【食品業界の未来を担う】【22卒】マルハニチロの冬インターン体験記（理系/総合職）No.14945（早稲田大学大学院/男性）（2021/5/24公開）

知見を広げたいと思い、金融・電力・ガス・石油元売り・鉄道・化学・製薬・専門商社・食品・飲料など様々な業界のインターンを受けていた。中でもマルハニチロは同じ会社内で商社とメーカーの機能を併せ持つことに魅力を感じた。

マルハニチロというとお弁当のおかずという印象しかなかったため、事前にHPなどで情報収集を行った。特に、商社とメーカーの両機能を有していることは就活の中で初めて知ったため、入社後にどんなことができるかある程度考えてインターンを受けようと思った。

選考はESのみだった。水産業界ではNo.1ということだが、現状に満足せずに「主体性を持って挑戦する姿勢」が見られていたと感じる。また、チームで動けるかどうかも重視されていたと思う。実際、インターンでも人当たりの良さそうな人が多いという印象を受けた。

商社機能（買い付け）とメーカー機能（商品開発）を知るグループワーク

会社説明、ワークの説明～ワーク～発表、座談会

3C分析などフレームワーク

魚買い付けゲーム、新商品開発ゲーム

1日目にやったこと

・業界、会社説明
業界での立ち位置やマルハニチロの強み、商品紹介など。事前に会社説明動画を視聴しておくように言われており、確認のためのクイズもあった。自分たちの想像以上に、身の回りにマルハニチロの製品が使われていると学んだ。

・水産商社について
業界と仕事紹介。簡単な体験ゲームもある。マルハニチロ水産商事ユニットの社員に扮して、バイヤーの期待に沿えるよう、寿司ネタ用水産物の買付を行う。

・食品メーカーについて
食品メーカーの働き方やと具体的な仕事内容など。商品企画のグループワークおよび発表もある。具体的には、水産商社のワークで買い付けた水産物を使った商品企画を行う。

人事部

なし

商品開発ワークでは、チームごとに限られた食材の中で具体的な案を出す必要がある。そのような中、実際の商品のマーケティング方法や販売戦略まで教えて頂けた。また、実際商品化する上での視点を教えていただいた。

商品開発ワーク。というのも、魚買い付けワークでチームごとに買い付けに成功した水産物を使って商品企画やターゲット層の絞り込み、プロモーション戦略を考えなければならなかったから。かなり限られた時間で商品を考える必要があり、満足いくアウトプットは出せなかった。

チーム全員で意見を出し合っており、目立たない学生はいなかった。

まず、商社とメーカーの両機能を持つマルハニチロの強み。自社内で調達～加工、商品化～販売までのバリューチェーンをカバーできるのは他の会社では中々ないと思う。また、社風に関してもよく分かった。かなり和やかであり、若手のうちからかなり挑戦を後押ししてもらえる社風であると理解した。

フレームワークについて。○○分析の類はあまり意識してやったことがなく、他の企業のインターンシップで慣れておけばよかった。

今回のワーク、特に商品開発ワークはどれだけインパクトを与えられるかに主眼が置かれており、実現可能性やコストなど含めた実践的な視点はそれほど重視されていなかった。そのため、実際に働くうえで何が求められるのかがいまいちよくわからず、想像できなかった。

面接もない1dayインターンシップであり、大きな優遇はなかったから。また、インターンのワークでな優勝できたが特にアプローチもなかったため。強いて言えば、本選考ESの募集が早く始まるくらいで、〆切自体は非インターン組と何も変わらなかったから。

商社部門とメーカー部門は一括で総合職として採用しており、実際にどちらに配属になるのかは入社してみないと分からないから。また、BtoB中心に受けていた自分にとって、かなりBtoCよりのマルハニチロの事業（特に営業など）はあまり魅力に感じなかったから。

まず、ES〆切がインターン組と非インターン組で変わらなかったから。また、後日セミナーや懇親会などはなく、優遇されているという実感がなかったから。企業理解はもちろん進む。

化学、製薬メーカー。具体的には、第一三共、アステラス製薬、中外製薬、ファイザー、アストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソン、三菱ケミカル、三井化学、住友化学、富士フイルム、東レといった業界最大手の企業を強く志望していた。なぜなら自分のバックグラウンドとマッチするため、就活しやすいと思っていたからだ。

食品メーカーや専門商社にも興味がわいた。なんとなく研究職に進むよりも、自分が面白いと思った企業で仕事をしたいと考えたからだ。特に食品メーカーはスーパーやコンビニで目にする機会が多いため、仕事の影響力を感じやすいと思った。また、総合商社と違い専門商社ならば配属リスクなども少ない中で、製品に対し研究以外の視点で関われることに魅力を感じた。