと思います.その結果,乗り物のさらなる軽量化などによるCO2排出削減を実現することで地球温暖化の収束や人口増加に伴う水不足を解決したいです.この研究開発を完遂するには,継続し続けることが不可欠だということを自身の研究生活で痛感しています.その粘り強さを大学生活で磨き続けた私は,持続可能な低炭素・循環型社会への転換に本気で取り組める環境が整っている貴社で研究・技術開発に取り組み,革新的な「素材」の開発で世の中を変えられると思います. 続きを読む
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Q.
3. 研究テーマの概要 (300 words)
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A.
私は小分子と錯体間に働く力を研究しています.この研究はホスト-ゲストの考えに基づき,ホストは分子間相互作用で精密にゲストを認識できます.この分子認識能を解明すると核酸等の生体分子のセンサー開発に寄与できます.当研究室で扱う有機分子が小分子を内包することが以前の研究から分かっており,ホストとして注目していました.一方,有機分子と金属を混合すると錯体を形成します.この錯体は有機分子と比べるとより多くの相互作用できる部位があるため,ホストとして優れた性質を持つことが考えられました.そこで,本研究は正に帯電したゲストの第4級アンモニウム塩と錯体間に働く力をキャピラリー電気泳動(CE)で測定しています. 続きを読む
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Q.
4. 上記テーマで,あなたなりのオリジナリティを発揮した点,画期的な点など特に主張したい点をあげてください.(各40 words)
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A.
(1) 研究報告例の多い「有機分子」ではなく「錯体」の分子認識能を調査している点.(37 words) (2) 実験装置として用いられることの多い核磁気共鳴法ではなくCEで測定を行っている点.(39 words) (3) 特徴的なサンドイッチ型の構造を持つ錯体を実験の対象としている点.(32 words) 続きを読む
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Q.
5. 専攻区分で選択した専攻のさらに詳細な専門分野(得意とする分野)を最大3つまでご記入ください.
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A.
分析化学,金属錯体,電気化学 続きを読む