20卒 インターンES
総合職
20卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
トーマツのインターンシップに興味を持った理由(600字)
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A.
私が御社のインターンシップに興味を持った理由は、監査法人としてのアドバイザリー業務を知りたいと思ったからである。特にリスクアドバイザリーという部分に興味がある。私は研究を通して、自分で考えた定性的な仮説が定量的な結果として示された時にやりがいを感じ、アドバイザリー業務に興味を持った。しかし、仮説を立てる際に最も気を付けなければいけないのがリスクである。ミクロな視点で考えれば上手くいくことも、マクロな視点で見れば様々なリスクが潜んでいる。これらを考慮して最適解を見つけた時に大きな達成感を得た。この経験から、特にリスクアドバイザリーに興味を持った。同時に、リスクアドバイザリーが何故、監査法人に属しているのか、また監査法人がコンサルティングファームに比べどのような価値を生み出すことが出来るのかという疑問も生まれた。この疑問を解決するためには、実際のビジネスに近いケースを私自身が取り組むことが、最適な方法であると考えた。特に、海外進出に対するビジネスリスクに取り組みたい。何故なら、私は新興国ビジネスに興味があり、新興国ではヒト、モノ、カネという点で日本に比べ不十分なため、多くのビジネスリスクが潜んでいると考えられるからだ。そして、これらの問題を取り組むには、御社のようなグローバルでの強さが必要となるため、様々な知見を学びたいと思った。以上の理由から、御社のインターンシップに興味を持った。 続きを読む
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Q.
ゼミ、研究室で取り組んだ内容について (600字)
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A.
私は、生物活性を示す化学物質の安定的な供給をコンセプトとして、天然物の合成を行っている。研究概要は、天然に存在する動物や植物に含まれる、抗癌活性など生物活性を示す化学物質を、人工的に作ることを目指している。そして、私は世界で誰も達成していない、ホヤに生息する海洋バクテリアに含まれる「フォラゾリンA」の初の合成を目指し研究を行っている。これを達成することで、天然には微量しか存在しない化学物質を安定的に供給できるため、医薬品の製品化が可能となる。研究の方針は、市販で手に入る簡単な構造の化学物質から、天然に存在する複雑な構造をしたものに変換していく。研究において最も大変なことは、実験計画を立てることだ。初の合成を目指しているため、過去の知見がなく、一から全て自分で考えなければいけない。具体的には、目的とする化学物質を得るため、合理的かつ効率的な経路を逆算的に考え、最終的に市販で手に入る簡単な構造に変換する作業である。そこで難しい点は、考える段階で副反応と呼ばれるリスクがあり、望みの部分以外が反応すると、収率の低下や反応の失敗の原因となる。これを回避する方法を考え、実験を成功させることが腕の見せ所であり、最も達成感を得られる瞬間である。一般的に全ての合成を達成するまでに平均して5年以上はかかるものを、私は1年半で全体の8割ほど完成させ、来年には世界で初の合成を目指して研究に取り組んでいる。 続きを読む
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Q.
学生時代打ち込んだこと、エピソード含めて (600字)
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A.
私が学生時代打ち込んだことは、所属していた準体育会サッカー部において、チーム全員が共通の目標に取り組めるようにし、全国でベスト4を収めたことだ。私たちのチームで目標に対する意識の差が問題となった。チームは全国優勝することが目的であったが、一部の人はサッカーをすることが目的化し、それに伴いモチベーションの低下が見られた。チームの目標に気持ちが向かない原因は、モチベーションの低い人がチームの一員であるという認識がなく、この認識はチームに貢献することによって与えられるものだと考えた。また、モチベーションの低い人はサブチームの人がメインであったため、私はサッカーのスキル以外の部分で長所を見つけ、この長所が活かせる仕事を任せた。これを取り組む中で難しかった点は、私が長所から選択した仕事と本人の意思の相違である。客観的に見た長所を基に仕事を選択した場合、本人の意思とは異なる場合がある。これは逆にモチベーションの低下につながりかねない。この時に、信頼関係を築くことを意識した。信頼関係のある人から長所を認められることは、素直に嬉しく、辛い仕事でもやる気が出る経験を過去に私自身がしたことがあるからだ。結果的に、チーム全員が同じ目標に向かうことが出来た。そしてサブチームの人の主体的に練習や応援に取り組む姿勢によってトップチームはさらに責任感が増し、全国でベスト4を収めることができた。 続きを読む
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Q.
自己PR(600字)
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A.
私の長所は「マクロな視点で物事を考えることができる」と「知的好奇心が旺盛」である。一つ目の「マクロな視点で物事を考えることができる」は研究を通して得た。当初1か月で達成する計画だった反応に1か月が過ぎても進展がなかった。結果的には別の計画に変更し解決できたが、当時の私にその発想はなかった。何故なら、今まで努力と結果は比例したため、検討を続けることで解決できると思ったからだ。しかし、先輩や教授のアドバイスを基に、別の計画に変更することが最適な方法と判断し問題を解決出来た。ここから努力の時間が全てではなく、何が自分にとって最適か常にマクロな視点で考えることが重要と学んだ。また「知的好奇心が旺盛」については、興味のあることを自分自身で体験することである。私は新興国に興味を持ち、今までにフィリピンやマレーシアに行った。それは学んだことを自分で実感したかったからだ。実際に行くと、先進国である日本との差が分かり、新興国が先進国まで発展する可能性に魅力を感じ、将来は新興国ビジネスに携わりたい気持ちも生まれた。リスクは目の前に大きなメリットがある時ほど、その裏に潜んでおり、マクロな視点は必要不可欠である。また、専門性が求められるリスクアドバイザリーにおいて知的好奇心は必須であり、常に最新の情報を得ようとする姿勢が重要である。これらの理由から、私の強みをリスクアドバイザリーに活かせると考えた。 続きを読む